31日(火)晴れ・・・枝豆

平成二十三年
妙法　清澄院日大信士位
六月二日
俗名　田中大偉
享年十六歳


大偉、みるちゃん！。

今日も暑いね。


N-nhaがね、学校で育てた枝豆を収穫してきたよ。

ちょっと痩せた枝豆だけど、中々の物もあったよね。


家はみんな枝豆が大好きだから・・・よかったね。

大偉と飲みながら色んな話がしたいよ。

30日(月)晴れ・・・オリンピック

平成二十三年
妙法　清澄院日大信士位
六月二日
俗名　田中大偉
享年十六歳


2012年　ロンドンオリンピックが開幕した・・・。

何回か出場している選手もいれば、初めてのオリンピックに出る選手もいる。


雰囲気慣れは、違うにしろ全員が一発勝負だ。

調子が良くても悪くても、決められた日、決められた時間に試合が行われる。

試合では、ベテランも新人もない。

全員が同じスタートラインに立ち、最高の舞台を目指す。


大偉の最高の舞台は・・・？

29日(日)晴れ・・・償い

平成二十三年
妙法　清澄院日大信士位
六月二日
俗名　田中大偉
享年十六歳


さだ　まさし　の「償い」を聞いた。

夕方の歌番組で、さだ　まさしと違うバンドのコラボで曲が流れてた。

本当はその曲を探していたんだけど・・・


なぜだか・・・「償い」を聞いた。

色々と考えさせられる曲。


この曲を引用した裁判官。

実際の判決で被告人に問いかけた内容のYouTubeもあった。


今まで・・・・

昨日まで・・・

ついさっきまで・・・

聞こえていた。

聞きなれていた、声が聞こえないって本当に辛いし、

ものすごく寂しい。


一年を経った今でも、相手に対する猛烈な怒りはない。

ただ真相が知りたいだけ。

後は、事務的に進むだけなんだけど・・・

やはり、裁判となると違うんだろうな？

とうてい、平常心などではいられないと思う。


確定記録から、相手がどんな顔をしているかも知っている。

今回の自賠責請求の件も・・・


償ってもらおうとは思っていないが、最後までしっかりと対応しようと思う。

28日(土)晴れ・・・即身仏

平成二十三年
妙法　清澄院日大信士位
六月二日
俗名　田中大偉
享年十六歳


即身仏・・・はじめて聞いた言葉だった。


生きたまま、ミイラ化。

仏に近づく。

エジプトのミイラとは違うのだ。

エジプトのミイラは死後に腐敗の原因となる内臓などを処理してミイラ化するのだけど、即身仏は生きたままミイラ化する。

全国で18体くらいあるみたいだけど、そ即身仏を紹介していた。


1680年ごろの田舎町の青年。

家計を支え、村でも人望が厚く、子供達にも大人気だった。

ところが・・・青年宅へ遊びに来ていた子供達。

一人の子供が木材にあたり、倒れた木材の下敷きになり亡くなった。

不慮の事故とはいえ・・・

その青年はお寺を訪れ、出家の道を選んだ。




来る日も来る日も修行の毎日。

千日修行・・・寝ている以外は野山を駆け回り、また町ででれば人々を助ける。

これを何十年間も繰り返すのだ。


即身仏となるためには、このほかお水とお塩だけで生命をつなげ、千日修行・・・体脂肪を徹底的に下げる。

さらに、殺菌効果のある、漆塗に使う漆を少しづつ飲み続ける。


ここからが、「入底」

地中の中に木箱を入れ、その中に入る。

竹筒を木箱を地上を繋ぎ、空気穴と排泄物を流す穴。

そして、外と中の連絡のための鈴。

毎日、お弟子さんが名前を呼び、鈴を確認する。

確認ができなくなると竹筒を除き、土で固め、三年三か月後に取り出すのだ。



お弟子さんが先に亡くなったりして、掘り出されないケースや掘り出す怖さもあり、まだまだどれくらいあるかもわからないみたい。

入定してからも、怖くなり出るケースもあったらしい。


まったく、現在では想像もつかない。


現代では、即身仏が禁止されている。


即身仏になるような修行はできないが、人生毎日が修行である。


毎日が楽しいわけではないが、毎日課せられる出来事を乗り越えていく。


これも修行だと思う。


大偉は、日蓮さんのもとでどんな修行を行っているのだろう・・・

27(金)晴れ・・・家族かします

平成二十三年
妙法　清澄院日大信士位
六月二日
俗名　田中大偉
享年十六歳


変な題のTVドラマ・・・

