2018年10月21日日曜日

20日(土)晴れ・・・えぇ~。


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
とても良い天気。

ほんと久しぶりに、ZEPHYRの側だけを洗車しエンジンをかけてみた。

なかなか、かからないしかかっても、全然安定がしない・・・

しばらくかけた後、タンクを開けてみると錆びてる。


え~なんで?

一回、タンク内の錆を落としてもらったのに・・・また。

確かに、しばらく乗っていないしガソリンも少なく、錆びてしまう要因がいっぱいあるが、バイクってこんなに?って感じ。

すぐにバイクや電話して、翌日の日曜日に持ち込んだ。

今日は、昨日よりも調子が悪く一本マフラーが熱くなっていない。

プラグも悪い、キャブレターも?

ガソリンが古いというのも影響としてはあるみたいだけど、

Kawasakiは特に、乗ってあげないとこんな事になるみたい。


フィルターで錆を抑えているので、ある程度は大丈夫ですよと

いうものの、大偉のZEPHYRをちゃんと守ってあげていなかった事が悲しかった。

早速、修理依頼をして今度はコーティングする。

ごめんね。大偉。


 

2018年10月14日日曜日

14日(日)曇り・・・きたぁ~


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
日本時間・・・21:45。 ベナンは午後1:45です。

家内の電話が鳴った。誰だろうね・・・・

みると、N-nhaだった。

中々、LINEの返事もなく心配していてが、いろいろと忙しいだろうから

少しほっておいた。

いつか連絡がくるだろうと・・・。


N-nhaだ! あっ、本当だ。


家内の電話をしている側にいったが、全然聞こえない!


スピーカー・・・

スピーカー・・・って言っているのに、なかなかしてくれない。


途端に、電波が悪くて切れちゃった。


すぐに、N-nhaからかかってきた時は、スピーカーにして話した。

とても元気そうな声で安心した。嬉しかった。


今日はみんなで、タクシーに乗ってスーパーマーケットに出かけたりしたみたい。


大偉とみるちゃんは、大きな空から見守ってよね。


2018年10月10日水曜日

10日(水)晴れ・・・着いた!


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
 
 
シンガポールに着いたのか?まだなのか?

やきもきしながら朝を迎えた。

シンガポール発着をみても、アジスアベバ到着を見ても、

どの便なの?

仕事をしながら・・・  手につかない


ようやく日本時間の13:00頃にわかった。


エチオピア航空 ET917便 コトヌー空港到着予定12:55。


えっ、もう着いたの?

両親と私たちは何度も何度もメールをしながら・・・・

でも待って!

12:55が現地時間じゃないの?

N-nhaから、まったく連絡なし・・・・どうなってる。

やっぱり、現地時間だから・・・

日本との時差は8時間。日本が8時間進んでいるので

20:55になる。

そんなこんなで、LINEがあった!


20:58分にN-nhaからLINEが飛び込んできた。

「いまついた!」

これだけ・・・・

ちょうど川崎から品川に向かう電車の中。

このメールを見た瞬間、泣けて・・・泣けて。


大偉とみるるが見守ってくれた。

はやくN-nhaの声が聞きたい。


 

2018年10月9日火曜日

9日(火)晴れ・・・行っちゃった


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
 
 
17:52分・・・羽田国際ターミナルからN-nhaが飛び立った。
定刻より347分遅れ・・・



21歳の決断。


これから2年間を自分の夢を叶えたベナン共和国で。


がんばれ!


大偉もみるるも応援しているよ。

何も心配する事はないから。

と思っているのは親だけで、N-nhaはあっけらかん。


多くの友達が見送りにきてくれて、幸せ者だね。


じゃ、また!



今日の夜中かな?先ずはシンガポールに着くのは?
※搭乗手続き中のN-nha。

明日から、9月12日に長野県 駒ヶ根から戻ってきた日からの事を

書こうかな。




 

2018年8月14日火曜日

14日(火)晴れ・・・何回も・

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


暑い・・・

とても暑い日。

大偉とみるちゃんに会いにきた。   暑いの言葉しかでないが

二人はもっともっと暑いんだろうなと思いながら

何度も何度も桶に冷たい水を汲み、柄杓でお水をかけた。

墓石は暑さで焼けているので、流れる水はすぐにお湯のようになる


お墓と、水汲み場を何度も何度も往復し、たくさんかけた。


大偉とみるるは、私たち家族をどう見ているのかな?


2018年7月7日土曜日

7日(土)晴れ・・・8回目

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


数日前の改札出口に飾られた笹の飾り・・・

思い思いの願いを短冊に込めて吊るしている。


私にとっては8回目の七夕となる。


2018年7月6日金曜日

6日(金)雨のちくもり・・・視察の旅

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


これから2か月間を無事に終了する事ができれば

最終ステップに進める・・・世界だ。

JICAのホームページを見ていたら、「視察の旅」という

ページがでてきた。


子供達の活動を、直接見にいくというのだ。


子供が大きく成長している姿、現地の人との触れ合いなどなど・・・

現地に赴いた時の感想が紹介されていた。


N-nhaが行く予定のベナンにいった方々の感想を読みながら

涙があふれ出てくるのをぐっと堪えた。


あんな小さな子が・・・芯の強さ。


いろいろと見ていると、もっと私もJICAの事を勉強して

おけばよかったとおもった。



今年度のベナンへの視察の旅の予定は、来年1月20日~27日。

行きたいなぁ~と思った。


N-nhaが見ている世界を生で見てみたい。

同じ空を見てみたい。

繋がっている空、

その空と繋がっている宇宙、

ちゃんと大偉、みるるともつながっている。


まだまだ気が早いけど・・・行きたい。

大偉、みるちゃん!
N-nhaを助けてあげてね。


2018年7月5日木曜日

5日(木)くもり・・・一歩を踏み出した

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


昨晩・・・今日、駒ケ根に出発するための準備をしていた N-nha。

大きな黄色と黒のツートンのスーツケースとそれ以外に鞄が二つ。


今日はみんな4:00am~4:30amの間に起きて梅郷駅5:12amに

乗車するため、準備をした。


家内が駅まで送ってくれて、私はN-nhaと一緒に新宿バスタに向かった。

研修の語学の不安はあるものの、あと数か月後には世界に飛び立つ

不安はみじんも感じさせない。

大学2年生の時から、色々と考え、自分でこの道を選んだ。

私へも、なんでダメなの?とその時ばかりは口論となった。


今、そんなN-nhaを見ていると、こんな小さな体のどこに

そのパワーがあるのか?

