2014年3月22日土曜日

22日(土)晴れ・・・若くして

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳



一週間前に手向けた彼岸桜が咲いていた。




一週間前・・・

その帰り、管理人の方とお墓に来ていた女性が桶置き場の近くの墓石前でなにやら話していたが、・・・


「付き合って3か月後に亡くなった」・・・とだけ耳に入ってきた。



今日、大偉とみるるに会った帰りに桶をを片付けて、ふと振り返ると・・・

一週間前に立って話していた墓石が目に入った。


しかも、墓誌は墓石の裏に刻まれていたので、年齢まで見えた。



二十一歳・・・



この世に生をうけて生きるものすべてが、いつ幕が下りるかわからない。



お墓に刻まれた私たちの名前・・・


まさか息子のお墓を建てる事になろうとは考えもしない話だ。


2014年3月20日木曜日

20日(木)雨・・・何を見てきたの?

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


お昼をずらして食べ終わったあと、窓越に外をみれる場所で音楽を聴いていた。


EXILE  「道」・・・


空を見ながら、大偉を思い出し・・・


この3年間・・・何を見てきたの?


今、何をしているの?


何が見えるの・・・?


心の中で色々と聞いてはみたが、返事はまったくなし。


私の声が届いているのかも

聞いているのかも

見えているのかも


まったくわからない。





2014年3月17日月曜日

17日(月)晴れ・・・白紙に

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


二夜連続の宮本武蔵を観た方も多かったのでは・・・?

私は、二日目はすっかり忘れていて、お風呂に入りながら

何か忘れている?

と思いながら・・・「あっ、宮本武蔵だぁ~」と思い出したのが10:00pm過ぎだった。

慌てて上がり続きを観た。



沢庵和尚が言った言葉がとても印象だった。


「善行、悪行も白紙の上に墨を落としたのと同じ。一生消えない。」


この世に生を受けてから幕が閉じるまで、歩んできた道を

この言葉がすべて受け止めている感じがする。


今まで歩んできた道・・・

これから歩む道に・・・

足跡をつけていく。


一生消えない足跡を。




2014年3月16日日曜日

16日(日)晴れ・・・彼岸桜

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


昨日、今日とほんとに春の陽気で暖かかった・・・

大偉と巳塁に会いに行ってきた。

「俺にお墓を建てさせやがって」と思いながらお墓を磨いていた。

来週はお彼岸なので、いつもより来ている方が多かったが、

想いを込めてお参りをしている方の姿があった。

人それぞれの抱えた想いを伝えに来ているんだな?


途中で手向けるお花を買っていくんだけど、選んでいると

おばさん二人が、「あらっ、彼岸桜」という声が聞こえた・・・

違うお花をもっていたんだけど、その言葉を聞いて彼岸桜を買った。


「彼岸桜」・・・お花が咲くかな?


その足で現場に向かいお花を手向けてきた。

今でも現場に来ている方がいるんですね・・・ありがとうございます。





2014年3月15日土曜日

15日(土)晴れ・・・運転手さん・・・

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


14日(金)11:50pmくらいかな?JR柏に着いたのは。

12日、13日と仕事で連泊し、まだこの時間であれば野田線で帰れる事ができるんだけど柏からタクシーに乗って帰ってきた。


疲れて、疲れてこのまま電車に乗って帰る気力がなかった。


まだ、時間も早かったのですぐに乗ることができたが、柏の事件以来結構タクシーを利用するお客が増えたと言っていた。


運転手さんは、丁寧な言葉使いで乗車する私を迎えてくれた。

私もいつも運転手さんと話すほうなので、いろいろな事を話した・・・


「運転手さん!若柴の交差点を過ぎたら追い越し車線に変更してくれませんか?」

「はい、わかりました・・・」


「ところで、お客様・・・何かあったのですか?」と聞いてきた。


「子供がバイクの事故でね・・・」

それ以上の事は言わなかったが・・・

どうしても走行車線をそのままそこを通る事が嫌だった。

大偉の現場を横目でみながら過ぎていった。