2012年11月30日金曜日

30日(金)晴れ・・・色んな事


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


ようやく入った会社。

若い頃は、こんな事をしたくてこの会社に入ったんじゃないよ!

と…まるで何年もいるかのうに言うんだよね。

あなたが希望して試験を受けたかも知れないけど、

結局会社が貴方を選んだんだよ。

別に、どんだけあなたが会社に貢献できるか、わからないのに。

それを、履き違う若者が多い。


大体、半年を過ぎた辺りから、会社の全てを知っているかにように、

私も、これだけやってますよ!と言わんばかりに。

愚痴をこぼし出すのも、この時期くらいから…。

確かに、希望や、やる気を持っていて当然だし、

それくらいの思いはあって然るべきだけど…

もう少し、色々な仕事をして色々な人と会ってからでも

遅くないんじゃないのかな?

と、思うよ。

全く、自分の望んだ仕事、部署に配属されなかったとしても

貴方には、今、この仕事が大事なんです。

その意味は、今は分からなくてもいいんです。

とにかく、自分の置かれた仕事をやって見てくださいね!


その意味がわかるには・・・

その意味がわかるのは・・・

20年後です。


な~んて、偉そうに言っているけど、私もそうでしたから・・・。


なぜ?その時私が愚痴をこぼしたのか?

その時一緒に食事をしていた、先輩二人は何と言ったのか?

今、それを思い出して感じる事は・・・

は、またの機会に。



2012年11月29日木曜日

29日(木)晴れ・・・泣かしちゃいけないよ

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


昨日の夜も、今日の夜も・・・「なか卵」

連続、二日間のホテル泊となった。


夜ご飯を食べながら・・・


「親を泣かしちゃいけないよ。」


大偉よ・・・こんな泣かせ方ってあるかい?


泣いているのは、お父っだけじゃないんだよ。


思い出しては、みんな泣いているんだよって、今更、言ってもな。


もし、近くで見ているんだったら、会いにきてよ。


声を聞かせてよ。

笑った顔を見せてよ。


 

2012年11月28日水曜日

28日(水)曇り・・・なんでこんなに

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


なんでこんなに、頑張って働くのかな?

責任感?


なんだろうね・・・


学校では、毎日悪ふざけして勉強をしていなくても

取り合えず学校には入れる・・・よっほどの事がないかぎりはね。


会社は、そうじゃないんだよね。

組織の歯車となって、組織が同じ目標に向かって・・・

会社全体が同じ目標に向かって、進んでいく。

一人として必要のない社員はいないんだと思っていた。

今でもそう思っている。


しかし・・・必要としない社員がいる。


それは・・・


働かない社員。


学校は、勉強をしなくてもある程度の救いの手を差し伸べてくれる。

追試をしたり、レポートを出したりしてその時々をクリアしていけば

なんとかなる事もある。


会社は、そう甘くはない。

最後は、すべて自分に経営陣が見ている評価として返ってくる。


信用と同じ。

一度失った物を元に戻すには相当大変だし、簡単な事ではない。


派手でなくていい。


コツコツ毎日の積み重ねが大事なんだと思う。

2012年11月27日火曜日

27日(火)晴れ・・・赤ちゃん

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
 

今日も帰りの空は、昨日と同じく月明かりで綺麗だった。


夕方・・・孫が生まれるんだけど

と言いながら、私のところにきた。

家内の元上司の方で、来年6月には定年を迎える。

 
予定日は明日なんだけど・・・陣痛がこなくて来週月曜日に来てくださいと

言われたらしいい。


ご長男のお嫁さんで、実家が九州の鹿児島・・・。


すでに早割で飛行機の予約をしていたらしく、

この土曜日に行く予定をしたみたいなんだけど、

来週月曜日にまた来てくれなんて言われたもんだから

どうしようか?と思っているんだけど・・・


と私に相談してきたって?


とにかく飛行機の予約をしたんだから、行ったらどうですか?