その思いをずっと持ち続け、よくここまで頑張って夢を現実に変えてこれたなと親として、また人ととしても誇りに思う。


先ずはこの語学研修をしっかり終えて戻ってきてほしいし

日本を出発する時のN-nhaを見てみたい。

あれだけ反対したにもかかわらず、最後は現実にしたN-nhaに

精一杯のエールをこれからも送り続けたいと思う。


新宿駅南口改札の中のコンビニにN-nhaがお茶を買ってくれた。

2018-7-5木曜日も決して忘れる事のない日となった。

このペットボトルは私の宝物となり、会社から手に持って帰ってきた。




2018年6月24日日曜日

24日(日)晴れ・・・小さな国

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


仏語、英語、日本語の辞書を探し回っていた・・・


柏のアリオに行って、本屋に向かう途中の店。


世界地図がプリントされている、大きなビニール素材の鞄?

それにしてはとてもでかい!

買い物バックとしても大きいかな。


N-nhaが、ベナンがある。

遠く離れて見れば、まったく見えないくらい小さい。

顔を近づけて、ようやく見える。


親元を一回も離れた事のないN-nhaが、いきなり世界かよ。


そのバックにプリントしてあるベナンは、小指でかくれるくらいの国。

親は不安だけど、本人はまったくそんな気配すらない。

N-nhaって凄いな。


2018年6月23日土曜日

23日(土)曇りのち雨②・・・秋刀魚

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


夕方に家内と買い物に出かけた。

秋刀魚・・・買う?

うん、買おう。


買った秋刀魚は二尾で1パック。


家内が・・・食材の買う料は家族の人数によって変わるから、すぐにわかるんだよね。


大偉が旅立ち・・・

N-nhaも4か月もしたら・・・世界へ旅立つ。


四人分が三人分

四か月後には二人分・・・


寂しくなる。



23日(土)曇り①・・・海老蔵さんの言葉

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


合気道の稽古に出かける準備をしていた。

たまたまつけたTVに海老蔵さんと子供が映っていた。

したの男の子は無邪気にしている。


最近は、麻央さんのブログコメントに受け答えているみたいです。


そんな中・・・


身内が亡くなると

「そう簡単に立ち上がれるものではない」と言った。

確かに・・・

突然に旅立ってしまうのも

わかっていながら病気が進行してしまうのも


悲しみの大きさには変わりない。


私もここまで立ち直れるとは思っていなかった。

まわりもそっと見守っていてくれていたし、心配もしていたと聞かされた。


私には、大偉とN-nhaがプレゼントしてくれた先輩、同僚、後輩がいた。


だから立ち直れる事ができた。


みんなに感謝。





2018年6月20日水曜日

20日(水)曇りのち雨・・・ズートピア

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


夢・・・

実現にむけて旅立つ・・・


ディズニー映画の「ズートピア」を家族で夕飯を食べながら観ていた。


警察官になるために、親元を離れ頑張るうさぎの「ジュディ」

詐欺師のきつね「ニック」


冒頭にジュディが親から離れ違う土地に向かうシーン


まるで、N-nhaが夢の実現のために旅立つ

親は、できれば離したくない、親元で就職でもいいんじゃないかな?と

思わせる。

まるで、私。


強い意志を持ち頑張る姿・・・

知らない土地で、色々な動物が仲良く暮らす。
(特に仲良くしている姿を世界の人々に見せてあげたい。)


まだまだ、ばぶちゃんと思っていたが、後ろ姿はとても大きくみえる。


きっと、大偉もみるるもついているし


何かあれば、助けてくれる。

N-nha・・・がんばれ。


2018年6月15日金曜日

15日(金)曇り・・・無礼を承知で

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


柏の旅行会社に寄ったあと、昨日の高校生の事故が気になっていた。

用事を済ませ、東武野田線の駅へ向かっていた。

だんだんと胸が苦しくなるというか、胸騒ぎというか何とも言えない

心になっていた。


私は、野田線改札口を通り過ぎ、現場に向かっていた。

Webニュースで場所はわかっていた。


ほんとに無礼を承知で現場の交差点にたった。

警察署の立て看板が、交差点の全ての電柱にくくりつけてあり、

いくつかのお花と故人が好きだった物だろうか、お菓子が一緒に

手向けられていた。


なぜ行ったのか?

私にもわからない・・・・


高校生が・・・というニュースだったからかもしれないな?