CMを見た時は、なんだこれ？

でも、なんか観てみたい気持ちもあり結局観てしまった。


癌で亡くなっていく一人の男性。

これから先をビデオに残すため、娘と奥さんを「借りた」

借りた・・・

娘と奥さんとは別居？

息子は、すでに結婚しているが父親の事をよく思っておらず・・・しばらく会っていない。


レンタルの娘と、奥さん役はその男性の家族役を演じビデオを残し、最後を迎えた。


その男性は、本当の家族以上に最後を迎えたが・・・

心に中では、息子に会いたくて、会いたくて・・・可愛くて。

今までの思いをビデオに残し、息子に伝えた。




みるちゃんと大偉は、私に何を伝えたかったのだろうか？

何を残したかったのだろうか？

26(木)晴れ・・・なでしこ

平成二十三年
妙法　清澄院日大信士位
六月二日
俗名　田中大偉
享年十六歳


深夜のなでしこジャパン　×　カナダ戦

結局・・・私は眠さに負け後半は見ることができなかったが、2対1での勝利。

体格差では劣るが、運動量、技術では日本が上回った。


一度として、同じ動き、同じ試合のない。

一生懸命にボールを追いかけ全員で攻め、全員で守る。

あの汗に嘘はない。

私も中学・高校と野球ばっかりしていた。


大偉も三年間バレーボールで汗を流していた。

ボールを拾い、アタッカーに繋げる・・・

決して派手ではなかったが、声を出しサポートしていた。


決して、スポーツだけではない。


仕事でも、掃除でも・・・なんでも同じ。


流した汗は、絶対に嘘はつかない。

頑張った汗は、絶対に嘘はつかない。



油にまみれ、泥だらけになって・・・爪に入ってなかなか落ちない油は

その分成長した証。

その分、たくさん機械を触った証。


何でも一生懸命に頑張って、その先で待っている夢をつかんでほしい。

25日(水)晴れ・・・今日がんばれば！

平成二十三年
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六月二日
俗名　田中大偉
享年十六歳


暑い！

今日も暑い！

今年の夏も去年のように暑くなるんだなぁ～。


今日頑張れば、明日からお休みだから。


もうひと頑張り。

24(火)晴れ・・・おめでとう！

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俗名　田中大偉
享年十六歳


12:39PM・・・初段受かってました！のメールがH-shiから入った。


本当にに良かった。

野田でも一生懸命がんばり、浦安まで出稽古に出掛け頑張った。

私も初段審査の前、K-noさんと稽古した事を思い出していた。


大偉もきっと喜んでいると思う。


あいつもこれから先、ず～っとH-shiと進んで行くんだったんだな・・・・


その分、俺が頑張るか！


今年の冬は二段を取りにいくぞ！

23日(月)曇り・・・Macで

平成二十三年
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俗名　田中大偉
享年十六歳


月曜日早々から、仕事が相次いで入り何となくやばくなってきた。

案の定、遅くなってしまうので、近くのMacに行き、ハンバーガーとアイスコーヒーを頼み休憩がてら、食べていた。


夕方には、突然大偉の姿を思い出したり・・・・という事が良くある。

N-nhaの姿だったりもある。


食べながら、旅立つってどういう事なのかな？

どういう感じで、見ているのかな？

なんて、普通では思いもしない事を考えていた。


みるちゃんと大偉は、どう見えているの？


結局、その日は会社の目の前のホテルに泊まった。

明日は、一度会社に出て2件の外出。

タフな1日になりそうだよ。

22日(日)曇り・・・いよいよだね！

平成二十三年
妙法　清澄院日大信士位
六月二日
俗名　田中大偉
享年十六歳


8:10AM　新浦安駅にいた。



6:15AMに起きて、いつも通りみるちゃんと大偉に挨拶をし出掛けた。


中央武道館に着いたのは、9:00AMちょっと前・・・

今日は、H-shiの昇段審査。

大偉の気持ちを乗せて、私が受けを取る。


受けを取るため、足を引っ張るわけには入かず、徹底的に受けの稽古をした。