来週、生まれたらそのまま一週間鹿児島にいたらどうですか

なんて無責任な冗談を言いながら

 
大偉やN-nhaの事を思い出していた。

 
孫に会いたかった。

一緒に遊びたかった。
 
一緒にお風呂に入って、い~ち、に~いと

顔が真っ赤になるまで数えたかった。
 
大偉達に出来るだけの事をしてあげたかった。


今、分かっている事は

大偉のお嫁さんに会えない事。

子供に会えない事。

家族に会えない事。


本当に残念で仕方がない。

2012年11月26日月曜日

26日(月)雨のち曇り・・・いたずらっ子

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳

R-seyさんの言うとおり…

本当に、大偉がイタズラをして俺はここにいるよって!

いう感じでしたね。

酔っぱらいの親父に付き合わないで、早く帰ったほうが良いよって

言っているかのようでしたよ。


2012年11月25日日曜日

25日(日)晴れ・・・自分次第

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


地獄に落ちるのも

這い上がってくるのも

もちろん・・・

そのままそこに残るのも

すべて、自分次第。


それでも、まわりの人から

励まされながら、地獄に落ちる前に目が覚める。

差し伸べてくれる手を握り、這い上がってこれる。

背中を押してくれて一歩・・・足がでる。


「ベストキッド」を見ながらそう感じた。


だから今残された家族を見捨てることなくいるんだと・・・


稽古に行ってみんなの顔をみたり、

久々に会ってお話しをするとそう感じる。


悪くするのも、良くするのも自分次第。

2012年11月24日土曜日

24日(土)晴れ・・・昨日は

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


一夜明け・・・今日は会社。それはさておき。


道場開き式を終え、五井グランドホテルに向かうバスの中・・・

私の横は、R-seiさん。

後ろは、I-ue先生と、H-shiが座っていた。

ホテルまでの10分から15分の間、次の審査の話しや

新橋で飲んだ話し・・・

夏のBBQの話しで、四人だけが盛り上がっていた。

J-m先生の盛り下がりから、一気に盛り上がって

まわりのオヤジを抑えるのに大変でしたっけ?

被写体を隣のお姉さんにするのが大変で、大変で。


大偉がいればもっと盛り上がったよねぇ~なんて言いながら、

ホテルにバスが到着し、降りながら、新橋で飲んだのいつだっけ?

うっ? 一瞬、間があいたが、今年じゃない!

えっ?今年だっけ・・・

随分と昔のようですね・・・

でっ?

あっ、K-noさんの送別会だよね~。

主役を一瞬忘れてしまった人がいましてねぇ~・・・。

なんとなく、「誰」かわかりますよね?


野田の稽古が終わり、K-noさんの送別会をサイゼリアで12:30~行い

お店を出たのが17:00。

ゆっくり歩いて駅に向かいながら・・・

「もう帰るの?」

「えっ?」

いやいやぁ~、もう今からはないでしょ!という顔を見ながら

よし、新橋で飲もうと決めたのは、私だったという事を忘れていて、

H-shiに言われてしまった(笑)

普段飲まない、R-seyさんも飲み本当に楽しい飲みだった。



記念パーティーが終わり・・・M-先生とお話しをていると。


「プシュー・・・」


後ろを振り向くと、駅に向かうバスが走り出し

私に手を振っているではありませんか・・・。

誰、一人として「ちょっと待って」とバスを停める人は現れず、

「ニコって笑っていた」


異国の地で、同じ状況になっても

みんなこうなってしまうのかと

本心を垣間見た瞬間でした。


その一方では、大偉を紹介する事ができた。

お名前は、わかりませんが勝浦合宿の二日目で一緒に稽古してくださった女性の方からは、
「野田からですよね?」
顔はその時から知ってはいたが、まさか私の事を覚えているとは・・・?
すみません!名前を存じあげなくて。

木更津さくら会の10周年で・・・大偉の事を良く覚えてくださっていた。
子供達の面倒を見ていた、お兄ちゃんだったと・・・
6月2日の事は、友達から知ったと言っていた。

本当に優しい子だったんですよ・・・と言いながら写真を見せた。

F-ymaさんとは、野田同好会の10周年にきてくださり、それからのお知り合い。
その横にいた男性の方はお名前は存じあげないが、やはり、さくら会の演武大会でお顔を知りました。
「なんで・・・過去形?」・・・


その女性の方とは、バスでご一緒になり合気道のお話しをして五井駅で別れた。


で・・・・先に出発したR-seyさんとH-shiが待っていた。

寒い中すみませんでした。

今回は船橋で、R-seyさんとH-shiで1時間だけ飲んだ。

I-ueさん、S-miさんとは、ホテルで分かれてしまい残念でした。





審査の話しはした。

大偉の話しもした。・・・となるとちょっとだけ事故の話しもした。

みんなの思い聞かされ。

私の思い伝え・・・

泣けちゃうよねぇ~。

後なんだっけ?