当人の事、家族の事を思うと水知らずの人ではあるが

柏・・・

高校生・・・

バイク・・・

この事が私を現場に向かわせたのだろう。


2018年6月14日木曜日

14日(木)曇り・・・13日 9:00pm

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


ニュースから柏あけぼのの交差点で交通事故が発生・・・

記事の見出しには、軽ワゴン車とバイク2台が衝突 高校生2人が死傷。

えっ・・・

なんで。

大偉の事と重なり、とても胸が痛くなった。

まだ、高校生。

相手の軽ワゴン車を運転していた子は大学生。


1秒ずれていたらと思うと。

言葉にできない。


2018年6月11日月曜日

11日(月)雨・・・連絡

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


大偉に宛てたメール

私を介して大偉に宛てたメール

ブログから宛てたメール

私に宛てたメール


当時を思い出しながら読み返していた。


ほんとに色々な方々に支えられていたんだなと思う。


T-go君が大偉に宛てたメールを読み返し、お礼のメールを送った。


携帯のアドレスに送ったのだが・・・

yahooのアドレスに送ったのだが・・・

どちらも届かなかった。


あれから7年も経つんだから仕方ないよね。

私だってgmail以外のキャリアメールアドレスは変えているんだから・・・

いつかお礼ができるといいなと思っている。


2018年6月10日日曜日

10日(日)曇り時々雨・・・

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


昨日は、みるっぺの月命日だったけど、N-nhaがバイトだったので

今日会いに行ってきた。


曲がり角を曲がりお墓を見ると、2日行った時よりもお花が増えていた。

管理棟からお花を入れる、入れ物を借りてきたのでしょう・・・

下にもお花が手向けてあった。

みるっぺは、吠えないで大偉の横にいたのかな?

もしかしたら、大偉が「みる!No。」っていってたのかな?


管理棟のノートを見ると・・・

6/3(日)CTSと書いてあった

6/6(水)T-go君

大偉のために会いに来てくれていた。

もう、7年も経つのに・・・

わざわざ、時間をつくって。


みんなどんな大人になっているのかな?

午後から雨になった・・・大偉の涙なのかな。


もっといろいろな事をしたかったよね。

あれから7年・・・大偉に宛てたメールを読み返していた。


追伸
T-go君へ。

去年も七回忌のちょうど前に来てくれましたね。
ほんとうにありがとうございます。


2018年6月7日木曜日

7日(木)晴れ・・・うぐいす

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


この間、会社でお弁当を買った。

おかずの蓋をあけると・・・うぐいす豆がはいっていた。


そういえば、林だった場所が今では住宅になってしまったので

うぐいすの鳴き声が聞こえないなぁ~と思っていた。


ところが・・・

確信はないけど


うぐいすの鳴き声のように聞こえた。

たぶん。


その一回だけだったので、

あっ、今のうぐいすの鳴き声?


うぐいす豆のはいったお弁当を食べた翌日の朝だった。

もしかして大偉?


2018年6月6日水曜日

6日(水)くもりのち雨・・・最後

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


こうして毎年、毎年6/2~6日までの5日間を思い出すんだろう。

この6月を迎えると色々な事を思い出す。


ゆっくりと考える事もなく、淡々と毎日やる事が過ぎていく・・・

この5日間は、ただやらなくてはならない事をするだけだった気がする。


ほんとの悲しみはこれからはじまる。


2018年6月5日火曜日

5日(火)晴れ・・・ぐっとこらえた

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


7年前の涙雨・・・

ぐっと堪えていた涙がいっきに溢れ出たというほどの雨だった。

みんなが大偉と別れた9:30pm過ぎくらいだったと記憶しているんだけど・・・


今年はぐっと堪えているみたい。


2018年6月4日月曜日

4日(月)晴れ・・・ここで寝てた

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


朝、目が覚めると

「あっ、大偉はここで寝ていたんだ・・・」

あれから、ず~っとそこに布団を敷いて寝ているんだけど

あらためて思った。


しずかに

なにも言わず

・・・寝ていた。


2018年6月3日日曜日

3日(日)晴れ・・・とんでもない事が、

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


明けて3日の朝。

昨日の出来事の大きさを7年経った今も覚えている。

中3だったN- nhaは柏警察から千葉大に移送される大偉を乗せた

ワンボックスを遠目に見ながら、頑張ってと呟いていた。

なんとも信じがたい光景が、私の目の前で起こっている。

こんな事って、あるの?

全く信じられない。

現場となった場所に何か手がかりがないか、車が信号待ちで止まったすきに

目を凝らして捜査に関係する物はないか探す。

何か少しでも、かけらがあるとビニール袋に入れて、そのまま警察に届けていた。

そんな事を毎日やっていた・・・


その場所も今は少しずつ景観も変わり、道も舗装し直している。

7年も経つとね・・・

そんなN-nhaも21歳・・・

大きくなったなと思う。

きっと大偉も自慢の妹と思っているに違いない。

みるるも大好きなお姉ちゃんの側にいるに違いない。


ほぼ、二日間ほど家を留守にして帰宅すると、I-ueさんから

お届け物の不在票が入っており、夜遅くではあったが届けてもらった。


大偉の好きなクッキーと手紙が添えてあった。



2018年6月2日土曜日

2日(土)晴れ・・・撤去

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


2011年6月2日・・・曇り・・・時折雨が降っていた。

次の年以降は「晴れ」・・・

今日も、晴れ。


8:00am前に現場に着いて、お花を手向けようと近づくと

花瓶も何もかもが撤去されていた。

ショック。

色々な感情を抑えながら、家に帰った。


家内に、「全部撤去されていたよ」と言うと


えっ・・・そうなんだ。

そこは誰かの土地なんでしょ?

うん。結婚式場の・・・

じゃ、縁起が悪いから、誰かが言って撤去したんだよ。

もう、そういう時期なんだよ。大偉が亡くなって7年なんだもん。


もう、大偉はそこにはいないし

あんな所にいてもらいたくないよ。

そうだね・・・

じゃ、今日で終わりにしようね。


大偉が旅立ってすぐに、家内は「大偉はここにはいないよ」と

言っていた事があった。

その言葉は、ずっと私の胸の中に忘れる事がなくあったが、

今日その日が来たと思う。


今までお花を手向けに来てくださった方、現場に立ち寄ってくださってくれた

方々には、お礼の言葉がみつかりませんが、本当にありがとうございました。

この場をかりて、お礼申し上げます。



2018年6月1日金曜日

1日(金)晴れ・・・前日は

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


7年前の6月1日は何をしていたのかな?

