2015年6月30日火曜日

30日(火)晴れ・・・前を向こう!

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


蒸し暑かったり、清々しかったり、雨だったり・・・晴れだったり。

天気と同じように、毎日気持ちの変化があり、時には感情の起伏が激しく不安定だったり。


日々、色々な出来事に遭遇しながら、対処している。


時には、人に助けてもらったりとね。


JRの下をくぐる短いトンネルを抜けると会社に着くんだけど・・・


ふと反対側を見ると、入社して3年くらいの同じ会社の社員が下を向きながら

うつむいて歩いている。


毎日忙しいんだな・・・

この間、先輩に怒鳴られていたっけなぁ~。

大丈夫かな?


などと思い歩いた。


どんなに辛い時でも、苦しい時でも、悲しくやりきれない時でも・・・・

とにかく顔を下げずに前を向こう!


私は、その時・・・出来ていたか?というと


きっと出来ていなかったと思う。

でも、私の場合は家族であったり両親であったり

もちろん合気道の仲間が前を向かせてくれたお蔭だ。


自分で前を向く事ができなかったら、助けてもらおう。


助けてあげよう。


前を向いてはじめて、色々な事が見えてくる。


そして、胸を張って「良い気を体に入れよう!」


胸を張って歩くと・・・とても気持ちが良いです。







2015年6月24日水曜日

24日(水)晴れ・・・成長

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


明日のお弁当は何にしよう・・・?と考えながら。


N-nhaは授業で伊勢原まで行くみたい。


伊勢原ってどこだよ!・・・何となく聞いた事はあるが行った事はない。


と思いながら・・・


大偉が・・・もし、普通高校に進んでいたらと思う事はよくある。


バイクに乗っていたかな?

今も変わりなく生活していて、今は大学生かな?


想像でしかない大偉の姿。

想像をする面影。

笑顔・・・

声・・・


あれから、想像でしかない。


大偉の今の成長を想像して。


N-nhaには色々な事にチャレンジして、自分を成長してもらいたい。

そう願っている。。。




2015年6月22日月曜日

22日(月)晴れ・・・告別式

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今日は日曜日のお通夜には行かず・・・・告別式に参列した。




つい先月には、ニツ塚会員のお母様が亡くなられ、野田市斎場で

お通夜・告別式が営まれた。


野田同好会の代表として参列する予定だったが・・・


野田市斎場・・・大偉もみるちゃんも。


ガンガンと今、前を向いて生きているから・・・

「辛いから・・・お前は来なくてもいいよ。これで十分だよ。」


R-seyさんの、その言葉に甘んじて欠席した。

あれから心にどこかにひっかかる物があるようで・・・・

時には参列すればよかったと思う事がある。





今日は・・・・

お焼香を待つ時間・・・

会社の後輩の女子・・・

会社では私の前に座り、全国のお客様からの業務問合せを行っている。

若いのにとても責任感があり、しっかり者。



まだ、60歳の若さ・・・

これからの娘の成長をみる事ができず・・・

色々と笑ったり、泣いたり・・・と相談にのってあげたり・・・

側で一緒に生活する事ができない悔しや・・・

見守る事のできない悲しさ。


はかりしれない思いがある事だろう。


私は、大偉の成長する姿をその時々で、想像する事しかできない。

最後のお別れのお花入れは遠慮した。

出棺のお見送りもしたかったのだが、耐え切れず失礼を承知の上で斎場を後にした。


斎場から、茂原駅までの30分・・・


その子のお父様の気持ちだったり、大偉に対する自分の気持ちだったりと

色々な事を考えながら歩いた。



まだまだ、やり残した事があるのに・・・



2015年6月19日金曜日

19日(金)曇り・・・まだまだ。

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳



今朝出社すると同じグループの女子のお父様が亡くなられた事を知らされ、

夕方に管理から訃報のメールが届いた。。。


きっと大偉の時も全社員に送付された事だろう。



大偉が使っていた、iPod・・・・

その曲には、浜崎あゆみのBESTも入っている。


車に乗るたびに、もういいよっていうくらい聞いていた曲で

斎場でもずっと流していた。


あれから聞く事もなく、アルバムごとに選曲して聞くんだけど


この日の帰りは、なぜか全曲をシャッフルする選曲を選んだ・・・。



しばらくすると、車の中で聞いた曲が流れた。


それと同時に、大偉の事を思い出しながら


なぜあの時・・・と感情がこみ上げてくる。



大偉とみるるは、私達を見てくれているのだろうか?

見えているのだろうか?





2015年6月18日木曜日

18日(木)曇り・・・形見

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


ふと・・・朝の挨拶を終え


仏壇のお水を飲みながら。



形見分け・・・。


形見って・・・両親の生前使っていた物なんだろうけど


私は大偉に渡す前に、大偉の物を引き継いでいる。


でも・・・私が、となった場合。


一番最初に気がかりと感じたのはZEPHERをどうしようかと。


誰かが乗るわけにもいかず、このままなくなるのかな?



