2014年7月26日土曜日

26日(土)晴れ・・・はじまったよ!

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


大偉っ!

今日から、合気道体験がはじまったよ。


普段と違って一気に、道場内の雰囲気が変わったよ。



子供達の元気な声を聞くと、こっちも元気になるね。


一緒に手伝ってね。



この体験を成功させるために、たくさんの方に全面協力していただいて


本当に感謝しているし、仲間の持つ力って凄いんだなぁって思った。


一人では、絶対にできなかった。



大偉も多くの良い仲間と出会っている事だろうね。









2014年7月20日日曜日

20日(日)晴れ・・・まだ終わっていない!

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


ハイキュー・・・!


ネットを挟み、お互いがボールを拾い続ける。


中学の同級生だった・・・

同じバレーボール部の仲間・・・


「初戦がはじまる。」



一人は、中学の時に見た春高全国大会に出場した高校に進学。

もう一人は別の高校へ。


お互い高校に行ってもバレーボールを続け、高校三年の県予選で、はじめて戦った。



昔・・・春高に出場し一時は強豪になったが、今はその陰もない。

もう一人もそこまで強くなく、練習もそれなりといった感じの高校・・・。


しかし・・・その陰を落とした高校が這い上がろうとしている。


試合はほぼ圧倒的だが、点を取られたら取り返す。一生懸命にボールを繋ぐ。

かたや、別の高校は最後までボールを繋ぐ執念がない。


ところが・・・

中学の時のキャプテンの言葉が蘇る・・・「勝とうとしなければ・・・」

タイムアウトの時、その言葉を発した事をきっかけに、ボールを繋ぐ執念が湧き、

かたや大差とはいえ、相手を本気にさせる。



何度が、大偉のバレーの試合を見にいった事があるが、バレーボールという試合は

試合の波が、激しく動く・・・。

さっきまで、劣勢だったのにいきなり巻き返す事もあれば、突然崩れて負けてしますケースもある。

チーム力もあるんだけど、根底にあるのは個人の「心の力」なんだど思う。


主審のゲームホイッスルが鳴っていないのに、自分達が・・・個人がゲームを終わらせてしまう。


三年の春の県大会だったかな?

市内では二校を除き、敵なし状態だったが県レベルは違った。

まだ、終わってないぞ!と応援するが・・・・一方的に攻め込まれ負けた。

みんな悔し涙を流していたが、なすすべもなく、点数がかさみ離されると這い上がってこれない。


技術ももちろん大事なんだけど、ここまでやってきた練習量が裏付けるのと同じように、

気持ち・・・心の力が一番重要だと思う。


心の力が持つ、個人の強さ。


決してスポーツだけにあてはまる言葉ではない。



夏真っ盛りに突入!

まだ終わってない!


やっぱり、スポーツっていいなぁ~。










2014年7月17日木曜日

17日(水)晴れ・・・大偉がいたらなぁ~

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


再来週の毎週土曜日から合気道体験がはじまる!

野田でははじめての試みなんだけど、やはり反響は大きい。


小さい子供達もたくさん体験にくる・・・


とっさに頭に浮かんだのが、大偉の事だった。


大偉が小さい頃には、H-shiさんに道場で遊んでもらっていた。

もちろん、N-nhaもR-ma、S-goも。


その大偉が大きくなると、自分がしてもらっていた事を小さい子供達にしていた。

なかなか輪に入れない子を見れば、声をかけて一緒に遊んであげたりと・・・


はじめて着る道衣や、帯の締め方なども大偉がしてあげていたんだよなぁ~。


大偉がいれば、子供達の場の雰囲気も変わって楽しくなるのに。


道場のどこかで顔を出してみているんだろうね。


手伝いに来てね!大偉っ。





2014年7月16日水曜日

16日(水)晴れ・・・会長

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


確か昨日の7/15は梅田会長の命日。


養神館合気道龍、千葉県合気道連盟の会長として支えて下さった人だった。


いつもニコニコしていて、会えば声をかけてくれる方だった。


今週の夏の審査は、梅田会長の一周忌命日として気合いを込めて

臨んで、思いっきり成果を発揮してもらいたいです。



会長も、川村さんも、そして大偉も見ている。



2014年7月15日火曜日

15日(火)晴れ・・・餃子

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


昨日は、部内の先輩と後輩の3人で上野にある餃子店に出かけた。

殆どの人が餃子を食べに来るんだけど、4個で460円くらいかな?

一個が大きめなので、これを二皿を食べ、ビールをジョッキ2杯も飲めば満足!