何を食べたっけ?

どんな話をしてたかな?


大偉は?

家族は?

どうして過ごしていたかな?


夕飯を食べながら、大偉の写真を見ていた。

翌日に私たち家族に起きる出来事がある事なんて、誰が予想したのだろうか?

もし予想できていたら・・・


当時は曇りや雨が続いていたし、

友達と一緒にバイクで学校に行っていたので、ものすごく心配はしていた。


車でも、数台で行動するとなると色々と気を使うから・・・


今でも心残りは、学校を出る時間に合わせて電話をしようと思って

いたのにできなかったのか?

心配していたんならできるじゃんと思う。

もし、ちゃんと電話をしていたら、その時間分出発が遅れて

その時間分のズレがあれば、今回のような事はなかったと思う。


家内や、N-nha・・・

お互いの両親、祖父母を悲しませる事はなかったと思う。


自分中では、本当に取り返しのつかない事をしたんだと思っている。


大偉に申し訳なく思っている。


残された人は、先に逝ってしまった人の分まで一生懸命に生きる事が・・・というが、それで本当にいいのかな?

そんな事を思っても、私にはどうする事もできないんだけど・・・。


明日は、晴れ。

みんなで大偉を偲ぶ事しかできないけど。



2018年3月11日日曜日

11日(日)雨・・・骨壺

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


春がそこまでやってきている・・・

大偉とみるちゃんに会いにきてた。

お花立てなどを水場へ持っていき掃除をしている中で、

まだ空いているお墓の骨壺・・・


実際は、綺麗な玉石が敷かれていて、その上に大偉とみるちゃんがいる。

こんな小さな場所。


一周忌の当日の朝・・・

これが本当の最後と思い、家内とN-nhaを呼んで大偉とみるるの

骨壺の蓋をあけて見せた。

これが、大偉とみるる・・・です。

家族にとって辛く悲しい言葉です。

一番上には仏様が座っているよな、のど仏。


この霊園の空いている骨壺を行けば何度もみるのに

なぜ、今日はそんな事を思ったのか?

何か知らせる事があったのかな?


N-nhaにみせた大偉とみるちゃん・・・

あれでよかったのかな?と今でも思うが、

いつも最後に脳裏をよぎるのは、大偉が横になっていた

病院のベット。


・・・・どうしているのかな?


2018年3月8日木曜日

8日(木)雨・・・一人3役

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


日曜日に出かける予定を組もうとしたが、結局どこに行くか決まらず・・・

というか、金曜日に半徹夜状態で仕事をして、そのまま稽古。

日曜日はいつも通り起きる予定で、目覚ましを止めたのも

覚えているが、起きたのは11:30だった。

遠くに出かけるにはあまりにも遅すぎる。

ごめん。


結局・・・庭掃除になりお出かけは、また今度になってしまった。


全部はできなかったが、少しずつ片づけて最後はzephyrの

カバーのメンテナンス。

少しずつほころびが出てきたので、テープを貼っていった。


全体を見回しながら、穴が開いているところ、切れそうなところを貼っていた。

最後には・・・大偉の小さい頃を思い出しながら一人で3役。


パパ・・・ここもだよ!

ほんとだ・・・

大偉も貼りたい。

はい。

ママ・・・大くんがいっぱい貼るところを見つけてくれたんだよ。

へぇ~大くん、お手伝いしたの?すごいね。

大偉のニコッとした顔。


そんな事を自分の心の中で、話しかけながらメンテナンスをしていた。

大偉のzephyrを守っていかないと。


2018年3月6日火曜日

6日(火)曇り・・・感謝です。

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


大偉もいないし、N-nhaはバイトだし・・・

私は仕事で遅くなったり、合気道の稽古にたまに行ったりと。

夕飯をほとんど一人で食べている家内・・・

それでも私が帰宅し、N-nhaが帰宅しと準備してくれる。


家族が無事に帰ってくるのを待ちわびているかのように。

結婚してから今年は25年目にはいる。

色々な事があったけど、家内はいつも優しく迎えてくれていた。


大偉をとみるるを同じ年に旅ださせてしまい、辛い思いをさせてしまったが

家内が大偉、N-nha、みるるのお母さんで、ほんとうに良かった。


夕飯を準備してくれている家内の姿を見ながら

いつも・・・一人で食べているんだなぁ~

だから・・・何もない日は真っ先に家に帰りたい。



家を守ってくれている・・・

家族を守ってくれている・・・

そんな家内に感謝です。


もうすぐ春です。

また、家族で出かけたいな。


2018年2月26日月曜日

26日(月)曇り・・・世界へ

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


Pyeongchan Olympic・・・

こんなに、熱く感動したオリンピックは久しぶりかな?

4年前のソチ

日本の期待をあの小さな背中に背負って出場した

「高梨沙羅」・・・

惜しくも4位・・・

まさかの4位。

あれだけ、世界の舞台で優勝を重ねていた事で、背負わせてしまった期待。

その雪辱をはらすため?

4年後の今回の大会で3位になった姿を見て何だか泣けてきた。

ジャンプの事はよく知らないが、心のどこかで高梨沙羅を応援している。

インタビューのコメントも言葉を選んでいると思うが

親しみやすい、ほっこりする。

N-nhaと同い年。

世界で戦っている、親の気持ちはどうなのかな?

それなりに、多くの人が関わっているし、危ない国ではないし

私の不安と世界で戦っている子を持つ親の気持ちは違うかな?と

思うが・・・でも、一緒なのかな?


N-nhaは違う世界を自分の肌で感じてくるんだろう。

今まで経験した事のない、素晴らしい人たちと出会い、

自分を成長させるんだろう。


2018年2月25日日曜日

25日(日)曇り・・・冬前かな?