2015年6月13日土曜日

13日(土)晴れ・・・音

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


最近は・・・朝早~く起きて

大偉とみるちゃんに会いに行っています。


平日は行けないので、土曜日の稽古前とか、日曜日のお買い物前とか


ZEPHERの音を聞かせに行ってるんだけど・・・


二人には聞こえているのかな?


朝から煩いなぁ~


まだ、眠たいよ~


なんて思っているんじゃないかな?



梅雨が明ければ・・・一度、大偉とみるるを連れて遠出をしてみたいな。





2015年6月11日木曜日

11日(木)晴れ・・・辛いから

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳



辛いから・・・お前は来なくてもいいよ。

これで十分だよ。

R-seyさんからの言葉だった。






2015年6月10日水曜日

10日(水)晴れ・・・壁

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳



乗り越えられない壁はない?


壁が立ちはだかった時・・・乗り越えるチャンス!


とは言うものの・・・決して甘くはない。


ただ、それに向かう気持ちやチャレンジが大事だという事。


人には言えるが、いざ自分となると話が違うが少しずつ


積み重ねて行けば、何れその壁を越えている時は来るだろう!




2015年6月9日火曜日

9日(火)雨・・・マフラー

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


ダイソーから買ってきた錆落しのスポンジでZEPHERのマフラーを
磨いた


大偉はどう思っているのかな?



メンテナンスには色々と時間もお金もかかるけど大事にしないと・・・


2015年6月8日月曜日

8日(月)晴れ・・・人生初!

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


人生初!のお弁当作り


N-nhaと自分のお弁当を作った!

朝が早いので、大変だったが・・・お弁当を作りながら家内の大変さと

お父さんが作っている家庭の気持ちがわかるまでには程遠いけど、

毎日色々な気持ちでお弁当を作って送り出しているのかなぁ~と感じた。


お弁当は、それほど上手には作れなかったけどね・・・。



2015年6月5日金曜日

5日(金)雨・・・あの時と同じ

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


どしゃぶりの雨


今日は、朝からどんよりとした天気。

会社が特別休日のためお休み。

ある団体と稽古場の時間帯がぶつかったため出向き打合せを行った。


19:00には土砂降りの雨となっていた。


あの時は、子供達が家に着いたのを確認した21:00過ぎの

大偉の涙雨だった。


そんな事を思わせる雨だった。



2015年6月2日火曜日

2日(火)晴れ・・・4回目の

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳



今日は4回目の6月2日の朝を迎えた。


会社も休み・・・いつもより30分遅くに布団からでた。


目はとっくに覚めていて、布団に中で色々と思い出していた。


前の日に、バイトから帰ってきたこと。


最近は、同じ学校の友達の原付と一緒に行って、燃費が良い!なんて言ってたこと。


朝、疲れ切っていた大偉の寝てる姿を見てから会社に行ったこと。


その日は雨が降っていた・・・。


学校が終わる頃に電話をして、「雨だから気をつけて帰ってきな」と伝えたかったこと。




タイミングが悪く・・・伝えられなかったこと。


なぜ、思った時にメールでも電話でもしなかったのか?・・・・できなかったのか?


できたはずなのに、悔やんでも悔やみきれない。


結局・・・16:10を迎えてしまった。


そして、最悪の結果を慈恵医大病院の集中治療室で担当された先生から

17:40・・・・聞かされる事になる。



何も知らされないまま、帰宅したN-nha。

いつもと変わらない生活だったのに。

あーちゃんに肩を抱えられて病院の面会者入口から入ってくる。


なんの言葉もかけてやれなかった。



自分で、大偉の訃報をお世話になった方々にメールをしなければならなかった事。


千葉大への搬送される大偉の姿・・・

家内、N-nhaの姿。。。

本当に辛かった。



当時の事は、今でも家族では決して話題にはならない・・・

したところで、何も変わらないし進みもしない。


それでも事あるごとに、大偉は・・・大偉はと話しの中に入る。

大偉とみるちゃんは・・・など。


それでも、それぞれの心の奥底には大偉への思い・・・・

その日の出来事はしまっているのだろう。


今年もかわらないR16・・・







大偉は、家までの道を繋げられなかった。

その思いを込めて、私が必ず来年、繋げて大偉を戻そうと誓った。




ずっと・・・ずっとこの思い・・・・。君の一言で救われた。

止めどなく流れる涙は・・・


あ~だ、こ~だ・・・嘆いても 君の一言で救われた。


泣いて泣いても君は戻らない・・・

だけどずっと誰よりも一番近くにいる。

笑って・・・笑ってと励ましてくれる

頑張れ!・・・ファイト!って背中を押してくれる。


ナオトインティライミ 「手紙」

*女性が歌う手紙 ピアノアレンジ COVER by Uru