とにかくみなさん!ありがとうございました。


2012年11月23日金曜日

23日(金)雨・・・スタートライン

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


朝から、降ったり止んだりの雨模様。

今日は、内弟子修行を終え自分の道場を構えた先生が、スタートを切る大事な日。

私は、駅でR-seyさん、K-skariさんと待ち合わせ途中H-shiと合流した。

五井駅に着くまでの間、色々な話しをした。

時には・・・・

笑いながら・・・

呆れながら・・・

怒りながら・・・

冗談を言いながら、

昔話を話したり、今の状況を話したり楽しかった。



「蒼龍」道場開き式には、寒い中雨にもかかわらず大勢の方々が集まり

この門出をお祝いした。



五井グランドホテル行われた記念パーティーには150人くらいいたのかな?

大阪から、S-miさんも・・・

とにかく多くの方々が集まりお祝いの言葉をのべた。

先生の心には、一生忘れられない出来事として生涯残ることでしょう。


この道場で、汗を流し、涙を流し

多くの道場生を世に送り込んで行くことでしょう。


次にお会いできる日を楽しみしています。

2012年11月22日木曜日

22日(木)晴れ・・・やるべき事が

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


あれから、やるべき事が残っている・・・


今年中に必ずやらなければならない事が二つある。


一つは、調査委員会に。


もう一つは、学校へ・・・


2012年11月21日水曜日

21日(水)曇り・・・久々に

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳



あぁ~、仕事の目処が立たず泊まりとなってしまった。

来週から本格化となり、12月第2週くらいまで続く。


やばい!

ちゃんと準備をしなければ。


もうすぐ今年も終わるな・・・。







2012年11月20日火曜日

20日(火)晴れ・・・バイク


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


昨日は、丸の内にあるコンサルタント会社で打合せを行ったあと、

取引先の会社で仕事をしていた。


バイクに乗る人で、写真の趣味もあり、色々と交流も幅が広い。


事務所の壁に飾ってある、バイク仲間との写真がある。


自慢のバイクを前にみんな良い顔して写っているんだよね。


その写真をみながら、大偉もみんなにあっていた時はこんな顔で

楽しんでいたのかな?




今では、思い続ける事しかできなくなっちゃったよ。


まさか自分の家族にこんな悲しみ・苦しみが降りかかろうとは

思ってもみなかった。

2012年11月19日月曜日

19日(月)曇り・・・急に

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳



最近の夕食は、5人で一緒に食べている・・・

なんていうのも変なんだけど。


ある時期から、家内なのかなぁ~・・・

ダイニングテーブルの上に写真の並べて一緒に食べる事にしたみたい。


クレヨンしんちゃんの時はTV側に向けているんだけど、

これ以外の時も一緒になった。


帰りが遅く一人で食べながら、フォーフレームに写る小さい頃から中学、高校とランダムに切り替わるの見ながら・・・

北アルプスや富士山に登った時の顔から急に大人になったような感があり、

子供の成長ってあっという間なんだなぁ~と思いながらいつも見ている。


あれから月日が経ち、さらに大人びた顔になったんじゃないの?


大偉とみるちゃんを見つけられるかな?


みるちゃんが匂いで、大偉をひっぱて来てくれるかな・・・。

2012年11月18日日曜日

18日(日)晴れ雨・・・誰かが

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


お墓の後、現場に向かうため16号を走っていた。

時計を見たら16:00 10分前。


家内は、どんな気持ちでこの道を病院に向かっていたのだろうか?

