2012年1月31日火曜日

31日(火)晴れ ・・・明後日


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


1月末・・・締作業が終わり帰宅もいつもより早かった。


前回、松戸区検から入手した記録をファイルに閉じた。


家内がお風呂に入っている時間に急いで・・・。


明後日も午後から出向き、まだまだかかりそう。


コピーでは、細かいところがわかりにくいのでデジカメの写真も


撮る事になるだろう。



記録として・・・これからの事につなげる。




「人生万事塞翁が馬」がTVで紹介されていた・・・不思議。





2012年1月30日月曜日

30日(月)晴れ ・・・保存メール


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳



今日も、夜は寒い。

帰りの東武野田線の電車の中。

携帯の受信フォルダー・・・@aiiに割り振られたの中をみる気もなかったのに

開いていた。


昨年12月1日(木曜日)に解約する前に大偉の携帯から

家族に送った最後のメール。


K-tjma君から大偉宛てと私達に送られたメール

写真もKAWASAKI ZEPHYR 400と大偉の写真。

いつも、写真を撮られると横を向いているんだよね。

それから・・・お花を巻きつけたバイク。



事故当日のメールなどなど・・・


堪えきれなかった。






日曜日の法律のできる相談所の番組。


あたたの「保存メール」を紹介していた。

菊池幸夫先生?

愛犬が亡くなった時、娘からもらったメール。


「・・・泣いてしまうと、天国でも雨が降るから・・・」と


いう内容だった。


そうだな。


そうだよな。


でも・・・



未だに私の心に晴れはない。



R-seiさんから大偉の誕生日にいただいた言葉

「人生万事塞翁が馬」


2012年1月29日日曜日

29日(土)晴れ ・・・お誕生会


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


午前中から家内とN-nhaが買い物に出かけた。

今日は、二人の誕生会。


ケーキを作るんだと言い、それ以外の買い物をして返ってきたのはpm3:00すぎ。


私も行こうかと思ったが、どうしても誰にも見られたくないというか見せたくない

というか、見せられない・・・・

見せる事によって思い出すのは私だけで良いと思ったし、家内にはこれ以上

悲しませたくないと思い、残って仕事をした。


・・・松戸区検の記録のまとめ。


また、行くのでコピーミスをしていないか一枚ずつ確認した。


淡々とこなした。

目を背けたくなる記録も、今日は大丈夫だった。

早くしないと帰ってきちゃうから・・・


これから・・・少しずつ読んでいこうと思う。




帰ってきて、玄関に置いた買い物を運ぶ・・・外からの風がとても冷たい。


ちょ~寒いね!




二人は、誕生会の食事とケーキ作りにとりかかる。


私は・・・出番がない。


こたつで座っていた。


お手伝いしたのは、お皿とフォークの準備くらいかな。



できたぁ~!


食べる前に写真を撮った。




いつもの掛け声・・・だいいが旅にでる前は、前半がN-nhaで後半がだいい

だったんだけど、旅に出てからN-nhaが全部言っている。


「命に感謝して、よく噛んでいただきます」。


お誕生日おめでとう!


家内から、大偉17歳、N-nha15歳おめでとう!と言った。


お腹いっぱい食べた。


大偉っ。みるちゃん、お腹いっぱい食べた?

ケーキも美味しかったね。


火曜日から、金曜日まで寒くなるみたいだよ。

温かい格好しているんだよ。

みるちゃんのお腹も見てあげてね。



17歳になった大偉は、また少し大人の顔をしているんだろうね。

次の歳、その次の歳と誕生会をしながら大偉の顔を思い浮かべ・・・想像して。

若いから、背伸びをしたくなったりもするし、それが普通だと思うけど・・・

ゆっくりでいいから、成長していってほしいと思う。

あなたは、回りを見れる人だから・・・今までと変わらずに。


家内からの「おめでとう」の言葉・・・

今までと変わらない言葉だった。


2012年1月28日土曜日

28日(土)晴れ ・・・17歳!


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳



大偉!・・・17歳。

お誕生日おめでとう!


17年前の今日、あなたはこの世に生まれてきんだよ。


1995年1月28日 3060g

命名 大偉


小さい頃は、劇団に入りTV出演、教材のビデオ出演。


ブラザー・コーン、LILICO、松尾貴史などとアフレコまでして・・・。プロとして活躍!



とにかく、体を動かす事が大好きでサッカークラブに入って頑張っていた時期も

あったしね。


勉強はそっちのけ・・・。


一番好きだったのは、やっぱり車だね。

ミニカーだけでも100台以上はあるんじゃないの?

N-nhaが生まれる前だって、あーちゃんが車のチラシを切って作ったカルタで名前を

あてて遊んでいた日を昨日のように覚えているよ。

ちょっと高い声で・・・言葉もままならないのに。

一日中遊んでいたね。

100枚以上あったんじゃない?

全部あてて、お父っは天才かと思ったよ。


中学ではバレー部に入り、三年間頑張って・・・先輩にもたくさん可愛がられ、

先輩が卒業してからも遊んでもらっていたもんね。


進路は・・・色々と悩んでいたと思うけど最終的には中央自動車大学校を選んだ。


車が好きで、将来は一級整備士になるんだといっていたけど途中からは、

車体整備士になりたいと言ってたね。


バイクにも興味を持ち始め・・・16歳の子がと思い・・・ものすごく心配していた。

それでも、ちょっとふさぎ気味だった大偉の心を救ったのはバイクだったんだよね。



幼稚園・・・

小学校・・・

中学校・・・

高校と、生まれてから色々な事があったけどね。


懐かしい思い出や、悔しい思い出・・・たくさんあるよ。




夕方、S-ykaさんがバイトの帰り、大偉の誕生日だからと・・・お花を持って

会いに来てくれたよ。

こちらの時間がなくて、お線香だけとなってしまって申し訳なったです。

ごめんね。わざわざ寒い中来てくれたのに。



pm8:00ちょい前のgmail。

T-mkaさんから、お誕生日のお祝いメールだった。

現場にも行っていただいて、ありがとうございます。

浜崎あゆみのコンサートに連れて行ってくれてありがとう!