帰りに、生餃子をお土産に買って帰った。


大偉も、餃子は大好きで家でも結構食べたね。


たまには、大偉と男同士で食事したかったな。

一緒にビールでも飲みながら・・・


2014年7月14日月曜日

14日(月)晴れ・・・もう三年

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


会社へ向かう常磐線の車内の中・・・

入口にもたれかかりながら、窓越しに外を眺めていた。



「もう三年かぁ~」


先週、嵐が3・11の被災地に出向き、ボランティア活動をしているのを紹介していた。


岩手。

宮城。

とボランティアをしながらミニコンサートを開き、地元の方々と交流を深め寄り添っていた。。


最後は・・・福島。



地元のおじさんは・・・・


「三年経ってようやく笑う事ができた」と話した。


今までは、笑う事も出来なかった。

笑う事が出来なかった。

笑えなかった。。。


一瞬にして、目の前に起きた。

誰も想像がつかないくらいの出来事が。



その言葉を聞いて、「そうだな。。。俺もそうだったな」と振り返り


事の大きさはあるが、個人にとっては計り知れない出来事。

毎日、毎日と暗かったかもな。


大偉とみるるに会いたい。


2014年7月12日土曜日

12日(土)晴れ・・・あゆ

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今週の稽古は、小学生は学校のため一般部の稽古後の午後から開始する。

夏の審査を前に、どうにかこうにか漕ぎ着ける事ができた。


大丈夫と思える子もいれば、ちょっと不安だなぁ~と感じる子もいる。


今回は、少年四級を稽古していた子を除き、受ける事になった。


稽古が終わり、更衣室で着替えていると・・・・


あゆ・・・の声がラジオから流れていた。


大偉も好きだった。


後輩にも連れて行ってもっらね。


お父っが思い出すのは、


車に乗れば、これ!


何か聴く?と聞けば・・・これ!


いい加減ほとんど同じCDばかり。


そんなCDが最後にCDになろうとは・・・


思い出すのは、車の中で聴いたCDと


最後となってしまった場所で流していたCD。


同じCD。


2014年7月9日水曜日

9日(水)くもりのち雨・・・雷

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


夕方にみんなで大偉とみるちゃんに会いに行ってきた。


曇りだったのが、だんだんと怪しくなり雨が降ってきた・・・雷も。


大偉も、みるるも雷が大嫌い。。。


今夜はこれから雨だけど、大丈夫かな?



2014年7月8日火曜日

7日(月)雨・・・また行きたい。

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


ネットで購入した、Voice recorderに必要なMicroSDを前の携帯から外した。


小さい頃の大偉やみるる、N-nhaの写真や、動画が入っていた。


写真を見ていながら、大偉の笑っている顔が懐かしい。


ピアニカを弾くと、みるるは曲に合わせて、一緒に歌う!


今日は、七夕・・・。


大偉と一緒に行った北アルプスの涸沢岳のテント場。


空を見上げると、目の前に広がる天の川。


また、行ってみたいなぁ~。



大偉とみるるが旅先から見る天の川は、また違うように見えるのかな?




2014年7月3日木曜日

3日(木)晴れ・・・待って!

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


朝に現場に出向いた。

本当は、昨日行きたかったんだけど・・・。


2011年の今頃は、仕事も手につかず、

毎日思い出しては泣いていた。


ほとんど眠れないまま、ほぼ毎朝

現場に向かい、何か落ちていないか

何処で倒れたのかと、何もわからないまま

わかるはずのない、見つけられるはずのない

現場に立っていた。


お花を手向け、立ち上がり千葉方面のR16号・・・

大偉が走ってきた方向を見ながら


告別式の最後のお別れが頭をよぎった。


大偉の胸に・・・R-seyさんからいただいた大偉の名前が刺繍された黒帯をおいた。


綺麗なお花に囲まれた大偉。


棺の蓋がしまる。


大偉の顔がだんだんと見えなくなってくる・・・


思わず、両手を入れて「待って」と大きな声を出し、

自分の頭を大偉の顔に被せるように入れ、蓋を閉めさせないようにしたんだけど・・・


大偉の顔を見たのは、これが最後。













2014年7月2日水曜日

2日(火)晴れ・・・言葉

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳



言葉。。。

どんな手段であれ、言葉は人と人を繋ぐ大事なツール。

他の生き物にはない物の一つだ。


この言葉を使い人と接する事でたくさんの得る物が必ずある。


自分になかった知識を必ず得る事になる。



TVを見ていたら・・・ゴルゴ松本が少年院に出向き講演をする番組だった。

彼は、そういう活動を数年前から行っているという。


向かった先の少年院は私達が知っている少年院よりもさらに年齢が下の子供達ばかり・・・。


その子供達と会い、最初に聞いたのは「自分の夢」だった。


億万長者・・・

ミュージシャン・・・

サッカー選手・・・

たくさんの夢を聞き出した。


ここから、ゴルゴ松本の言葉の授業が始まる。


辛い時と感じた時・・・
苦しいと感じた時・・・
辞めたいと感じた時・・・

愚痴を言う。


なんで俺だけなんだよ・・・
あいつはいいよな・・・
どうせやっても・・・・


と・・・愚痴を「吐く


いくら言っても良い。

口からは+(プラス)と-(マイナス)が吐き出される。


ただ、夢を叶えられる人は、-(マイナス)をどんどん+(プラス)に変えていくんだよ。

自分の意識を、少しずつでいいから変えていくんだよ。

そうなると・・・


」という感じの-(マイナス)部分が取れて

少しずつ自分の夢に近づき・・・

とれたマイナスがくっつき

叶う」に変わる。


こいった話しを、漢字を使いながら、まるで金八先生のように

色々な話しを子供達に伝えていた。




言葉一つで、どうにでもなる。

どんどん発信していかなければ、相手には伝わらない。



これも1つの熱意。