H-shiは、今回の審査を受けるかどうか迷っていたが、受けたい気持ちはあった。

なら・・・審査を受けよう！

俺も、冬は弐段を受ける！と言ってしまった。


大偉！

今日のH-shiの審査は良かったでしょ！

お父っも頑張ったよ。


大偉！

次は弐段だぞ。



お昼は、近くのファミレスで食べてH-shiと別れた。


o-kshiさんから、受けが綺麗と褒められた。

以前、I-ueさんからも受けが上手になりましたねと言われた事があった。


素直に嬉しかった。

21日(土)曇り・・・夏審査

平成二十三年
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六月二日
俗名　田中大偉
享年十六歳


大偉！

今日の子供達の審査はどうでしたか？


あなたが、教えた子達もよく頑張ったよね！

今日は、急に成長を感じた審査だったよ。


大偉は、明日H-shiをだからね。


俺たちも頑張っていこう！

20日(金)曇り・・・審査

平成二十三年
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俗名　田中大偉
享年十六歳


明日は、合気道の審査だよ！

子供達も頑張るから、大偉も見ててよね。


今日も遅くなっちゃって、疲れちゃったから先に休むよ・・・


大偉は、日曜日だからね。

19日(木)晴れ・・・とうもろこし

平成二十三年
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俗名　田中大偉
享年十六歳


前の日にN-nhaが、学校からとうもろこしを持って帰ってきた！

なんか、個人で割り当てられている畑があるらしい・・・。


そのとうもろこしが美味しいのなんのって。

種の名前は・・・「あまいんです」だって。


名前は笑っちゃうんだけど、本当に甘いんだよ。


大偉もとうもろこし、好きだもんね。


今度は、枝豆を持ってくるみたい！

楽しみだね。

食品専攻の学校とはいえ面白い。


みるちゃんは、ちょっと消化が悪いから少しで我慢してね！

枝豆もあげるからさ！

18日(水)曇り・・・信頼される人になれ

平成二十三年
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俗名　田中大偉
享年十六歳


iPhoneから産経新聞に目を通すのが、朝通勤の日課となっている。


名前は思い出せないんだけど・・・誰もが顔をみればわかる女性の方

お茶のCMに昔出ていて、女優業、着物の着付けの先生など幅広く活躍していた人だ。

その方の幼少～、お父様の思い出を紹介していた記事を読んでいた。



「偉うならんでええ、信頼される人になれ」



この言葉が飛び込んできた。



信頼・・・

信用・・・


すぐには築く事のできない言葉だ。


仕事量？

抱えている仕事の大きさ？

真面目さ？

正確さ？


はやり、毎日毎日の積み重ね。

仕事の量、大きさではなく、いつもと変わらぬ真面目な仕事のやり方で積み重ねていくんだよなぁ～。

見ている人は、ちゃんと見ているよ。


良い事も、悪い事も・・・


お金では決して買えないものの一つ。


生まれ持った資質が大半を締める。


言葉では簡単だが、こういう人になりたいと思う。


また、一番気をつけないといけないのは、長年渡り築き上げてきた信用・信頼はたった一度のいい加減な対応した事で一瞬で消えてしまう。

友達に置き換えてみてもそうでしょ？


これだけは・・・いくら頑張っても元に戻らない。


とにかくどんな時も、一生懸命接する事だと思う。

大偉も、旅先で色々な人と出会う事でしょう・・・

良く接していれば、必ず自分にも戻ってくるし、信用・信頼も後から必ずついてくるからね。

17日(火)晴れ・・・被害者請求

平成二十三年
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俗名　田中大偉
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自賠責被害者請求書を郵送するため、昨日書いた内容を確認した。