大偉も喜んでいると思うよ。
 




今朝、道場の受付をしてカードに出席印を押していた。

カバンの中の大偉と、N-nhaのカード。


二人とも・・・5月28日(土)の出席印で終わっていた。

大偉は旅に出る前の最後の稽古。



大偉はみるちゃんとの旅の途中で、稽古をしているんだろうね。

I-kwaさんからいただいた、龍の帯を締めて。





本当は、旅にでないでみんなでお祝いしたかったよ。

なんで・・・旅に出ちゃったんだよ。

じいじもあーちゃんも来てくれて。

じいちゃんとばぁちゃんからは、届き物があって。


誰も、旅に出るなんて聞いていなかったのに・・・突然、出かけるんだもん。

前の夜も、当日の朝だって聞いてないよ。


ほんの数時間前まで・・・。


大偉、ひどいよ。


最近は、ブログを見つけてメールをしてくる人がいてね。

大偉に会いたいって。


いろいろと大偉との思い出を書いてきてくれて嬉しいよ。

学校の事はよく知らないからね。

大偉がこんな事、あんな事をしていたんだなぁ~と思うとさ。

お前らしいよ。




普通だったらさ・・・家族なんかでお祝いしたり、おじいちゃん、おばぁちゃんからも

お祝いしてもらったりするじゃん。

彼女ができれば・・・二人でお祝いして。

プレゼントをもらったり、あげたりと。

家庭を持てば、自分の家族でお祝いして・・・と物事は順番に回って行くもんなんだよ。


今年の誕生日は何を買ってもらったのかね?

きっとバイクのパーツとか、そういった物だろうね。

それは・・・バイト代で買いなさいと言われるかもよ。


お友達は、お金では買えないから大事にね。

一期一会だよ。

出会いは、決して偶然じゃないから。


偶然ではなく、必然なのはその人の人生で必要だから・・・。


必要だから。


大偉の事は、時間の奇跡が起きれば良かったと思うよ。

ほんとうに。


明日、お母っとN-nhaがケーキを作るらしいよ。

みるちゃんと一時帰宅してよ。






2012年1月27日金曜日

27日(金)晴れ ・・・いよいよ明日だね!!

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


夜は寒いねぇ~。自転車のサドルの霜が凍っているもんね。


pm11:30くらいかな家についたのは。


ポストを開けると・・・大偉あての手紙が入っていた


いつもの子かな?


違うのかな?


寒い中わざわざ、来てくれたみたい。


大偉へ

いよいよ明日だね!!


と表に書いてあった。


明日は17歳の誕生日。


旅に出ちゃったもんだから、今年の誕生会はN葉だけになっちゃったよ。


大偉のも、ちゃんとあるからさ・・・。


ここにいなくても、思っていれば届くよね。


じゃ、また明日ね。










2012年1月26日木曜日

26日(木)晴れ ・・・スターレット。


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


前社長が来た。

昨年の株主総会で退任し、今は顧問でいるが今までの社長とは訳が違う。


ものすごくオーラがあるというか・・・そこにいるだけで安心感があるというか

色んな事を相談しても、頼りになる回答が返ってくる。


それまでの人は、どこか社員と壁ができていて一般社員には無縁だったが、


この社長だけは・・・違う。


そこにいるだけで、回りが明るくなるんだよなぁ~。


また、笑顔がいい。


話しをしていて落ち着く。


名古屋に帰る前に、私のほうから・・・「今日、帰るんですか?」と話しかけた。


社長から・・・少し飲んでから帰る。


・・・まだ飲みに行けてないのか?と心配そうに口を開いた。


大偉が旅に出てからも、会社に顔を出すときは必ず声をかけてくれる。


昨日の事を話したり、これからの事も・・・。


「いつか飲める日を楽しみにしています」と別れた。


6月2日は社長や常務と取引先の人を迎えて飲む予定で外出先から会社に向かって

いる途中の出来事だから、お互い色々と思うところがあるんだろうな。



・・・しばらくして席に戻りGmailをみると


えっ!


家内のお友達から、私宛にメールが入った。


何度か家に遊びに来てくれて、大偉やN葉とも遊んでくれたし、


大偉が小学校の時かな?お子さんと遊んだのは・・・。



あんなに小さかった大偉も、大きくなって格好良くなったんですよ。

あったら、イケメンにびっくりすると思うよ。

今は、みるちゃんと旅に出ているから、あってお話しする事はできないけど、

すぐに飛んでくるよ。

みるちゃんは知らないよね?

大偉とN葉の弟でね、とても可愛くてね

三人で遊んでいたんです。


家に遊びに来てくれたときも、大偉は車に乗ったんだっけ?

年賀状に書いた大偉の直筆・・・「スターレット」

書いた事も忘れていたけど・・・2004年?の年賀状かな。

懐かしく、家内と見ました。





だいいっ!

一緒に遊んだ事、覚えているでしょ?

懐かしいね。

小さかったから、忘れちゃったかな?



昨日、見た写真・・・こんな顔していたんだね。

頭から、離れないよ。

辛くて、辛くて・・・梅郷駅の駐輪場手前でお友達の事を思い出し泣けてきたよ。


2012年1月25日水曜日

25日(水)晴れ ・・・意識障害?


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


だいいっ。

6月3日・・・がんばったんだね。


ブルドクター・・・司法解剖のドラマ。


実際はこんなもんじゃなかった。


大偉の親父として目の前の書類から目を背ける事をせず、資料請求をした。


松戸区検。


自分が思っていた以上だった。


だいい・・・。





朝から憂鬱だった。


普通の精神状態でいられるだろうか?


柏警察で・・・ほんの一部の見た事はあるが、その時もショックだった。


こんな事が行われているのか?・・・、想像を絶する。


朝から夕方まで・・・閉庁時間までコピー機の前にいた。


一日では、終わらず次回も出向く。




21日(土)

検案書と保険会社指定の診断書を受け取り、内容を確認した。


ひっかかった箇所があった。


意識があったの?


搬送された時、大偉は意識があったのか?