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


N-nhaは大学の友達と夕方に遊ぶのに出かけた。

もともとは朝から出かける予定だったみたいだけど

予定を変えたみたい。


えっ、夕方から出かけるの?

まるで大人の遊びだよね・・・

大人だったら、だいたい飲みに行くぐらいだけどね。

家内は、時間が勿体ない・・・

今日の夕飯は、家内と二人。


映画を見ながら・・・

ところどころ、N-nhaの話しをしながら


いつ頃かな?

2年で帰ってくるかな? 帰ってくるでしょ?

途中で帰ってくるかな?・・・面倒くさいから帰って来ないんじゃない?


帰ってきても息苦しい日本の生活が嫌で、また何処かに行ってしまうかも?


これから先、どうなる事やら。

大偉もみるるもきっと応援しているんだろうな。


2018年2月16日金曜日

16日(金)晴れ・・・複雑?

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


LINEに飛び込んできたのは・・・


N-nhaからの「受かったよ」  AM10:11。

マジで?

「よかったね」とは送ったものの、複雑です。

複雑な気持ちは抑えて、「夢から現実への第一歩だね」おめでとうと贈った。

が、決して本心からではない。

異国のどんなところかわからないところへ、一人娘を送り出すんだから。


その晩は、三人で食事。

みんなでいただきますの後に、私がN-nha! おめでとうかな?と

言うと、家内からは「複雑だけどね」と私の言葉も含めた本音がぽろり・・・

インターネットで見ただけなので、明日、詳細が郵送されるようだが、

一年以内には・・・


くっ~・・・

ほんと、どうしよう。

しかたない。

あぁ~。




2018年2月11日日曜日

11日(日)晴れ・・・80歳

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


先週に実家に行って、N-nhaとお袋の誕生日の食事を予定していたのだが、

家内もN-nhaも私の風邪がうつり体調を崩して、一週間遅れとなってしまった。

何の親孝行もしないまま、この年を迎えてしまった。

迎えさせてしまった・・・


親父、お袋には沢山の苦労や心配をさせてしまったなぁ~と

思いながら、お昼の一緒に食べる割烹に向かった。


二人はいつも通りの優しい顔で、私たちを迎えお店に入った。


最近特に感じているのは、めっきりお袋の手の「しわ」が増えた事かな?


子供達のため、孫のためにいつも優しくいてくれて、いつも支えてくれて

感謝の気持ちしかない。


大偉を旅ださせてしまい、悲しい思いをさせてしまった・・・

この事は、ほんとうに申し訳なく思っている。

どんなに可愛かっただろうに・・・

今でも、夜遅くに柏警察にきて、横になっている大偉の姿を見た時の

親父とお袋の姿は忘れない。


あまりのショックに、倒れこんでしまいお別れの日もこれなかった。


あと何年・・・


もっともっと、いろんな事を話したいと強く感じた日だった。


2018年2月9日金曜日

9日(金)晴れ・・・ただいま

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


夕飯を食べながら何気なくCMを見ていた。

何度か観た事のあるCM。

「ただいま」・・・

男の子と女の子が家に帰ってくると玄関先で母親とばったり会う。

・・・先ずは「ただいま」でしょ?の会話。


「ただいま」かぁ・・・


2011年6月2日・・・大偉は帰っては来たが、

ただいまぁ~・・・の声がない。

無言の帰宅。

前日の夜もバイトが遅くて、会話なし。

翌日の朝は寝顔だけ。

梅雨入りもしていたので、学校が終わるタイミングで電話をしようと

思っていたが、できなかった・・・

「ただいま」と言って帰って来れる家がある事の幸せ。


大偉がいつか「ただいま」と帰って来れる日まで、頑張らないと。

もしかして、久しぶりと私が会いに行くのかも?

みるるとも同じような別れ方だったので・・・

可愛い仲の良い、二人と必ず会いたい。


2018年2月3日土曜日

3日(土)晴れ・・・21歳

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


節分・・・N-nhaの誕生日。

午後から柏のほうにでかけた。

柏だと、いつもアリオに行って「三田製麺」のつけ麺を食べて帰ってくる。

帰りはケーキでも買って帰ろうか?


COCOSのケーキの割引券が2枚あったので、向かった。

N-nhaと家内は恵方ケーキと付属のポテトも一緒に注文した。


COCOSでの誕生日・・・

大偉とN-nhaが小さい時になんどか来てお祝いをした事がある。


BGMが突然、Happy Birthdayの曲が流れ、スタッフがケーキを

持ってきてくれるんだけど、花火でパチパチ、ピカピカしながら

くるので、周りのお客さんの視線を一点に集めるので、結構、

親としては恥ずかしい気持ちもあるんだけど、なんてたって

子供達が喜んでいるのでね。

小さかった頃に、そういう事があったのをみんなで話して思い出していた。

21歳・・・大きくなったなぁ~と思いながら。

・・・




あぁ~・・・考えもつかない異国です。


2018年2月1日木曜日

1日(木)曇り、雨、雪・・・今夜は

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳

今夜は、これから雪に変わるみたい。

21:00に帰宅した時は、野田は雪が舞っていた・・・

大偉が産まれてしばらくしてからも雪だった。

その時は、家内の実家に遊びに行っていて、雪だるまを縁側に作った。

今日もN-nhaはバイトで遅くなるし・・・


今日は、この歌でも聴いて寝よう。

https://youtu.be/8PUI393aapw


大偉のため、残された家族のために・・・・

ぐっと堪える時期なのかな?