決まりきったところについては、特に問題なし。


加害者に対しての欄を何度も何度も読み返していた。

これでいいかな？


他に伝えなければならない事はないかな？


訴えはもうないかな？


とは言え、それほど大きなスペースが設けられているわけではないので、


要約して書かなければならない。


もう一言、書いてやろうかと思った・・・


「以前と同じ家族にもどしてくれと・・・」


でも、この事件は相手の家族もあるしな・・・


確定記録に写っている相手の姿を思い出し書くのをやめた。


再確認をし、コピーをとって郵送した。


後は、第三者調査委員会の機関が調査をし手続きを行う。



後は、最大の民事をどう対応するかだ。

16日(月)晴れ・・・扶養者認定

平成二十三年
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俗名　田中大偉
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自賠責被害者請求書を書いていた。

大偉は旅立っているので、私が大偉に代わって書くしかない。


大偉と加害者との位置関係や、速度・・・当時の天候状況や、路面状態など。

相手に対しての言いたいことなど・・・


決まりきった事を記入するんだけど・・・


大偉を置き去りにした、加害者を絶対に許す訳にはいかない。



もう一つお書類は、扶養者認定請求。

会社に提出するが、家族記載欄をみると大偉の名前はなかった。

あれ依頼、公的書類には大偉の名前がない。


ものすごく寂しい気持ちになる。

未だに当時着ていた服を返還された袋から開ける事ができない。

15日(日)晴れ・・・何を思う

平成二十三年
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六月二日
俗名　田中大偉
享年十六歳


カルピスのジュースを持って、14日夕方にお墓に出かけた。

今にも雨が降り出しそうな空模様だった。

東京から叔母さんがじいじに連れらて、お墓参りに来ていた事がノートを見てわかった。


大偉とカルピスジュースを飲みながら少し話した。


これから先、大偉には何もしてあげる事ができない。

大偉からも、あれをして・・・これをしてと言われる事もない。


ただただ、大偉の事を思う事しかできない。

ただただ、大偉がしてもらいたい事を勝ってに感じながら思う事しかできない。


大偉だったら・・・


何を思うかな？

何を感じているのかな？

何をしてもらいたいのかな？

と想像しながら・・・


今年の夏も暑そうだよ。

来月にはBBQ大会をするから、顔をだしてね。

14日(土)晴れ・・・ゴーストママ

平成二十三年
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俗名　田中大偉
享年十六歳


先週から、はじまった「ゴーストママ捜査線」。

仲間由記恵主演のドラマ。


第1話から・・・大偉を思い出してしまうシーンとなる。

連続放火事件・・・その現場に仲間由記恵演じる婦人警官の蝶子が遭遇する。

燃えさかる家に飛び込み、子供を救うのだが・・・


救急搬送されてきた、女の子と、蝶子。


救命救急室で、女の子は助かったのだが、蝶子は命を落としてしまう。


朝、元気よく家を出て行った。

優しい旦那と二人の子供をもつ四人家族。


ベットで寝かされている、お母さんのもとに家族が集まってくる。

優しい顔で、今にも起き上がってくるような・・・



大偉の事を思い出しながら見ていた。

突然の事故・・・

朝出ていった時の顔とはまるで別人になっての帰宅なんて

誰も考えもしないよ。

普通に学校に行き、帰ってきて、バイトに行き・・・といつもと変わらぬ

生活が、これから先も続くと思っていた。


それが、突然こんな事になるなんて・・・。

大偉も突然の事で、自分自身を上から見ていたと思う。

何が起きたかもわからず・・・。


このドラマは、亡くなった蝶子と子供のトンボ（男の子）が色々な事を解決
して行くのだが・・・この子供がかけているメガネをかけると蝶子が見える。
他人では、見えないのだ。