ここを通った時には、反対車線は事故渋滞だったと思う。

携帯電話が鳴り・・・その現場を右側に見ながら。


みるちゃんの小さな力では、大偉を助ける事ができなかった。


現場にお花を手向けに近づくと、お花が手向けられてあった。

昨日の雨強風で花瓶は倒れてあったが、たくさんのお花だった。


誰かが、手向けにきてくれたのだろう。


今でも、誰かが寄っているんだとわかります。


本当にありがとうございます。


Ken Hirai - 思いがかさなるその前に (10thAnniversary_Part 7/18) 
http://www.youtube.com/watch?v=OZ9Jd2hDYWc

2012年11月17日土曜日

17日(土)曇りのち雨・・・16歳

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


16歳・・・合気道をはじめ

この度、内弟子を卒業し道場を開設した。


道場開きと記念パーティーの招待はがきが届き、出席させていただく事で返信をした。


私も、4年にわたり指導していただいた先生。


今までの生い立ちは詳しく知らないが、


「16歳」


この歳が大偉を思い出した。


お風呂に入りながら、自然と泣けて、泣けて、涙が止まらなかった。


私の心の中で、色々な思いがこみ上げて・・・


先生も私の想像もつかないくらいの苦労をした事でしょう。

寂しく、辛く、悲しい時もあった事でしょう。


たくさんの先生を慕う門下正がいる事を誇りに・・・

これからもがんばって養神館合気道の普及に努めていただきたいと思う。


同好会を任されて、大抵の事は自分で決着をつけてはきたが、先生が野田を離れると聞いた時・・・こればかりは自分では決めきれなかった。


勝浦合宿の懇親会の席で、A藤師範に「なぜ、私が手放したか」

この後、M先生にはこうなってもらいたい、

龍はこうなってもらいたいと、自分の胸の内を伝えた事を思い出す。



16歳かぁ~

これから何でもできる。

いろいろな事を夢見ていた時期だったなぁ~。

大偉はバイクに乗りながら何を考えていたんだろうか?


ちょうど勝浦でI-ue先生と話していた時期が、大偉は一番楽しかったんだろうなぁ~?


「あいつ、本当に良いやつだったなぁ~」


いう言葉が似合う奴だったと、


親バカだけど心の底から思っているよ。


2012年11月16日金曜日

16日(金)晴れ・・・これから先

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


「また一葉落ちてわれらはどう生きる」
 
 
この句も、産経新聞に掲載されていた。
 
 
 
この意味あなたならどう考える。
 
 
 
今年ももうすぐ1年が終わるのと、
 
新緑から紅葉が終わり、やがて葉が落ちる1年のサイクルを
 
重ね合わせたと感じつつ、一年ずつ減っていく残りの人生を
 
問われているかのようである。
 
 
と、私は感じた。
 
 
 
 
毎日の生活を常に考えながら日々暮らしていこうと思う。
 
 
 

2012年11月15日木曜日

15日(木)晴れ・・・信念


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


何かを始めようとした時の

何かを続けていこうと決めた時の


「信念」


最後までやり続ける、

やり通す難しさ。


迷った時

くじけそうになった時

逃げ出しそうになった時


どこまで貫き通せるか。

グッと歯を食いしばり踏ん張れるか。


時には、周りから笑われる事もあるだろう。

時には、馬鹿にされる事もあるだろう。


それでも、

それでも

貫き通さなければならない


「信念」


を持つ事が必要だと思う。

2012年11月14日水曜日

14日(水)晴れ・・・短歌


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


産経新聞に掲載されていた・・・

作詞家 阿木燿子さん
歌人 俵万智さん
河野裕子さんの夫で歌人 永田和宏さん
上の方たちが審査員。

私は、俵 万智さんしか知らないが、

ひとつの句が目にとまった。


「順序よく死ぬわけでなし酔芙蓉」
死は万人に訪れるが、その順番や訪れ方は平等であるとは言えない。
咲いた順に一日で散る酔芙蓉。
嘆きと共に「酔生夢死」という言葉も脳裏を過ったか。
 
 
自分の中では、順番だと思ってはいたが・・・違っていた。
 
 
想像もしない、ありえない事が起こった。
 
 
この句を読みながら、本当にそうだなと感じ、
 
大偉を思い出していた。
 
 
 
 

 

2012年11月13日火曜日

13日(火)曇り・・・いろいろと・・・


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳

いやっ~、来年の1月にある監査で、振り回されっぱなし。

なにもできない!