聞かされていたのと違うじゃん。


診断書を書いた先生に説明を求めたが、当直明けで帰宅。

後日となったが、他の先生でもいいから、ここに書いてある意味を教えてくださいと

お願いした。


立ち会った先生ではないが、意識障害・・・「あり」とその横に書いてある記号を

本に記載されてある言葉を見せていただきながら、説明を受けた。



意識障害・・・あり。



この言葉を見た瞬間・・・意識があった?と私は勘違いした。


搬送された時、・・・意識はなかった。



レベル300。


最悪の状態だった。


だから・・・「意識障害あり」なのですと、説明を受けた。



ピンクのトレーナーに吸い取られた大量の・・・血。


どれくらいの量が、大偉の体から流れでたのだろうか?


6月2日の事故当日の柏警察の奥の建屋の前。


ブルーシートに並べらた衣服を見たが、今回の写真を見てこれほどまでとは思わなかった。



きっと大偉は、事故した瞬間に離脱して自分を見ていたと思う。


悲しんでいる私達を見ていたと思う。


お通夜、告別式に来てくれたお友達や、小さい頃からお世話になった方々を

見ていたと思う。


今でも、みるちゃんと一緒に。


だいいっ。

今日、寄ろうと思ったんだけど遅くなったので寄れなかったよ。

ごめんね。




最後の最後まで、がんばったね。


大偉っ。




大好きだよ。



みるちゃんも頼むよ。




まだまだ、遺留品を開封する事ができず私の枕元に置いてある。


あの日の顔は決して忘れないよ。


2012年1月24日火曜日

24日(火)曇り ・・・旅


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今日は、am8:20からグループ長以上の会議・・・ちょ~寒くて眠い。

朝、自転車のカギを外そうと・・・凍っていて乗れず。


結局、歩いて駅まで。


道路もまだ凍っていたので、かえって良かった。



午後からTBS前のBzタワーにある、音楽会社へ作業を行いに行った。


何件か支社から仕事の電話が入るが、作業は順調に進んだ。


いつもは、TBSによって芸能人を見にいったりもするんだけど、最近はそんな事もせず、

さっさと家に帰る。



主要道路は、ほぼ雪は無くなっているが裏道へ入るとまだ残っており危ない。



だいいは、雪大丈夫?

こんな時は、乗っちゃダメだからね。


何処を男の子二人で旅しているかわからないが、気をつけてよ。


明日も、ちょっと時間があったら寄るよ。


時間がなかったらごめんね。

2012年1月23日月曜日

23日(月)曇り ・・・大雪


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


朝から3時まで2件の会議・・・・。


午前中は、1月度の計数報告。午後は出荷物の確認会議と疲れたぁ~。


pm9:00会社をでると・・・雨。


でも、傘にあたる音が違うなと上を見ると街頭に光るのは雨交じりの雪。


あちゃ~。


雪は夜中からじゃなかったっけ?


新橋駅。雪が舞っている。


上野駅。ぼたん雪に変わる。



常磐線は通常通り発車して柏に到着したが・・・野田線の車両点検で遅れが出てたが


たいした事はなかった。


ところが・・・梅郷駅。


ものすごい雪。


靴が埋まってしまうくらい。


自転車置き場にある自転車がまるで、自転車氷(樹氷みたい)。


ほんとに笑っちゃう。



だいいっ。

ようやく帰ってきたよ。

みるちゃんは寒がっているんじゃない?

お空からは、雪はどう見えるの。


だいいが生まれてすぐに雪が降って「雪だるま」をつくったのを思い出すよ・・・。



でも・・・



最近、思い出す顔は事故直後の顔だったりするのが多いよ。


やりきれないよ。


だいいが旅に出てから、明後日は一番辛く、引き込まれてしまうんだろうな。

見たくもない資料もあるが・・・自分がお願いした事だから・・・



2012年1月22日日曜日

22日(日)曇り ・・・もうすぐ


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


午後から、一周忌の打合せで霊園に出向いた。


墓石も最終段階に入るし、お寺さんへ依頼などなど・・・


まだまだ、先かと思っていたが・・・もうすぐ。


夕方、家族で事故現場に行きお花とお線香を手向けた。


空を見上げ・・・大偉は何を思っているのかな?


夕方は、とても寒く風が冷たかった。



手向けていただいたお花など片づけていると、後ろを原付が2台が


クラクションをテンポよく鳴らしながら・・・。


第二車線を走りすぎていった。

2012年1月21日土曜日

21日(土)雨 ・・・3回目


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今朝も寒かった。

道場の畳も尋常じゃなく冷たい。


足裏から、つま先までじんじんする。


とても寒いが一週間、この日のために頑張っているみたいなもんだから・・・。


どんなに寒くても、前の日に飲みすぎたとしても・・・好きだから頑張れるんだよなぁ~。



大偉は、何を今頑張っているのかな?


何か頑張れる事、見つけた?




今日は、大偉が亡くなってから慈恵に行くのは3回目。


1回目は、救急治療費の支払い。

正面玄関から入り救急治療室に向かい・・・待合室へ。


救急搬送の出入り口。

当時を思い出し涙が溢れ出た。


2回目は、今年1月4日。

検案書と保険会社指定の診断書をお願いするのに出向いた。


そして、今日が3回目。

受取りに来た。

救急搬送の窓口で用件を話し、待合室に通された。


6月2日は今日と同じ小雨だった。

家内は不安そうにこの待合室で・・・この椅子に座って待ってたな。


「まだ、入れない・・・。」

「何も聞かされていない。・・・何もわからない」

外では、救急隊やら警察の方が出たり入ったり。

その日を思い出していた。


待合室に先客の家族が警察の方なのかな?

何やら話していた。

ここで待っている人は、救急車で運ばれてきた方なので・・・・。

聞くつもりはないが、狭い場所なのでどうしても耳に入ってきてしまう。



今朝、行きつけの病院から帰ってきたら容態が急変して慈恵に搬送。

亡くなった。

5歳の娘さん。

昨日も元気・・・今朝はちょっとだるそうだなと感じていたものの・・・。

先ほどまで気丈に説明したお母さんが泣き崩れた。


人生ってわからないもんだな。


いつ、どこで、何が起きるのかわからない。



大偉は、何を思っているの?