亡くなったけど、メガネをとおしてお母さんといつも一緒にいれる。
お互いの思いを伝えられる。


第2話では・・・

思いよ寄せていた女の子と偶然外で会い、お茶に誘うが今日はダメなんだけど、明日ならと約束したが、待ち合せに行く途中に事故に合い・・・会うことができなかった。

女の子は、なぜ来なかったのかの理由を半年間も知らなかった。

トンボを通して、なぜ来る事ができなかったのか？

今の思いを彼女に伝える。

こんなに、頭を下げて謝っていると・・・

思いを伝えて、天国からのお迎えが来た。



このドラマを見ていると・・・大偉はどうだったのかな？

と色々と考えさせられて事が多い。

今、大偉とみるちゃんは何処にいるのかと・・・

13日(金)くもり・・・昇段稽古

平成二十三年
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俗名　田中大偉
享年十六歳

明日は、昇段審査の稽古だよ。

H-shiの受けをするから、審査一緒に頑張るぞ！



今日も、最終退館者となってしまった。

先週は、あまりの疲れで稽古に遅刻をしちゃった。

こんな事初めて・・・


明日は、遅刻をしないように行かなきゃ！

今年の冬はそろそろ・・・二段を目指しがんばろう！

12日(木)雨のちくもり・・・あゆの曲

平成二十三年
妙法　清澄院日大信士位
六月二日
俗名　田中大偉
享年十六歳


大のiPodに入れた、あゆの曲を久しぶりに聴いた。


旅立つ時に、一緒に持たせてあげた。

2日間とも、ずっと流していた。

その印象が強すぎて、普通には聞けなかった。


毎日聞いている事はないが、今でも、大偉を思い出しながら聞いている。


大偉にも旅立つ時に持たせたから、旅先でも聴いているのかな?


大偉はあゆが好きだったからね。


自分の持っているCD以外にも、たくさん聞いているんだろうね。

11日(水)曇り・・・身体がきつい。

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六月二日
俗名　田中大偉
享年十六歳


ちょ～、無視暑い。

昨日までとは違い、今日は、朝から忙しくなってきた。

この季節・・・身体も段々とキツくなってくるから、色々と気をつけないと。

注意力が散漫になりがちだからね。


大偉もみるちゃんも、この暑さにぐったりしているんじゃないの？

10日(火)晴れ・・・なんだそれ！

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俗名　田中大偉
享年十六歳

GROUPONで購入したマッサージ券も今月で切れてしまうので、
慌てて予約したが30分しかとれなかった。

最近は、頭や首、肩とコリがひどく、ここ2週間くらいは右側の坐骨が痛い。


いやぁ～、それにしても新橋駅前は人ごみでごったかえし。


マッサージは大変良かった。

確かに痛いところは、あったけどすっかり良くなり、リフレッッシュする事ができた。


梅郷駅から、自転車置き場までの数十メートル。


大偉の歯にかんだ顔を思い浮かべていた。


大偉にあった事もない方が、墓前で手を合わせたいとメールがあった。

私は、何となく顔を覚えているだけで、メールのやり取りは何度かした事がある。


大偉は結構、照れ屋な所はあるし、どことなく無口なところもある。

会いに来てくれた時の大偉の顔が想像できるよ。

照れくさくて、歯にかんだ顔がね。


風呂場では、大偉の体中お花でいっぱいになっている姿を思い出していた・・・



風呂から上がると・・・・


目と耳を疑うほどのショキンングなニュースだった。


「葬式ごっこ」・・・？


「自殺の練習」から今度は、「葬式ごっこ」か！


加害者もそうだが、この学校、

教育委員会・・・すべてが加害者だよ。


みんな命の大切さ、

命の重み・・・

そして何よりも、相手の気持ち・・・心が全く分かっていない。


まだ、中学性だぞ。



家内はいつも、周りでもしいじめられている子がいたら・・・

知っていながらみている人も、いじめている人と同じだよと

いつも言い聞かせていた。


どうしたら「いじめ」ってなくなるんだろうか？

9日(月)晴れ・・・側にいる？

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妙法　清澄院日大信士位
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俗名　田中大偉
享年十六歳