2018年1月30日火曜日

30日(火)晴れ・・・読み返し

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


久しぶりに、大偉の検索をした。

以前よりは少なくなってはいる感じはするが、今でも記事の事を

掲載しているサイトもある。


そんな中、昨年の6月2日の命日に執り行われた七回忌法要の記事が

あったので、読み返してみた。


http://seichouinnitidaisinji.blogspot.jp/2017/06/2.html


当時の事を思いだし、泣けてきた。


いつになっても、いつまでたっても、あの日の事を思い出すと・・・


大偉と会いたい。


2018年1月28日日曜日

28日(日)曇り・・・Birthday

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


夕方に大偉とみるちゃんに会いに出かけた。

閉園20分前に到着したので、多くの時間は、いる事はできなかった。

今日は朝からどんより曇り空で、とても寒い。


大偉とみるちゃんは一緒にいるかな?

なんて心配しながら、お花を手向けお線香をたいた。


そのあしで、現場に着くと綺麗なお花が手向けてあった。

きっと今日きたんだろうな?と思わせる。

その横に私の花を入れさせていただいた。

今日は特別寒い日だというのに・・・

いつもありがとうございます。




大偉は、今日で23歳だね。

早かったような遅かったような・・・

時間は一定のスピードで刻まれているのだろうけど

ある時は遅く、またある時は足早い過ぎ去っていく。


大偉の人生・・・

N-nhaの人生・・・

家内の人生・・・

両親の人生・・・

そして私の人生・・・

其々に大偉の思いで刻まれている。

楽しい思い出はもちろん、辛く悲しい思い出も。


思い出も歳月を重ねるたびに、少しずつ記憶が薄れていく。

その私の記憶が薄れないためにも、家内やN-nhaと大偉の事、みるるの事を

話して、また思い出す。この繰り返し。


大偉はこの歳月をみるるとどう感じていたのかな?

私も人生の折り返しをとっくに過ぎているので、あとは大偉とみるるに

会える時間のほうが早い。

大偉とみるるに会えるまでの歳月を、会ってからちゃんと埋める事ができるのかな?

わからない余計な心配まで考えてしまう。



家に帰り、先週、大偉の洗濯した服をN-nhaに見せて、着たい服があれば

とっていいよ?と伝えると一枚一枚広げて見ていた。


しばらくすると、はいっ・・・というので、振り向くと

こっちはいいや・・・だって。

みると、私も良いな?と思っていた服をごっそりN-nhaがもらっていった。


格好が良い服から、おしゃれな服まで・・・

私が着るより、N-nhaが着てくれたほうがよっぽどいいや。


すこしばかりのケーキを買ってきてみんなで食べた。


23歳の年はどんな男に成長していくんだろう。

辛いけど、会うのが本当に楽しみ。


28日(日)曇り・・・お疲れ様

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


私たち家族と一緒にいた、モビリオが今日でお別れとなる。

ちょうど、私たち家族が合気道を始めた年に購入してからの付き合いなので

14年4か月になるかな。

大偉もN-nhaもチビで、一緒に成長してきた。

多くの場所に連れていってくれた。お別れの時は家内もN-nhaも

私の風邪がうつりダウンのため一緒に写真を撮る事ができなかった。

本当にお疲れ様でした。




2018年1月21日日曜日

21日(日)晴れ・・・洗濯

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


昨日、鏡開き式で着た大偉の道衣と選別した、大偉の服を

洗濯した。

洗濯が終わり、大偉の服を干していると、選別していた時と違う気持ちになる。


選別している時は、色々な思い出が出てきて家内やN-nhaと話しながら

できていたんだけど、洗濯したのを干すとなれば、思い出の気持ちよりも

とても悲しく、辛かった・・・。


大偉は、決して着る事のできない服・・・


2018年1月20日土曜日

20日(土)晴れ・・・八方切り

平成二十三年
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六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


大偉・・・おはよう!

今日は、明龍館の鏡開き式だからね。

そんな事、言われなくても知っているかのような大偉。


一緒に参加していたんだろうなぁ~と思いながら、梅郷駅に向かった。

年明け稽古から、八方切りの稽古を始めた。

今回は、木剣ではなく日本刀・・・摸擬刀だけどね。


昨年末に祖父の家の後片付けに行った際にでてきた。

たまたま、私が行った時に2階にあって、何気なく手に取った。

袋のがそれなりだったので、開けてみると日本刀だった。

まさかとは思ったが、恐る恐る、刃先に触れると切れない。


親父に、よかったら下さいと言い、譲り受けた。

祖父が何故持っていたのかは知らないが、今では祖父の形見となった。

その日本刀を使って、鏡開き式に八方切りで出るのだけれど、

振れる事はできるが、剣の出し入れがとても難しい・・・

摸擬刀とはいえ、はじめて日本刀を持つのだからね。


先生に、教えてもらいながら練習をしてみたが中々、鞘に入れる事ができない。


家で、何度も何度も繰り返し練習し、コツはつかめたが今一つ。

しかも、かなりの重さで手首が痛くなる。

昔のお侍さん達は、こんな重さの日本刀を振っていたのか?と思うくらい。


当然、木剣での参加もできたんだけど、あえて持って行かずに

日本刀で参加をした。


その様子です・・・



案の定・・・鞘に刀が入らない。(大泣き)

大失敗です。

会員の方が撮ってくれて、iPhoneで見た時は上手く隠せたかな?と

思ったけど、バッチリ映ってました。


祖父からいただいた形見の日本刀で大偉と参加した。

これも一つの思いです。

来年も八方切りに参加して、今から抜き差しの稽古をしようと思います。


その他
指導者演武



短刀操法




2018年1月19日金曜日

19日(金)曇り・・・誕生日でしょ!

平成二十三年
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六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


N-nha!・・・2月3日と4日は空けておいてね。

4日? そう・・・習志野に行くから。

28日じゃないの?

色々と行くところがあるし、時間がないから4日にした。

28日も空けてあるよね?


