1年を迎えて・・・

2011年6月2日(木) 雨・・・

16:17分

大偉の携帯から家内の携帯電話に連絡が入る。

私達にとって辛い人生が始まる・・・

16:23 メール送信するまでの間、何回か家内から連絡が入るが一瞬繋がるが内容わからず。

16:23 事故? どうした・・・

豊洲から有楽町に向かう電車の中。


内容省略

1715 送信 柏についた。 18分発です。
17:24 受信        中。救急。まだ会えない

17:25 北柏駅に着く
北柏駅からタクシーに飛乗り、慈恵に向かう。

何度も何度も、声をかけたが目を覚ます事はなく、先生より事故時間16:10分
死亡17:40の声だけが残った。
事故をしてから、1時間30分後しかたっていない。

ブログを立ち上げ・・・最初の掲載



これ以上の悲しみはない、最大の試練。


1年・・・長いようであっという間でした。
辛い日々が襲い掛かっても、会社に行けば仕事をこなさなければならない。
残された家族を養っていかなければなりませんからね。

毎日、眠れず・・・目を閉じれば大偉の寝ている姿しか出てこない。
待合室で、不安な顔をしている家内。

その後、病院にあーちゃんに肩を抱えられながら入ってくるN-nhaの姿。
何がなんだかわからず、家であーちゃんと待っている時にしらされたのでしょう。
あの姿は、とても辛かった。

何をやっても、どこにいても、大偉が入ればなぁ~。
今頃みるちゃんに会えているのかな?なんて思う事ばかり。

土曜日になれば一緒に合気道の稽古に出掛けていたのに・・・今週からカードには出席印がない。

司法解剖?
そんな事やめてください!と私は断った。
でも、それをしないと原因が究明できないと言うんです。
家内の親父に・・・家内にも言われ承諾したが、とても冷静にお願いしますとは言える状況ではなかった。親父も、家内もきっとそうだったと思うが、早く犯人と原因を究明するにはこれしかないんだと、ぐっと堪えたんだ。
6月3日・・・柏警察から千葉大へ向かう大偉を乗せた搬送車を送りながら「がんばってね」と声をかける家内とN-nha。
こんな事になるなんて・・・悔やんだ。

自分の子供の葬儀を執り行うなんて考えた事もなかったよ。
それが、お友達に久しぶりにあったと思えば、「大偉っ、そんなところで寝ている場合じゃないでしょ?」と思ったが、ただただ目を閉じて静かに横になって寝ていた。

何もなかったように、静かにと。

その後、警察から犯人逮捕の知らせを受け何度も警察に行ったり、松戸区検に出向いたりと・・・すべての情報を話してはくれないが、ところどころわからなかった事が明らかになっていく。


柏警察署、松戸区検察庁、霞が関にある弁護士会館、保険会社・・・時間をかけてたくさん出かけた。
出向かなければならなかった。


時が経つに連れ、段々と気持ちも落ち着きを取り戻すが、やはり旅立った大偉、みるちゃん事が気になる。

やんちゃで、おちゃめな男の子二人が・・・
二人とも突然だよ・・・
言葉をかける事もなく、腕の中で抱えられる事もなく・・・

突然旅立ってしまうなんてずるいよ。

残されたお父っ、お母っ、N-nhaの事を無視じゃんか・・・まったくもう。


みるちゃん、大偉と旅出させてしまったが、この子達は私達に一生の宝物を残していってくれた。

私達を支えてくれる人達。
励ましの言葉であったり、笑顔であったり。
言葉数は多くなくても、真っ直ぐ目を見ていれば伝わってくる。


本当に、いつもありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願いします。


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