みるちゃん！


ちゃんと大偉の側にいるの？

大偉にちょっかいされていない？

たまに、鼻でも噛んでやるといいよ！

それでも大偉は、懲りないもんね・・・。


でも、いつものように仲良しなんだろうね。


何かあったら、大偉に抱っこしてもらいな。


ず～っと、抱っこしてもらうんだよ。


みるちゃんの事だから、遠くには行かないと思うけど

大偉の側から離れないようにね。

8日(日)曇りのち晴れ・・・おいおい！

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俗名　田中大偉
享年十六歳


今日は、昨日の蒸し暑さから、少しだけ解放された感じだったが、暑かったなぁ～。

お墓に向かう裏道・・・


おやっ？


どこかで見た後姿


親父だった。


車で拾って、一緒にお墓に向かった。


大偉の好きなエメマンのコーヒーとプリンを買って買ってきて手向けた。


大偉、みるちゃん！

じいじがきたよ。


いつもお話ししているんだってね。


明日は、N-nhaも行くからね！



夕方・・・二ツ塚へ合気道をしに出かけた。

昇段受けを中心にガンガンと稽古をした。

H-shiに負けちゃいられないからね！

がんばるぞ！


と稽古が終わり、金曜日に雨だったので駅まで自転車を取りに行くのに家内に車で梅郷駅まで行った。
ところが・・・目の前を4～5台のバイク。

大きな音ではなかったが、吹かしながら、蛇行して走る・・・

しかもノーヘルで。


馬鹿な奴ら。


怒る気にもなれなかった。


真面目に走っている奴が旅立ち・・・


こんな奴らが生き残る・・・


この差ってなんだろう？

7日(土)曇りときどき雨・・・七夕

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今日は、七夕ですね！

梅郷駅の改札にも七夕が飾ってある。

色々な願い事が書いている事でしょう！


せっかくの七夕も曇りから・・・一時野田は豪雨にみまわれた。




もし願いが叶うなら、あの日に帰りたい。

もう一度そこからはじめたいと思う人は少なくないでしょう？


自分の好きな人だったり・・・

友達の事だったり・・・

親の事だったり・・・



願いが叶う時ってどんな時だろうか？



たぶん・・・

いやっ、きっと・・・


自分の心が変わった時。

自分の顔の表情が変わった時。

自分の態度が変わった時。

だと思うな・・・。


心や顔の表情、態度は一番相手にも伝わるからね。


「穏やかになった時だよ」



昔・・・R-maが野田に稽古しに来ていた頃・・・

今とは違って、背は決して大きくなかった。

私に自分が大きくなりたい、なるんだと信じればその通りになると言った事があった。

大偉に会いに来てから1年。


また、さらに大きくなったんだろうね。


信じれば何でも思いは届く。



みるちゃん、大偉はどんなお願いしたの？。

大偉っ！

北アルプスで見た天の川はほんとに綺麗だったね。

何回か行ったが、大偉と行った時に初めて見たよ。

空を見ても、それが天の川と気が付くまでには、ちょっと時間がかかったけどね！

大偉とみるちゃんはどこから見ているんだね？

6日(金)曇り・・・ふとした瞬間に

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連日の忙しさは、相変わらず。

むしろ段々と忙しさは増すばかり・・・。



そんな中でも、仕事をしながらふとみるちゃんの事だったり、大偉の事だったりと思い出される。

あの時なぁ～とか。


で、また仕事に追われる。


仕事中は、それほど長い時間、思い浮かべる事はないけど、いつもどこかで思い出している。


何かを見ても。

どこかに出かけても・・・




みるちゃんも、大偉も思い出してくれているかな？

5日(木)曇り・・・苦手な雷雨

平成二十三年
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昨日よりは、蒸暑くはなかったが、梅郷駅に着いたのが11:00PMくらいだったかな？