うん。

おにぃの誕生日でしょ!


同じ時期に大偉とN-nhaが一つ、歳を重ねる。

ちびだった子供達も大きく成長したなぁ。


14日(日)晴れ・・・右を向いてる

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六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今年に入りリビングの模様替えを行った・・・

大偉とみるるの仏壇も少しだけ移動。

それによりダイニングテーブルも移動。

テレビの位置も・・・


今まで、私のテーブルの位置が仏壇に背を向けていたんだけど

模様替えで、私の右斜め前が仏壇となり、子供達の写真を見ながら座る事になった。


この日の朝・・・

大偉の写真を見ながら朝食を食べていた。

いつも思っているんだけど、大偉は写真を撮られる時

レンズから目をそらしている。

見ているんだけど、それているのか?はわからないんだけどね。


その写真を見ながら、大偉は何を考えていたんだろうな?と思う。

じいじにN-nhaと一緒に連れて行ってもらった、スカイツリーの建設途中の写真。

この写真が、遺影となってしまった。

今、大偉はみるると何を見ているのかな?

どうしているのかな?

28日で、23歳になる・・・


2018年1月12日金曜日

12日(金)晴れ・・・Jupiter

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六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今週は、夜の人身事故・・・月初資料作成と深夜帰宅。

ようやく、今日はまともに帰って来れた。

Musicステーションでは、部活をしている高校生からの応援歌となる

アゲアゲSongを紹介していた。


それとは別に、ゲストがカバーしている歌の紹介の中で

Jupiter・・・平原綾香の歌をLittle Glee Monsterが歌った。


食事をしながら耳にはいってきた言葉は、「やばすぎる」、「泣けてきた」と。


5人組の女の子は歌が上手いと知ってはいたが、「泣けてきた」

ちょっと大袈裟なコメントでしょ?と思いながら聴いていると

ほんとにやばい・・・

「泣けてきた」

こんなに、Juiperの歌詞をしみじみ聴いた事がなかったので・・・

Every day I listen to my heart
ひとりじゃない
深い胸の奥で つながってる
果てしない時を越えて 輝く星が
出会えた奇跡 教えてくれる

Every day I listen to my heart
ひとりじゃない
この宇宙の御胸に 抱かれて

私のこの両手で 何ができるの?
痛みに触れさせて そっと目を閉じて
夢を失うよりも 悲しいことは
自分を信じてあげられないこと

愛を学ぶために 孤独があるなら
意味のないことなど 起りはしない

心の静寂に 耳を澄まして

私を呼んだなら どこへでも行くわ
あなたのその涙 私のものに

今は自分を 抱きしめて
命のぬくもり 感じて

私たちは誰も ひとりじゃない
ありのままでずっと 愛されてる
望むように生きて 輝く未来を
いつまでも歌うわ あなたのために

平原綾香

日曜劇場『陸王』(主題歌)
Jupiter/Little Glee Monster【フル 歌詞付き】

感じが違うけど・・・Little Glee MonsterがアカペラでJupiterを

歌った感じはやばかった。


この歌を聴きながら、大偉を重ねた。

大偉と、私を支えてくれた方々を重ねた・・・

大事にしたい曲だと思った。

2018年1月11日木曜日

11日(木)晴れ・・・見守って

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俗名 田中大偉
享年十六歳


大偉、みるちゃん・・・


兎に角、N-nhaを見守ってちょうだい。

お願いだよ。



2018年1月10日水曜日

10日(水)晴れ・・・どこ?

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俗名 田中大偉
享年十六歳


エクアドル?・・・聞いた事はある。

ペナン?・・・???


日本からどんだけ離れているんだ。


2018年1月9日火曜日

9日(火)晴れ・・・JICA

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俗名 田中大偉
享年十六歳


マジか?

JICA・・・

N-nhaが・・・


応募調査書を印刷してきてと。


まだ、決まったわけではないが、ものすごく複雑な気持ち。


N-nahが、高校、大学と勉強し周りの先生方、先輩方とお付き合いしながら

少しずつ自分の進む方向を決めてきたのだから、応援しなくてはと思うが・・・


それにしても・・・

外国だよ。

何かあってはと親の気持ちと裏腹に、N-nhaは肝がすわっているのか?

それよりも、家内のほうが凄い。


2018年1月8日月曜日

8日(月)曇りのち雨・・・一番近い人

平成二十三年
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六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


録画していた刑事ドラマを観ていた。

命の危険がいつも隣り合わせの仕事はいくらでもあるんだけど

そのドラマの中での婚約シーンや、結婚して子供授かった報告シーン。


いつも家内と、命の危険があるような仕事はちょっと嫌だなぁ~と話している。

・・・例えば刑事とか。


結婚しても、家で待つ奥さんは大変なんだろうな?

ドラマの中では、家族がいようが、赤ちゃんが産まれようが

おかまいなく、日本国の安全を第一に仕事を遂行する。


偏見ではないが・・・何かあっても「一番近い人」を守れないんじゃないかな?


どっちの重みを取るのか?

私は、迷わず一番近い人を守ると思うが、仕事の内容が違えば

私も違う考えになるのかな?


2018年1月7日日曜日

7日(日)晴れ・・・思い出

平成二十三年
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六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


N-nhaの部屋から大量に運ばれてきた服・・・

昨年の何時の頃だったかな?突然部屋に置きっぱなし。

年末には、おじいちゃんの遺品を片づけながら、いただける物は

家に持ち帰ってきた。

が・・・家中、物で溢れてしまっている。

そんな中、N-nhaが持ち込んできた服を家内が再チェック!

