2014年11月26日水曜日

26日(水)雨・・・面影

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今日は、夕方から・・・川崎に向かった。

今期の予算見込み打ち合わせのため・・・。


打ち合わせの後に、食事をして帰って梅郷に着いたのは0:00くらいかな?

とにかく乗り過ごさないように立っていた。


梅郷に着くと、多分、幼稚園の時に?もしかしたら小学校の時もかな?

一緒のクラスだった子が目の前を歩いていた。


大学生なのか?

専門f学生なのか?

働いているのか?

わからないが、何となく面影がある。


その後ろ姿を見たとき・・・あれからいつも思っていた成人式の事がよぎった。


あの日からすぐに、市役所から手紙が届いた。


まだまだと思っていたが1ヶ月もすれば節目の年がやってくる。



あれから3年・・・・


1年前の写真から・・・大偉の姿はどうなっているのかな?


また、一段と大人っぽくなっているのかな?

でも、笑った顔や声を聞けば、まだまだ子供なんだよな。


お父っは、大偉の大人になった姿を想像するだけだけど

優しい・・・

本当に優しい男になっているんだよなぁ~って思うよ。


大偉の色々な写真を見ても思うし、今でもきっと


みるると遊んでいるんだなってね。


家に帰ったら・・・大偉の名前でスーツのハガキが届いていた。


似合うんだろうね!

2014年11月23日日曜日

23日(日)晴れ・・・免許

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


N-nhaももうすぐ、18歳の二か月前になろうとしている。


あの、N-nhaが車の免許に行こうとしている。


R-umaがもう乗っていると、ついこの間、聞かされた時もビックリしたが・・・


N-nhaがねぇ~・・・。


3つの教習所からチラシや葉書きが届いている・・・


これはチャンスと思いながら、このままいっきに俺も免許取得に・・・と思いながら


家内とN-nhaの話しを聞いていた。



その日の夢は当然・・・


免許取得で、入校して


もうバイク講習に入っている。


中々、寝付けなかったが、しっかりバイク講習を受けている夢を見ていた。




2014年11月22日土曜日

22日(土)晴れ・・・エンジン音

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


10月20(月)・・・9:30am 山手線の電車の中。

バイク屋から電話があったのはちょうど一か月前。



前日にあらためて、電話をして4:30pmに伺った。


ガレージの真ん中に大偉の「ZEPHYR 400」が置いてあった。


もう修理が難しい場所も部品の提供により修理ができていた。


エンジンもかかり、懐かしい音が3年5か月ぶりに蘇った。

8割くらいの修理が完了し、タコメータの部品が手に入れば、ほぼ完了する。

来年の20歳の成人式または、誕生日にはできあがるのかな?


あれ以来、バイク屋に預けて少しずつ部品を買い足し、または好意に部品を提供してもらい

3年以上の時を経て蘇る。



エンジンをかけてもらい、心地の良い音を聞かせていただいた。


最後まで、大偉と一緒だったのがこの「ZEPHYR 400」だったからね。


大偉にまた乗ってもらいたいなぁ~・・・

エンジン音を聞きながら自分が興奮していた。


大偉に聞かせてやりたいなぁ~。


喜んでいるかな?






家に戻り、バイクの状況を話しながら・・・

いろいろ話している中で、どさくさに紛れ「免許を取って、俺が乗るよ!」・・・

みんないい顔しないでしょ?

強くは言われないものの、あたりまえの事を言われたが

あのZEPHYRのエンジン音を聞いて、心を動かさない訳にはいかない気持ちになった。



2011年6月2日 16:10・・・


ここで、大偉とZEPHYRが止まっている。


大偉を迎えに行って、家までの道のりを一緒に帰ってきたい。


今は、そんな気持ちです。
















2014年11月16日日曜日

16日(日)晴れ・・・金伝丸

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


昨日は、第59回全日本養神館合気道演武大会が行われ、私は・・・

吹上のメンバーと一緒に賛助演武と、I-ue先生と指導者演武に出場しました。




会場へ向かう途中には、ブランコがあって、N-nhaと組杖で参加した時は

ちょっと早めに着いたので、乗って遊んだんだよなぁ~。

あの頃は、ブランコで遊ぶのが大好きで、大好きで・・・中々降りようとしない。

N-nhaは覚えているのかな?



通りのコンビニでお弁当を買ったのが、さらに遅らせた原因となってしまって、

ブランコを横目に見ながら、会場まで急いだ!