自転車置き場へ向かうと、雲の間からピカピカと光っている。


時たま、稲光が・・・


いやぁ～、怖かった。


家に着き、30分もたたないうちに、豪雨。


大偉もみるちゃんも雷は苦手だもんね。

こっちは大変な大雨だよ。

そちらは大丈夫ですか？


みるちゃんは、抱っこしてぇ～と足元でぴょんぴょんしているんじゃないかな。

4日(水)曇り・・・卑怯

平成二十三年
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ちょ～、蒸暑い。


練習と聞いて何を思い浮かべる？

スポーツ等の練習を思い浮かべるでしょ・・・・普通は。


それが、今朝の産経新聞にいじめの事が書いてあった。

当時の子は、すでに自殺をしている。


学校での調査アンケートでは、実際にいじめがあったとされ、

しかも「自殺の練習」までされた？していた？とまで書いてあった。


「自殺の練習って」なんだよ、それっ！


ビックリした。

一瞬、何も考えられなかった。


いじめって、本当に卑怯だよ。

これ以上も、これ以下もない。

卑怯。


いじめる側にも言い分はある。

でもね、その言い分や、いじめをするきっかけは、本当にくだらない理由だと思ってしまうが、いじめをする側からすれば、ちょっと違うのかな？


じゃ、なぜいじめをする側は、大勢なのにいじめを受ける側は一人なのでしょうか？

おかしいよね。

もし、いじめをする側の子が嫌な思いをされた場合は、1対1でしょ？

周りにいた子は、間接的だったとしても直接ではないよね。


話し合う事もせず、子供達の中の目に見えない、暗黙の上下関係がいじめる側にもあって、結局一人の子を追いつめていく。

だから大勢になるんだと思う。

自分がいじめられたくないから。



ちょっと変わっているとか・・・

見た目がいやだとか・・・

小さいだとが・・・

太っているだとか・・・


自分と違う所を見つけというより、自分にないものだから鼻につくんだよね。

そいつが一番小さい事をしているのに・・・



そんな卑怯な奴にだけは絶対になってほしくない。

顔をあげ、堂々と注意ができる人になってもらいたい。


卑怯。


最悪の人にたいする言葉だよ。

3日(火)曇りのち雨・・・思いを背負い

平成二十三年
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俗名　田中大偉
享年十六歳


iPhoneで産経新聞を読んでいた。

ロンドンオリンピックのサッカー代表選手が発表されていた。


女子は確か、同じメンバー・・・？


男子はというと、予選から牽引してきた、大迫？選手が代表から外れた。


誰もが、代表入りと思っていたと掲載されていた。


同じチームメイトも・・・


誰だか忘れたが、一緒に戦ってきたメンバーに対し・・・



同じ戦ってきた仲間の思いを背負って戦いたい・・・

みたいな記事だった。


プロサッカー。


もしかしたら、その人ではなく自分が代表落ちになるかもしれない。

一緒に戦っていながら、「チャンスがあれば自分が」という世界の中で、

本当に、背負って戦うんだと記事を通して感じた。


その人の思いを心に刻み・・・

その人を思いながら・・・

その人と一緒に・・・


いつまでも、忘れる事なく夢を掴んでほしい。

あきらめず、一歩ずつ。


そして・・・

掴んだ時、一緒に笑えるように。


夢をつかもうと頑張ってきたが、惜しくも掴む事ができなかった、その人の分まで精一杯頑張ってほしいと思う。


私には、そう願う事しかできない。


私は、大偉のために何をがんばろう？

2日(月)曇り・・・切り絵

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俗名　田中大偉
享年十六歳


今日は、大偉の月命日。

今朝から、何がなんでも仕事を早く終わらせ、早く帰ろうと決めていた。


ベルさっさとはいかなかったが、普段遅い私を見てみんな驚きの顔をしていた


2日前から、仏壇の中にはしんちゃんのチョコビの入れ物の絵を切り取り置いてある。


男の子二人の前にもしんちゃんの切り絵が置いてある。


N-nhaの二人への優しさを。


今日は、家内とN-nhaがみるちゃんと大偉に会いに行ってきた。


クレヨンしんちゃんが好きだった大偉は、時間が合えば必ず見ていた。


旅先でも見ているかな？


こっちでも、いつもTVの前にみるちゃんと大偉の写真を置く。

1日(日)曇りのち雨・・・

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俗名　田中大偉
享年十六歳


今日は、先週の徹夜の疲れと寝不足のため、11:00AMまで寝てしまった！

あちゃ～というか、もったいない。

8:00AMの目覚ましには気が付いていたのに・・・。


部屋の片づけと、玄関回りの掃除。


夕方に、お墓と現場に出かけた。


ちょうど、雨が強くなってきたころだった。


誰だかわからないが、綺麗な可愛らしいお花が手向けられてあった。

ありがとうございます。



墓　誌・・・


刻まれたみるちゃんと大偉の名前。


一番最初に刻まれたのが、仲良しの男の子二人だなんて。


みるちゃんと大偉の顔を思い出しながら



お墓の前にしばらくいた。