みるちゃんは・・・?


帰りにお友達が手向けてくれたお線香をたいた。



寒い日だった。



明日も寄るからね。


2012年1月20日金曜日

20日(金)雪のち雨 ・・・先に


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


帰りの電車の中、大偉の顔や・・・いろいろな人の顔を思い浮かべていた。


子供の亡くなった顔を見る事になるなんて・・・


ほんとうに辛い。


昨日まで元気で、バイトから帰ってきて。


その翌日に事故。


そのまま・・・だもんね。


今でも信じられないよ。


会社から帰ってくる時も、亡くなったなんて感じてないし、今でも普通に生活している気がしてならない。


大偉とみるちゃんは、お空からどういう風に見ているのかな?

2012年1月19日木曜日

19日(木)曇り ・・・何だかな~


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今週は、自転車の鍵を落としたので朝晩と駅まで歩き。

土曜日か、日曜日には自転車を回収して鍵を取り付けなきゃ・・・。


N葉から、うれしい知らせが届いたので、南部中の前をお土産のケーキを持ちながら歩いていた。



でも・・・。

何だか、寂しくて寂しくて・・・



涙が出てきた。

2012年1月18日水曜日

18日(水)晴れ ・・・お父っ!


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


お父っ!


おぅ、どうした?

バイクどうすんの?

う~ん、どうしようかね?

大偉はどうしたらいいと思うの?


乗ってもらいたい。

そして・・・いろいろな所へ連れていってよ!

・・・わかった。




胸の中で、お話しした感じがした。

2012年1月17日火曜日

17日(火)曇り ・・・チャンス


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


昨日は、自転車のカギを落としたようで帰りは、最寄の駅から歩いて帰ってきた。


ショック・・・。

サドルは、霜が降りて凍っていた。

ちょ~、寒い。



会社の取締役が、こんな事を言った。


「チャンスは貯める事ができない」・・・だからその好機を逃さず、勇気をだして

スタートを切る。


野球の盗塁の例えで・・・一塁ベースについているだけでは盗塁はできない。



確かに、何かをするためには色々と準備が必要。


準備が8割をしめてもいいと思うくらいだ。


でも、そのチャンスを逃してしまっていれば掴む事はできない。


怖がっていても、掴む事はできない。


だから・・・チャレンジして掴む。


失敗しても、何度でも・・・。


例え掴む事ができなかったとしても、必ず何かが残りその後にも繋がっていく。


チャンス・・・その好機がきていること、感じて


しっかり、掴んで。



大偉は、チャンスを掴む事ができたのかな?

続きは、あっちの世界できっと掴む事ができるよ。

逃げ出さず、怠けず・・・


N葉も自分の夢に向かって歩き出したので、応援してあげてね!




がんばれ!





私は、未だにチャンスを掴む事ができない。

そこに飛び込んで行くことができていないが・・・

大偉に負けないように、がんばろう。

2012年1月16日月曜日

16日(月)曇り ・・・ひらおちゃん。

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今日は・・・、今日も寒かったぁ~。

会社でも一日中寒かった。

後ろが壁なので、底冷えがすごい。



今週のISO監査の最終チェックを行った。

ファイルの中から、ひらおちゃんが作成した資料が出てきた。

内部監査をしてくれた部長も、ひらおちゃんの思い出があり当時はJazzを聞きに

一緒に行った事が何回かあったみたい。


Jazzを聞く前に、一杯飲んで。

Jazzを聞きながら、一杯飲んで。

帰りにまた飲んで。


ひらおちゃんも楽しかったみたい。


家にも何度か来てくれて大偉やN葉にも会っている。

UFOキャッチャーでとったぬいぐるみやおもちゃをいつもくれた。


私も数年間一緒の部署で働いたが、まじめで、慎重でミスのない仕事をしていた。

私の後に入社したが、人生の先輩であり仕事の先輩でもあった。

色々と仕事で大変な事もあり、励ましながら、時には飲みに行き憂さ晴らしを

した事もあったよね。



私が親会社から復職した時には・・・体調が悪かったんだね。


いつも腰が痛い、痛いと言っていて昼食も女性が食べるよりも少ない量しか食べて

いなかった。


気がついた時は入院していた。

どれくらい入院したのかな?一ヶ月は入院していないと思うが・・・。


何度か入院先からメールをもらった。


平井の病院から浦安の順天堂へ転院しますというメールが最後となった。

すぐに返信したが、彼からの返信はなかった。


2008年1月28日・・・その日に様態が変わり息をひきとった。


生前は、色々とお世話になった。


家族葬儀だったため、会社からの参列はなかった。


中央武道館に行くおさんぽバスからいつも見ている。

懐かしく思い出すよ。



今、どうしているかな?


バイクも車も好きな男だった。

シャイで、目立つ事はせず・・・派手ではなかったが好きなタイプの男だ。


大偉とみるちゃんにあっているかな?


もし、あっていたならよろしく頼むよ。


まだ、右も左もわからない子だから、心配で心配でしょうがないんだ。




大偉っ、みるちゃん・・・

N葉の事、よろしくね。



今週は特に寒いから、温かくしてね。


土曜日にまた行くから・・・。


2012年1月15日日曜日

15日(日)晴れ ・・・飲みすぎ!


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


あぁっ~!

起きたら、10:30だった。


なんとなく8:00の目覚ましは聞こえたが、二度寝したら・・・こんな時間になっちゃた。


ワンピースが見れなかった。・・・・残念。




今日は、一周忌お坊さんの電話し、霊園に向かい打合せをした。


車の中で、今年の誕生日はいつ?しようかと・・・家内と話した。


今月17歳を向かえる。


また、少し大人になったのかな?



今夜は、あまりの寒さに熱燗。


ちょっと飲みすぎちゃった。


大偉は、日本酒好きかな?


まだ、早いか!