一年振りに、またこの地に帰ってきた!・・・龍の朝礼にはギリギリ間に合った。



賛助演武は、それなりに皆で合わせる事ができたと、後から振り返って動画を見た時は思った。


問題は・・・指導者演武。

動画を見ていればそれなりにこなしているようにも見えるが・・・・


指導者演武に出た、二人は悔しい気持ちでいっぱい!

特に、I-ue先生は悔しがっていた。このリベンジは来年の鏡開きで。


そんなこんなで、大会終了後は龍の懇親会へ出席し楽しい一時で、

指導者演武で失敗した事なんて忘れていました。


毎年出場してきた全日本演武大会・・・

N-nhaと組杖した大会では、二ツ塚のR-seyさん、S-go、松戸のT-tenoさん、M-skiと出場し、「秘伝」にも掲載された。

2010年の演武大会には、大偉とM-hashi先生の組で演武している姿もあり、

この2010年と2011年の1年間には大きな事があまりにも多くあり過ぎる。



2010年の演武大会終了後には・・・TVで紹介されていた「金伝丸」へ大偉と食べに行ったのが最後でそれ以来、私は大偉の席で一人で食べていた。


ところが・・・今年は違う!


I-ue先生、吹上のメンバー、T-bataさんと人が増えた。

きっとこれも大偉が連れてきたんだと思う。

西葛西25周年の二次会でひょんな事から話がはじまり、繋がった大会・・・・


正確には・・・「繋げていただいた大会」であった事は間違いない。


そんな方々を大偉は、私の側に連れて来てくれたんだと思う。

あれから、大偉の席で一人で食べていた私だったが、今日は違う!

一人で食べるよりも、みんなで食べようよって言っているかのようだった。

店員さんには、あそこと、ここの2席が空くまで待つからとお願いして座った。


臨んだ気持ちは違えど、目標を一つして参加した仲間がいる。

それを受け止めてくれた仲間がいる。

ラーメンがくるまでそんな事を考えていた。


東京駅でI-ue先生と別れ、私は実家に向かうまでの間、メールをしながら久しぶりに涙がでた。


また、来年の今頃に、来ているといいなって感じる。



I-ue先生、吹上のみなさん。

演武大会では大変お世話になりました。

また、一緒に稽古ができる日を楽しみにしております。



2014年11月15日土曜日

15日(土)晴れ・・・大会当日

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


10:00amに駒沢オリンピック記念公園体育館前に集合する予定で家を出たが・・・

自分が梅郷の駅から乗車する時刻より、一本乗り遅れた!


家を出る前に予定電車まで10分あった。

もたつかなければ、普通に乗れる時間なんだけど、荷物が多かったので一本遅らせて家をでた。


南部中の前を自転車で軽快に通り、流山街道にさしかかる所で、車が停まっていた。


下に目をやると・・・

女性がうつ伏せで倒れたままだった。


後続の車だと思うが、倒れている自転車を片付けていた。



この光景を見た瞬間・・・大偉を思い出していた。


しばらくすると、救急車とパトカーのサイレンが聞こえてきた。



1本電車を遅らせなければ、もしかしたら私が危ない目に合ったかもしれないと思った。


これも偶然ではなく・・・必然として考えるのか?


大偉が救ってくれたのかな?




2014年11月14日金曜日

14日(金)晴れ・・・全日本!(前日)

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


前日は、早めの帰宅をしようと思ったが・・・いつもと変わらぬ帰宅となった。


食事を済ませ、お風呂に入って気が付けば、0:00amを回っていた。


取りあえず、明日の荷物だけを用意して床に就いた。


今まで、思うような稽古量ではなかったが、大偉と一緒に大会に臨む。





2014年11月8日土曜日

8日(土)曇り一時雨・・・最終調整

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


来週、行われる全日本演武大会の最終調整稽古を吹上同好会へ出向き行った。

昨日の帰りから、稽古に来るのが楽しみで楽しみでしょうがない!

まるで、子供達と合気道を始めた当時のような気持ち!


午前中は、基本クラスでの前進動作、回転動作などを中心に行った。

一般クラスでは・・・基本動作の稽古の後は審査稽古に。


今でも、H-shiと大偉が仕手受けで審査を行なおうとしていた審査用紙がある。


いつもしない技を行い、何となくこんな感じの自分のイメージが

相手に伝わっている時は、お互いが、色々な動きを試しながら稽古できるので、もの凄く楽しい!