自分の時間もなく、資料提出のための資料作成で

ストレスしまくり。


土曜日が待ち遠しいが、それまでに力使い切ってしまいそうだよ。

2012年11月12日月曜日

12日(月)曇り・・・年賀状

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今年の年賀状の購入枚数を確認するのに、

2011年にいただいた年賀状を持ってきてチェックしていた。


N-nhaのは、自分で持っているし、みんな「あけおめ」メールをするので

ごくごく仲の良い人しか出さないらしい。


高校にあがった最初の年賀状なので、前の年はたくさんあっても

この年は両手くらいしかなかった。


昨年は、旅立ったお知らせの・・・

今年は・・・


はじめは、出さなくていいよね?

と言ったが、家内の顔が「なんで?」という顔だったので、

やっぱり・・・出すもんなんだよねという事で

予約購入をした。


今までは、家族全員の名前を書いていたんだけど・・・


どうしようか?と思っている

親父は、大偉が旅立った事を書きたくなくて、出さなかったらしい・・・。


色々と思うし、迷うし。

考えると、月日は同じ時間で流れていくが

自分の気持ちはそうはいかない。


年賀状という形で見れば、名前はないかもしれないが

私達の心に中にいれば、それでいいのかな?


・・・・それでいいんだよね。



2012年11月11日日曜日

11日(日)曇りのち雨・・・行けなくて

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


みるちゃん!

お墓に行けなくてごめんね。

でも、いつも一緒だからね。


人間みたいな性格で・・・ほんとうに可愛いよね。


今度の土曜日には行くから。


大偉と待っていてね。

2012年11月10日土曜日

10日(土)晴れ・・・感謝

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


ものすごい良い、秋晴れの天気だった。


道場には、天窓からの陽が差し込めて、なんとも言えない雰囲気。



吹上からI-ue先生が来てくれた。

演武大会の会場で先週あったばかりなのに、ものすごく久しぶりな感覚。


稽古をつけていただいて・・・いつもと違う緊張感もあって楽しかった。


私達を支えてくれている方々の中の一人・・・一家族であり、

言葉にならないくらい、いつも感謝している。


こうして大偉を旅立たせてからも、普通に接していただいて

また、大偉の話しを私が笑いながら話せば、

一緒に当時を思い出しながら話してくれて

落ち込んでいるときは、心配して声をかけてくれる。


道場に行けば、みんないつもと変わらない笑顔で迎えてくれる。


もし、これが逆の立場だったらみんなと同じ接し方ができるだろうか?


そんな事を考えただけで、胸が張り裂けそうになる。



「人」


本当に人って、支えて、支え合って

近くにいても、遠くにいても関係なく通じているんだなと思う。


いつもこうして、みなさんの顔を思い浮かべは、

大偉との思い出を、思い浮かべては、

大偉へかけてくれた言葉を思い浮かべては、

大偉へのメールを読み返しては、

励ましのメールを読み返しては、

いつも感謝しています。


本当にありがとうございます。


2012年11月9日金曜日

9日(金)曇り・・・みるちゃん。

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


みるちゃんは、お腹こわしていないかな?

どうなの?


大偉っ!みるちゃんの事を頼みますよ。


いつも二人で一緒にいるんだろうね。

ふざけ合って・・・

じゃれあって・・・


今までと何もかわらないかのように。

お互いやりすぎて怒られては、すぐに仲良くなってね。


男の子がいないとね、結構、寂しいよ。


何処に行っても身体だけは大切にね。

身体を壊すと何もできなくなるから。


今年の年末はどうする?



2012年11月8日木曜日

8日(木)晴れ・・・夢の続き

平成二十三年
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六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


大偉っ!

あれから、夢の続きを歩いていますか?


お父っは、大偉とみるちゃんに会って、夢の続きを聞きたいです。

応援したいです。

側で見ていたいです。

ずっと、ずっと側で・・・


少しづつでいい。

焦らずに、がんばってほしい。


自分が一番やりたかった事。

諦めずに掴んで欲しい。


会える日が待ち遠しいよ!

http://www.youtube.com/watch?v=yFa6czilRNU

2012年11月7日水曜日

7日(水)晴れ・・・キミライフ


平成二十三年
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六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


6月の湯沢で行われた野球大会の優勝祝勝会を行った。

みんなで、野球の話しで大盛りあがり・・・


梅郷駅についたのは・・・10:30PMくらいかな?