明日も早いから。。。。と言いながら日付が変わり1:20分。


みるちゃん、大偉。

お休み。

2012年1月14日土曜日

14日(土)晴れ ・・・涙そうそう

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今朝は、這いつくばりながら携帯のアラームを止めた。

さむっ。


今日は昨年夏の計画停電の影響で休みになった日の振替出勤。


何もなければ休んで、稽古に行きたかったんだけど・・・、


来週に控えたISO更新監査の資料作成が終わっていなく、泣く泣く出勤した。


山手線。


東京駅から座れた。


浜松町までの数分間。


涙がこぼれてきちゃった。


辛い。



今日も遅くなるので、なか卵で今日も夕食をすませた。


たぶんポルノグラフティの曲だと思うが・・・


その次にかかったのが、「涙そうそう」。


夏川りみが歌っていた。


食事をしながら、涙が溢れ出て止まらなかった。


ナプキンで涙をふきながら食べた。


みっともないが、どうしても抑える事ができなかった。


悲しい曲。


家に帰りネットで「涙そうそう」を検索した。


森山良子が、ライブで共演したBEGINと意気投合し、沖縄の曲を依頼した。BEGINから送られたデモテープのタイトルに書いてあった「涙そうそう」は沖縄の言葉で「涙がぽろぽろこぼれ落ちる」という意味であると聞き、森山が若くしてこの世を去った兄を想う歌詞をつけた。(しかし、今では、別れの歌、卒業ソングとして親しまれている。)1998年に森山良子のアルバム『TIME IS LONELY』に収録された。また後に、2001年12月5日発売のシングル「さとうきび畑」のカップリングとして収録されている。


さらに・・・


「森山良子の兄」で検索。



森山良子さん 亡き兄に捧げた「涙そうそう」

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/513172/


掲載記事を読むと・・・悲しい。

頼りにしていた、お兄さんが亡くなって・・・41年。

それでも、胸がしめつけられるんだから・・・。


涙そうそう 作詞:森山良子 作曲:BEGIN

古いアルバムめくり ありがとうってつぶやいた
いつもいつも胸の中 励ましてくれる人よ
晴れ渡る日も雨の日も 浮かぶあの笑顔
想い出遠くあせても
おもかげ探して よみがえる日は涙(なだ)そうそう

一番星に祈る それが私のくせになり
夕暮れに見上げる空 心いっぱいあなた探す
悲しみにも喜びにも 思うあの笑顔
あなたの場所から私が
見えたらきっといつか 会えると信じ生きてゆく

晴れ渡る日も雨の日も 浮かぶあの笑顔
想い出遠くあせても
さみしくて恋しくて 君への想い涙そうそう
会いたくて会いたくて 君への想い涙そうそう



最近は、帰宅してお線香をたきながら、

「みるちゃん、大偉。 今日も無事に帰って来れました」と心の中で伝える。

聞こえているかな?


男の子二人で今何処にいるんだよ。

凛を鳴らし二人の遺影をみるたびに、ほんとうなのって毎日思っているんだよ。


あの日から・・・歌や、言葉や食事や色々な出来事も、みんな大偉の事を

思い出して泣けてきちゃう。



はやく戻っておいで。

2012年1月13日金曜日

13日(金)晴れ ・・・遠くても

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今日も冬晴れ・・・。


昨日、おとといよりは暖かいかな。


18:00ちょい前・・・gmailに1通のメールが届いた。


1月11日に龍一門新年会(合気道)が浦安の龍道場で行われた。


千葉県の各同好会から集まってくる・・・100名くらいいるのかな?


例年は私も同じ同好会の方と参加するんだけど・・・今年は遠慮した。


会には案内したが、たまたま他の方も都合が合わず野田同好会からはY-neさんと

二ツ塚のI-kwaさんが参加され、私の代わりに野田同好会の挨拶もしていただいた。


私は、皆の前でなんて挨拶をしたらいいのか?場の雰囲気を壊したらと・・・、

後は気持ちがついていけてなかったので遠慮させていただいた。


遠い所から、I-ueさんも参加されたみたい。

三年くらい前ですかね?

一緒に帰ってI-ueさんと飲んだのは・・・

翌年から・・・龍新年会のあと浦安駅付近の中華料理屋で一杯どころかいっぱい、

飲んで食べて帰るのが最近のパターンだった。


mailをみながら大偉を亡くしてから多くの方に支えられているのだと心に染みる

ぐらい感じております。

やはり人間は一人では生きていけないから、「人」という支えていく字ができたんじゃ

ないかなと思います。


遠くても、会えなくても・・・たくさんの方に支えられている。


大偉の事をこんなにも思ってくださって本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございます。



23:15分 柏発 七光台行きの電車に乗った。


梅郷駅の二つ手前・・・目を閉じて音楽を聴いていた。


頭の中では色々な事を思っていた。


知らない間に、涙が出てしまいとっさに手で拭き取った。

マスクをしていたのでギリギリ見えなかったと思うが・・・


その後は・・・止め処なく涙が溢れ


家まで泣きながら帰ってきた。


慈恵柏病院のカーテンを開ける・・・

大偉が「わり~、事故ちゃった」と笑いながら手をあげてくれていたら、

どんなによかったか。



言葉を発せず・・・横になっている姿。


酷い。


あんな姿は、もう二度と見たくない。



2012年1月12日木曜日

12日(木)晴れのち曇り ・・・言葉

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


昨日、家に着くとTV番組の中で、はっと思うような言葉が目に入った。


「あなたは いつ ありがとう を いいましたか・・・?」


女性ナレータの声で、問いかけの言い方だった。


「ありがとう」・・・感謝の言葉だったり、勇気をもらう言葉だったり。


普段は、何かをしてもらったり、物をとってもらったり、いただいたりという時に、

「ありがとう」というかな?


それ以外は・・・う~~ん。

会社では特に、電話を取っていただいた時は必ず言う事にしている。

みんな同じ時間を使って仕事をしている中で、手を休め電話を取って回して

くれるのだから。


大偉は、ちょっとした事でも「ありがとう」って言っていたな。

何かをとってもらう時だって、わざわざとってもらわなければ言わない時だって

あると思うんだけどね・・・。


みるちゃんは、ペロペロしてきて「ありがとう」って言っていたのかな?