基本クラスでは、ものすごく腰を入れていたので、その反動が吹上の稽古にも出た。


基本動作は、ほぼ同じ内容。

午前中に言われた事を思い出しながら・・・

さらには復習のように同じ説明を受け・・・

稽古の満足感は、半端ないくらい充実していた。


今日の私の満足感のように、会員は感じているのだろうか?

その満足感を感じてもらえるように指導しなければならないなぁ~と感じた。


来週は、大偉と一緒に真剣勝負です!






2014年11月7日金曜日

7日(金)晴れ・・・何があったの?

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


2014-10-28の同好会のアクセス数が、その日だけ特別に抜け出していた。

なんと・・・93アクセス。


いつもは、5~20くらいなんだけど。


この日は何があったのかな?


フランスからのアクセスもある!

もしかしてフランス方が見にきているのかな?


今度は、Bonjourから書いてみるか!


明日の稽古は、何だかワクワクして仕方がないです!

大偉っ! 午後は吹上ですよ。


2014年11月6日木曜日

6日(木)曇り一時雨・・・駅まで!

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今日は、かなり早く会社を退社した!


梅郷の駅に着いたのは、8:00PM。


改札の方へ歩いていると、小さな女の子が長靴を履いて、お父さんの傘を持って

立っているのが、人混みの合間から見えた。


雨は殆ど降ってはいなかったが、きっとロータリーで待っているお母さんに

「お父さんの傘を持って、駅の改札まで迎えに行ってちょうだい」とでも言われたのだろう。


お父さんの後ろ姿しかわからないが、改札を抜けてくるお父さん姿を見て女の子は微笑んでいた。


こんな光景はめったに見る事ができないが、この経験は私も大偉やN-nhaが小さい時にあり、


その日は、家に帰ってまでも、ずっと心に中で微笑んでいた。




2014年11月4日火曜日

4日(火)晴れ・・・2012-5-27

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


先月の30日の吹上同好会のブログを見ていました。

稽古内容など掲載しているページを見ていると、二ツ塚のR-seyさんがコメントを掲載している記事を見つけました。


見ていると2012年 浦安の演武大会で吹上同好会のメンバー集合写真のコメントにレスを入れてました。


2012-5-13に行われた大会は、大偉と巳塁の一周忌、納骨が執り行われ、私は参加する事はできなかった。


「野田、二ツ塚の至宝大偉の命日に出稽古に来て、心の中の大偉と稽古をしてください・・・」と。


はじめてこのコメントを見て知ったので、ビックリしました。


ちょうど6月2日に届くように、I-ue先生夫妻からは、お心遣いの品が家に届きました。



いつも何処かに出かける時も・・・・

他の同好会への出稽古、演武大会と大偉の道衣を着ている。



R-seyさんのコメントも見て、もう一度しっかりと

心の中に大偉と稽古をしようとあらためて感じた。



2014年11月2日日曜日

2日(日)晴れ・・・月命日

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


2日・・・あれから何回目の月命日だろう。

家内はカレンダーに年数と回数をみるると大偉の分を書いている。


N-nhaと家内の後ろ姿・・・


何を伝えているのだろうか。






2014年11月1日土曜日

1日(土)雨・・・責任

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳



稽古場の準備で、玄関前に到着したのが8:20am・・・

すでに大勢の小学生と、引率の先生が空くのを待っていた。

小学生は市内の学校・・・。


稽古前、道衣に着替え色々と準備をしていると、小学生達は吹奏楽部だった。

市内の小・中・高は吹奏楽が盛んで、体育館でよく練習をしている。


稽古終了後、着替え終わり受付前まで階段を上がると、子供のお父さんやお母さんがビデオを片手に撮影をしている。


いつもは、そのままスルーをするのですが、何となく心、魅かれ・・・上から見ていた。


小さい体で大きな楽器を抱えながら縦・横に心を合わせ動く。

しかも・・・

横目でチラ見なんなかしていない。

みんな歩く歩数が体に染みついているのだ。

歩幅もそれぞれ違うのに、それを合わせ一直線に繋ぐ。


途中から、女の子二人がトランペットのソロを始める。


お世辞にも上手とは言えないが、一生懸命に吹く姿になぜか心打たれる。

他の子達も踊ったり、動いたりと自分に与えられた役割を頑張る。


誰一人、逃げ出す事せず。

諦める事をせず。

最後までやりきる。


何度も、何度も繰り返し練習をしてきた。


そこには、「責任」がある。

子供達・・・一人一人の責任が集まり集大成となる最高の発表となる。


支えてくれた、友達、先生、親・・・

裏切る事のできない「責任」がそこにある。