電車の中で、YouTubeをiPhoneから起動したら、


ナオト・インティライミのキミライフが一番最初に出てきた・・・

何も選択していないのに。

http://www.youtube.com/watch?v=oZR6ayRonCM


はじめて聴く曲だったんだけど、自然と涙が溢れ出てしまった。


大偉とみるちゃんはどんな生活を送っているのだろうか?

良い友達ができただろうか?

二人とも人見知りするからなぁ~。

ちょっとだけ心配だよ。


みるちゃんは「う”~っ」って言わないこと!





 

2012年11月6日火曜日

6日(火)雨・・・一緒だよ。

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


昨日の9:30PM頃・・・梅郷駅に着いた時には雨がぽつぽつと降り始めていた。


今朝は雨足は酷くはなかったが、浜松町駅に着いた頃には大粒の雨。


ここ最近・・・急に冷え込んできた。


昨日から、喉の調子も悪い。


大偉は大丈夫かな?

みるちゃんは、お腹こわしていないかな?


兄弟のように、からかったり、喧嘩したり・・・

やりすぎると、大偉が近づくだけで、「う”~っ」ってみるちゃんは怒っていたもんね。

喧嘩するけど、すぐに仲直りしてね。


あまりしつこいと、みるちゃんはお母さんのところに行って言いつけていたもんね。

それ以上やると、ほんとに怒られちゃってさ・・・。


それでも、N-nhaも含めて三人仲良しだったよね。


いつまでも、いつまでも一緒だよ。


2012年11月5日月曜日

5日(月)曇り・・・囲まれて


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


だんだんとお花に囲まれていく大偉を思い出していた。


最後のお別れ。


冷たく、固くなった指を触りながら。


着ていた服が段々と色とりどりのお花で埋め尽くされていった。


告別式は平日にもかかわらず、たくさんのお友達が駆けつけてくれていた。



これから、大輪の花が咲くというのに・・・

これからが楽しみだったというのに・・・



あなたは、何処へ行くのですか?


もう少しだけゆっくりと歩んでも良かったじゃないですか?


なぜこんなにも早く、旅立たなければならなかったのですか?



もう少しだけ・・・


2012年11月4日日曜日

4日(日)晴れ・・・絶対はある!

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


世の中、すべて必然・・・

偶然もなければ、絶対もない。

今でもそう思っているだけど・・・。


でも、絶対はもしかしたら自分の心が決めるのかも知れないと・・・


自分の心の中で強く、強く・・・

思い続けていれば、

それが絶対になるのかも?




夢に向かって、一歩ずつ、一歩ずつ。


それを掴めるのは・・・

それを掴むのは、自分しかいないのだから。


必ず・・・必ず・・・


自分の意


自分の意


掴み取れ!



顔をあげて、残り半年を過ごしていこう!


また、桜の咲く季節に会おうね。



カラーボトル「情熱のうた」
http://www.youtube.com/watch?v=5gonAg5Dm5g

2012年11月3日土曜日

3日(土)曇り・・・おなじ席で

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


大偉、行くよ!

みるちゃんも一緒に行く?

足元にまとわりつきながら、ぴょんぴょんと抱っこして~って跳ねていた。


7:30に家を出た・・・寒っ!


駒沢オリンピック記念公園内にある体育館で、全日本養神館合気道演武大会が行われ、それに出場するため出かけた。


10:00から体育館前で朝礼を行うので10分前に着いた。


誰かが、大きな声で「おはようございます」と遠目から言ってきた。

後ろを振り向く・・・。

私の後ろを歩いている人はいなかったと思うので、きっと私にむかって挨拶をしたのかな?とちょっとビックリして、会釈しかできなかった。


すぐに寄ってきたのは、S-naoさん。

いつもと変わらない笑顔で、

「田中さん、おはようざいます!」

「お元気そうで・・・」と言われた。


大偉のお墓参りにきてくれてから、まだ二ヶ月とちょっとしか経っていないのに、

随分と前のような気がして・・・季節もすっかり変わってしまった。


前には、N-koruさんもいて会えば必ずニッコリ笑い会釈を交わしてくれる。

ご主人も、笑顔で挨拶してくれる。


私たちの演武の出来は6割くらいかな?