「ありがとう」


言われて嫌な気持ちになる人はいないよね。


普段、言えない人に「ありがとう」って伝えるのもきっといいですよ。


私は伝えなければと思い未だにできておりませんが・・・。


あらたまって言うのも恥ずかしいのですが・・・


後から、後悔しないためにも、言える時に言っておいたほうがいいよね。


「ありがとう」って。

2012年1月11日水曜日

11日(水)晴れ ・・・仲良し

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


残業で会社を出たら、ちょ~寒いじゃん。


どうしたの?この風の冷たさ・・・。


梅郷駅に着くと自転車のサドルが・・・あっ!いたずらされた。


と思ったら、水滴が凍って変な水玉模様になっていた。


良かったぁ~・・・凍りすぎて中々とれない。


街道から南部中に曲がる角の辺りは、道路の舗装工事をしていた。


よりによってこんな寒い日に・・・大変だな。


人が寝ている時に、影になりながら働いているんだな。こういう人がいないと道路も

綺麗に安全にならないんだと思う。


どんな仕事も決して楽な事はないよね。


文句言われたり、怒られたり・・・。


上手く行く時もあれば、思うようにはかどらない事もある。


こうして、ブログ書きながら休んでいるとスクリーンセーバーが起動して大偉とN葉、

みるちゃんの写真がかわるがわる切り替わる。


N葉は大偉にべったりだし、二人仲良しだったなと懐かしく見てしまう。

100円だか、200円を入れて音楽を鳴らして乗る乗り物(パトカーや消防車など)に

いつもは大偉が運転して横にN葉が乗るんだけど、その逆になった事があって

上手に運転できないN葉を優しく舵取りをしながら笑っている写真がある。

楽しそう。


柏のトイザラスでは、足でこぐ車にいつも乗って、理由をつけない限り中々帰ろう

としない。

平気で1時間以上も乗り回して・・・今度はあれに乗る。

しばらくすると、今度はこれ!という具合。


同じように遊んでいる子の車にぶつけないように進んで、バックも後ろを見ながら

ハンドルを切って縦列駐車したり、車庫入れもする。

これが中々上手だった。


車の免許をとったら、あの車がいいなぁ~とか話していた時期があったが・・・

乗れずじまい。


あっちでは、好きな車を探して乗るんだろうね。




電車の中で目を閉じると、大偉が病院に運ばれた時の姿や、家に戻ってきた時の

姿が映り、頭の中で「キーッ」となるくらい壊れそうになる事がある。


少しずつ前に進んでいるのは・・・まだまだ月日だけかもしれない。



2012年1月10日火曜日

10日(火)晴れ ・・・ふつうに

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今日も朝から目まぐるしく、忙しかった。


仕事中って、大偉が亡くなった事は気にもならない・・・というか


亡くなった事なんて思いもしないし、普通に大偉も生活している感じ。


亡くなった感覚すらない。


ふと、一息ついたり、行き帰りの電車の中や、仏壇、遺影を見ている時に感じる。


それ以外は、普通に学校に行って勉強して、バイトに行ってという感覚で6月2日以前と


同じ生活のリズムなんです。


突然の出来事で・・・あの当時から比べると少しずつだけど前に進めているのかな?