あぁ~・・・懐かしい。

この服、よく着ていたよね。

また、大偉のお下がりの服もあったので、とても懐かしく

大偉が着ていた頃を目の前で見ているようだった。

私が、遠足に貸しておいたウィンドブレーカーも、ビニール袋に入って

シワクチャになって出てきた。

なんとも言えないN-nhaの顔。


一つ一つの服にある思いで・・・

家内とN-nahaと話しながら、まだ着れる服、やっぱり駄目な服を分けていた。

服なんかは、処分するしかないんだとわかってはいるが、

一つ、また一つと子供達の服の思い出が消えていくのも寂しいと感じた。

しょうがないんだけどね。


2018年1月6日土曜日

6日(土)晴れ・・・稽古初め

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俗名 田中大偉
享年十六歳


2018年の稽古初めも、大偉の道衣とまといスタートした。

朝に大偉とみるるの挨拶を終え、「大偉行くよ!」と声をかけ

一緒に稽古した。

大偉もいたら、きっと一緒に出ただろうに・・・


心の中では、大偉もN-nhaも一緒だよ!


また一年間無事に稽古ができますように見守ってね。


2018年1月5日金曜日

5日(金)晴れ・・・1秒

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俗名 田中大偉
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時間・・・・

1秒前が未来、0秒が現在、1秒後が過去とこの繰り返しで時が流れている。


たった1秒。


先にも進めず、後にも戻る事ができないのが時間。


今現在、その瞬間、瞬間を大事にしていきたいと思う。


たった1秒で救えたかもしれない。

1秒遅かったら、大偉は助かったかもしれない。


2018年1月4日木曜日

4日(木)晴れ・・・また一人

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俗名 田中大偉
享年十六歳


合気道の会員の方と色々とメールでお話しをしていた。

その方は、入会する際、多くの心配事がある入会をためらっていたが、

結局入会し今も元気に頑張っている。

そのメールの言葉の丁寧さ、優しさが伝わったきている。

いつもその方と会って話したいなぁ~とおもっており、たまたまお会いする事ができた。


会った瞬間・・・


「やっぱり・・・」

その優しさは顔からにじみでていた。想像していた通りの方だった。

その場では、長くは話さなかったが、


ある日バイクの話しになった。

今は乗っていませんが、私もバイクに乗っていたんですよ!と。

大偉の話しをしている中で、「大偉の事はブログを見ていて知っていました」と。


大偉を通してまた一人、繋がった。


今朝は、6日から始まる稽古の準備で袴を干している。

稽古初めは大偉の道衣からスタートです。


2018年1月3日水曜日

3日(水)晴れ・・・LOVE SONG

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俗名 田中大偉
享年十六歳


昨年の10/27(金)晴れ。

常磐線車内で、大偉のiPodの中に入れた浜崎あゆみの曲を聴いていた。

普段はあまり聴かないんだけど・・・この時はなぜか。


Love song

大偉の事を何もわかっていなかった自分。

車の中で、何回も聴く大偉。

あの時・・・車の中で聴いている自分がその歌詞の意味をわかってさえいれば。


もう少しなんとかする事ができたのかもしれない。

その人が受ける言葉の意味、深さ、重みをあらためて感じる。


言葉で人を救う事も、ダメにする事もできる。


言葉・・・大切にしようと思う。


2018年1月2日火曜日

2日(火)晴れ・・・大偉とみるる

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俗名 田中大偉
享年十六歳


毎年2日に桜木神社に初詣に出かけた後に、大偉とみるるに会いにいく。

昨日は、私の実家に行き今日は家内の実家。

ずっと、大偉もみるるも一緒にいたのに・・・

今日は特に風が冷たく寒い。

大偉とみるるは寒くしていないだろうか?と心配になる。


6年と7か月・・・

大偉もみるるも

私達家族も、両親も

大偉にかかわった人も

思いはそれぞれ違うにしても同じ時間だけは流れている。


年末に現場に行けば、誰かが来てくれてお花を手向けてあった。

6年も経った今でもこうして来ていただいている事に感謝。


私達も大偉とみるるがいない寂しさもあるが、両親も私達には想像もつかない

思いもあるんだろうなぁ~と思いながらお互いに実家に挨拶にでかけた。


自分も歳を重ねている分、両親も・・・

顔のしわ、手のしわを見ながら話ししていた。


2018年1月1日月曜日

1日(月)晴れ・・・面倒くさい

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


2018年の幕開け・・・

昨年暮れ頃から、「あぁ~この言葉って、言っちゃいけないんだ」と思った。

何気なく使っていた、「~面倒くさい」

仕事でも、遊びでも何かをやらなくてはならない時に、つい言ってしまっている。

たぶん誰もがそう思っているし、何気なく使っているんじゃないかな?


昨年は、仕事内容も変わり今までとは違い、自分の予定が立てづらくなっており、仕事とプライベートのON、OFFが上手くいかなかった。

しなければいけない事は沢山あるし、中々思うように片づけられないし・・・

私自身も普段、あまり使ってはいないと思ってはいるものの

「あぁ~、面倒くさい」と何かにつけて発していた。

仕事で疲れているし・・・

でも、家の事もしなければならないし・・・

やらないと終わらないし。時間もないし

そんな時に、つい。


家内は黙って聞いていた。

私が少しイライラしているのもわかっていたと思う。

その「面倒くさい」という言葉で怒られた事はないが

一瞬、家内の顔がゆがんで見えた気がした。

「あっ、」・・・

意味があって、色々な仕事をしているのに「面倒くさい」ってなんなんだ。

確かに面倒な事もあるだろうが、それを口にして何の解決になるのか。

田中家の事をしている・・・必要だからしているのだから

それを「面倒くさい」というのはおかしいと自分の中で反省をした。

今年からは、「面倒くさい」という言葉を言わないように生活をしようと強く思った。


※昨年の後半は、毎日感じている事をブログに書くことができなかった。
今年は少しずつでも書いていけるようにしたい。

昨年に書き残した内容も沢山あるし・・・