それでも、この3分のためにみんなで協力しながら稽古をしてきた。

毎年、こうして参加してくれる会員に感謝したい。


A会場では、R-seiさんとWakaが演武をする順番待ちに駆け寄り挨拶をした。

取材で訪れていた、I-ue先生にも会ってお話しできたし・・・よかった。


M-先生とも話し、とても幸せそうで・・・

毎日、充実しているでしょ?と聞くと、ニッコリ笑った。

M-ykiさん!YouTube頼みますよ!


安藤先生の模範演武を見てから閉会式に出ず失礼させていただいいた。


帰り支度をしてロッカーを出ると、子供達が寝転んで遊んでいた。

大偉、R-ma、N-nhaと三人で、壁にぶつかりながら

キャッキャっと言いながら遊んでいたなぁ~。


演武会場に向かう朝・・・

ブランコに乗り、嬉しそうにして、なかなか降りようとしないN-nhaを思い出しながら・・・


渋谷センター街にあるラーメン屋に行った。

二年前・・・食べ物番組で美味しいと紹介していたところなんだけど・・・

これが、どこにあるのかわからない!


夕方・・・薄暗くなってきたし、

イケてないオヤジが、あっちキョロキョロ、こっちキョロキョロとお上りさん状態。

チーマーに絡まれたらどうしよう・・・?

その時は、大偉と一緒に逃げるか!

なぁ~んて思っていたり。


今年で三回目の訪問。

お店を覗くと、大偉が座っていた場所が空いていた。

すかさず入り、食券を購入しカバンを大偉と来た時をおなじ場所においた。


大偉と一緒に来た時の事を思い出しながら、

大偉の座っていた場所で

去年と同じラーメンを食べた。


ラーメンが好きで、旅先でいろんなラーメンを食べているんだろうね。

2012年11月2日金曜日

2日(金)晴れ・・・君にあいたい


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


午前中に大偉とみるちゃんに会いに行って、現場に向かう車の中・・・

ラジオから流れてきた、

「君にあいたい」のフレーズ。

すぐにミスチルとわかった。


大偉の事を思い出し、涙が溢れてきた。


どんなに嫌な事をされても、絶対に人の悪口は言わなかった。

学校で嫌な事があっても、何も言わず人のせいにもしなかった。


嫌な事をされた友達でも、仲良くできる事を信じ

いつもと変わらない接し方をしていた。


「クラスが仲良くできればそれでいい」

いつもそんな事を口にしていた。


お墓には、大偉とみるちゃんが一生懸命に生きた



「証」



がある。



大偉とみるちゃんに会えるなら何もいらない。


なにも望まない。


あの日の1秒前に戻してもらいたい。


こんなに悔しい思いはない。




Mr.Children - 常套句
http://www.youtube.com/watch?v=YEUOMoCU-60


http://www.youtube.com/watch?v=JtXsfMxvzlk

遠い空の彼方まで
http://www.youtube.com/watch?v=Xt5Qf0nUk0Y&feature=plcp

2012年11月1日木曜日

1日(木)晴れ・・・がんばれとがんばり


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


朝の通勤電車の中・・・iPoneで産経新聞を読んでいた。

30日に亡くなった79歳 藤本義一さんの言葉・・・

「がんばれ」と「がんばり」・・・

どこが違うのか?


その記事には、阪神大震災の時にいただいた励ましの言葉だったが、

その言葉の受け止め方は微妙に違っていた。


「がんばれ」とは命令形であり、言葉だけにすぎない。

だけど・・・

「手を差しのべて、手伝ってくれる」

そういう方は「がんばり」なんだと。


おなじ励まし方だけど、最後の「手」が違う。


そう考えると、あれ以来私のまわりの武道家たちは後者だなとあらためて思った。

勇気づけられるし、

心遣いをしていただきながら

支えていただいている。

本当に感謝している。