でもねぇ~、という感じ。



中々、以前のようにはいかないんです。


色々と躊躇う事もあったり。


食事をしていても、大偉もみるちゃんもいないし・・・


何か美味しい物があると、食べさせてあげたいなぁ~と思ったり、

大偉も好きだったよなぁ~・・・とか。

出かけている時も同じ。


あの日に戻る事はできないが、これからも思い続ける事はできるし、いつも側にいると

信じています。


あっちの世界は知らないけど・・・大偉とみるちゃんが一緒にいるのか?が心配です。


大偉っ。

今日から学校がはじまったみたいだよ。

お父っが言う前に知っているってか・・・。



大偉にお手紙が届いた。

何が書いてあるかは見ていないが・・・色々な思いを書いているんでしょうね。

これから先も返信される事のない大偉への手紙。

本当に申し訳ないです。

H-kaさん、いつもありがとうね。

2012年1月9日月曜日

9日(月)晴れ ・・・日本一泣ける

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


大偉とみるちゃんの仏壇に手を合わせ、目を閉じると棺に入って静かに寝ている

大偉の姿が浮かんできた。

みるちゃんは、和室で倒れている姿・・・。


その横に置いてあるフォトフレームは、大偉と一緒に登った富士山の写真。


朝食を食べながら、スッキリ(日本テレビ)を見ていると・・・


「日本一泣ける成人式」を映していた。


岩手県奥州市の成人式。


会場に集まった、二十歳の新成人をお祝いするんだけど、抽選?で選ばれてた家族が

我が子にお祝いのメッセージを壇上から朗読する。

お父さんだったり、お母さんだったり、祖父母、お兄ちゃんだったりと。


これまで育ててきた思いと、これからのことを・・・


素直に泣ける。




今年の成人式は・・・・


あの震災がなければ、一緒に友達と出席できただろう。

久しぶりに会う友達にも会えただろう。

お父さんや、お母さんにも見て欲しかっただろう。

お父さん、お母さんも成長した我が子を見たかっただろう。


空いている席には、誰が置いたのか・・・遺影をおき


記念撮影には、友の遺影を胸に抱き


一緒に成人式を迎えている。


見ながら、泣けてくる。


こういう姿は、これから先何十年も続いていく事だろう。




ちょっと大人ぶった友達・・・

綺麗になったあの子・・・

高校を卒業すると・・・ほんとに久しぶりに会うんだよ。





pm2:00


第90回全国高校サッカー選手権大会決勝。


市立船橋高校 × 四日市中央高校の名門どうし。


試合開始1分。四中工のコーナーキックからの先制。


試合は、四中工ペースで進む。


後半・・・アディショナルタイム。


46分に市立船橋が追いつく・・・延長戦へ。


両校ともフェアープレーで笛を吹かれるプレーはない。


市立船橋も四中工の攻撃を耐えしのぎ、四中工も先制点を取ってからも引くことはしない。


高校ラグビーといい、昨日の大学ラグビー(天理大×帝京大)といい、一生懸命プレー

している姿には感動するし、どちらも応援したくなる。


第90回大会は、市立船橋に勝利の女神が微笑んだ。


ピッチに立っている仲間を思い・・・、

ベンチにいる仲間を思い・・・、

スタンドで応援している仲間を思い・・・、


戦っている。


なんだかスポーツっていいなぁ~。


大偉も、中学の時一生懸命にバレーをしていたんだよな。

手がひび割れした時も、テーピングを巻き頑張っていたよね。

格好良かったよ。


高校では、部活がなかったけど・・・。



今日は、みるちゃんの月命日・・・

今夜の月はとても綺麗な満月だね。


2012年1月8日日曜日

8日(日)晴れ ・・・弔電

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


お線香を和室から持ってくるのに、弔電を読み返した・・・。


高校の校長先生からの弔電を読み返した時・・・泣けてきた。


長いお付き合いになるはずが・・・。


本当に残念です。


祭壇の写真を見ると、中央の上段に大偉の写真。


本とかよ。


大偉もみるちゃんもいない年なんて考えた事もなかった。



今日は、N-nhaが作ったグラタンだよ!


大偉は、小さい頃から乳製品がちょっと苦手だったからねぇ~。


このグラタン食べたらきっと好きになると思うよ。




その後、マカロンを作って・・・ちょ~美味しいね。


仏壇ではなくて・・・本当に食べてもらいたかった。


大偉っ。

どうですか?

N-nhaが作ったマカロンは。


最近、いろんな物をつくっているよ・・・。受験勉強はそっちのけでね。

大丈夫かね。


N-nhaも自分の夢に向かって頑張っているから、応援してね。



明日の成人式・・・・

昨年の大震災があっても、例年と同じ事が起こすのか? 起きるのか?

若者はどう考えるのか?

大人はどう教えていくのか?



2012年1月7日土曜日

7日(土)晴れのち曇り ・・・稽古始め


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今日は、2012年の稽古始め・・・。

中々、布団から出られない。


先生はとっくに起きて電車に乗っているんだろうなぁ~。寒いなぁ~。


と思いながら・・・何度寝もしてしまった。


気がついた時は、am8:00。


やばっ!


支度をして車に乗った。


ジェイソンを右折し少し走ると・・・バイクが車間をあけて走っていた。


バックミラーで確認した。



大偉とこうやって清水公園の体育館に向かった事を思い出し、涙が出てきてしまった。


懐かしく思った半分、悔しくて、悔しくて「馬鹿やろう」と言った。


本当に何をやってたんだ。

本当は、大偉が一番悔しいんだよね。


あんなに慎重に乗っていたのに・・・事故証明の記載は本と?


駐車場に原付があったが、横目でみながらとても信じられない。

本当?

本当は、違うんじゃないのと思う。


死人にくちなしだよ。




家に帰り、高校ラグビーをちょっとだけ見ていた。


東福岡高校 × 東海大仰星

東福岡が3大会連続4度目の優勝を果たすか、東海大仰星が5大会ぶり3度目の優勝となるか・・・

どちらも名門校。


TVをつけた時は、後半終了10分くらい前かな?

ちょっと大差で東福岡がリードしている。


お互い一歩も引かない攻撃と、それを必死に守る。


時間が刻一刻とせまってくる。


アディショナルタイムは1分。

東海大仰星が追いつける得点差ではないが、最後の意地を見せる。

東福岡も最後、トライで優勝を決める勢いで、両校一歩も譲らない。


倒れても走って、走ってモールの中に飛び込んでいく。

守りも必死。身体をはって飛びついていく。

試合開始から、ずっと走り続けている。


誰か人が・・・自分に負けると穴があく。


野球のようにベンチから監督がサインを出すわけでもなく、サッカーのように脇にベンチが

あるわけでもなく、試合が開始したらノーサイドまでハーフタイムを除き、選手達が今まで

の練習で築き上げた攻撃、守りの技術力と・・・精神力をぶつけて戦う。


あまりルールはわからないが、見ていると胸が熱くなる。


それにしても、スポーツのパワーって凄いと本当に思う。


「ワン・フォア・オール オール・フォア・ワン」


個のスポーツであってもそれを支える人がいる。

団体でも同じ事。

そして社会でも。

家族でも。




自分の出来る事をやる。

一生懸命に。


6日(金)晴れ ・・・ 手帳


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


仕事始めから2日目。


今日は、朝から協力会社へ直行し、会社へ戻り30分後に打合せのため親会社へ向かった。


一通り、新年のご挨拶をして回るとただ挨拶だけなのに1時間も経っていた。


その後・・・打合せ。



打合せをし予定を確認しながら手帳を見る。


1月28日・・・Daii Birthdayと書いてある。



4月になると、1年の予定表に家族や両親の誕生日を一番最初に書き込む。


今、見ている予定は昨年の4月に書き込んだ。



誰がこうなると思っていただろうか・・・。


打合せをしながら何度か予定を確認する度に目に入るが、やるせない気持ちになる。


N-nhaも誕生日が近いので、いつも真ん中の日を選んで誕生日のお祝いをするのに・・・。


大偉がいないじゃんか・・・。


でも・・・去年と変わらずN-nhaと誕生日をしようね。


17歳の誕生日。


また一つ大きく成長した事だろう。


大偉に逢える日を楽しみにしているよ。


みるちゃんも一緒に5人でしようよ。


これから先・・・大偉の肉体はないけど。


毎年、いつもと変わらず1月28日にはDaii Birthdayと手帳に書き、

毎年、いつもと変わらず誕生日のお祝いをして、

毎年、いつもと変わらず成長した大偉を想い、想像しながら

毎年、・・・・

毎年、顔の変わらない遺影をみながら


成長を楽しみにしているよ



いつもみんなと一緒だからね。


あっ、そうだ。

N-nhaがココアボールを作ったよ。

・・・なんだけど熱処理をしないままココアを振りかけたので見た目がねぇ~。

熱処理の事、忘れていたみたい。

でも、味は抜群!だよ。


今日、また違うのを作ったみたい。

明日、N-nhaからもらえるよ。

2012年1月5日木曜日

5日(木)晴れのち曇り ・・・新年のあいさつ

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今日から仕事始め・・・うっ~さむっ。


am6:00の携帯目覚まし・・・止めるが起きれない。


am6:20・・・まだ布団から出られない。


しかも次のam6:50に設定しておいた時間を6:40にし直し。


時間も見ると27分・・・あと13分も眠れる。



何も無ければ休みたかったぁ~と思いながら、気合を入れて起きた。



ちょ~眠い。


結局、1日中・・・眠たかった。



年始・・・。


いつもは、会社に着くと、各部の上司へ新年の挨拶とするんだけど、今年はどうしようかな?

どうやって挨拶をしようかな?と考えてた。



喪が明けていないので、「本年も~」だけの挨拶にしとうかと思っていたが・・・


結局「新年~」と挨拶した。


う~ん。

これで良かったのかと思う反面、やっぱり・・・と思った。


グループの朝礼では、上司から喪が明けていないので・・・本年もよろしくだけの挨拶だった。




夕方に外出した。

帰りに、OUTLETのケーキ屋でお土産を買って家についた。


夕食はボロネーゼ。 N-nhaが食べたいと言ったみたい。


粉チーズ。


大偉は粉チーズが好きで、結構沢山かけるほうだった。

しかも・・・そのまま食べる事もあった。(ちょっと信じられな~い)

あっちでも、食べているのかな?



今日も、N-nhaがお菓子を作っていた。

何を作っているの?


ココアボール!


大偉っ!

楽しみにしていてね。


もしかしたら、今年のSt. Valentine's dayにはN-nhaからもらえるかもよ!




ちょっとだけ期待をしている、親父です。



2012年1月4日水曜日

4日(水)晴れのち曇り ・・・綺麗なバラ

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今日は市役所と柏税務署に用事があり向かった。

柏へ向かう車の中から事故現場側の電柱に目をやった。

用事が終わり帰りに寄った。


税務署では、息子が亡くなり・・・という言葉を何回、言っただろうか

辛い・・・。



昨年末に手向けたお花の横には、とても綺麗なバラのお花といろはすのお水。


そして・・・お線香。


どなたかが手向けてくれていました。


寒い中、来てくださったんですね。ありがとうございます。

バラの花言葉って、お花の色によって違うんですね。



お線香は現場で少したいて、自宅の持って帰ってきました。こちらでたかせていただきます。



世界仰天ニュースを見ていた。


余命1年の宣告を受けた父が、幼い子供2人に28の教訓のメッセージを残した。

その歳になったら読んでほしい本には、なぜ読んで欲しいのかメッセージを挟み込んだ。


私は・・・

大偉には、何を伝えてきただろうか?

何を教えてきたのだろう?




今、大偉は何をしているのだろうか?

ここのところ寒いので、暖かくしているだろうか?

みんなに会えているのだろうか?

そっちでも、いいお友達はいるだろうか?

みるちゃんは側にいるのだろうか?



市役所に置いてあった市報を目にした。

1月9日・・・成人式。

大偉は、早生まれなので成人式の時もまだ二十歳にはなっていないんだよね。


・・・出席される方は、住民登録されている方と書いてあった。


住民登録・・・。


もう・・・ない。


久しぶりに、みんなに会えるのが「成人式」なんだよな。

その後、みんなで食事に行ったりと・・・。


その時がきたら、お祝いするからね。楽しみにしていてね。



大偉っ!

そっちでもバイクは乗っているの?

きっと乗っているんだよね。

気をつけないとだよ。


もう嫌だからね。






移り行く時の流れのままに ただ身をまかせているだけなら
高い丘の上にのぼって風に吹かれていたい

失う事を恐れる事なく輝いてた日々を今は忘れて
高く高く 信じるままに秋の空のように

ここにある道を歩いていくどんな時も
やがていつか一人だけになってしまうとしても


ここから先へはもう進めないと くじけそうになる時はいつでも
君の事を思い出して歩きはじめるもう一度

そして僕は君のために 何ができるかと考える
そして僕は強くなるよりやさしくなりたいと思う

やさしくなりたいと思う 

あぁ、の風のようにやわらかく生きる君が
はじめてあったときから誰よりも好きだった


そこから逃げれば 夢はないだろう
振り返るのは最後だけでいい

その時、はじめて全てを語ればいいから


ここにある道を歩いてくどんな時も
やがていつか一人だけになってしまうとしても

あぁの、風のようにやわらかく生きる君が
はじめてあったときから誰よりも好きだった。


2012年1月3日火曜日

3日(火)曇り ・・・クッキー


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今日も、風が強く寒かった。


N-nhaが、初売りで買った電子レンジでクッキーを作ってくれた。


買った時から、ずっと言っていたので材料の買出しをしてきた。



中々の出来ばえ・・・おいしい!


大偉とみるちゃんにもあげて食べてもらった。



大偉とみるちゃんはどうですか?

おいしいでしょ!

みるっぺは、横取りしているんじゃないの?



今度は何を作ってもらおうかね。


あっ、そうだ・・・。

2011年12月17日の帰り。

あまりにも夕日が綺麗だったので駅から自転車で土手まで一生懸命走って撮ってきたよ。





今日も、Mt.Fujiは綺麗だったね。


昨日録画した、エベレストをみた。

エベレスト街道のトレッキング場所から見てみたい。

2012年1月2日月曜日

2日(月)曇り ・・・今年最初の

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


わぁ~、起きれなかった。

第88回 箱根駅伝がはじまってもう2区。


TVをつけながら片付けもできたんだけど・・・最後まで見ていた。


どこの大学を応援しているわけではないが、一生懸命に襷を繋ぐあの姿が好きだ。


母校の伝統を守るため。

支えてきた仲間のため。

その先に待っている、仲間のため。

恩返しのため。

今までの悔しさを返すため。


1年生から4年生までの総力戦だ。


大学の総力戦。


連覇を狙う早稲田大。

4年連続往路優勝を狙う東洋大。

流石、山登りの神・・・柏原。


その中で、・・・20位の東京農大の選手。


決して諦める事なく、一歩一歩足を前に出して走っていく姿。

足を止める事もせず・・・一生懸命に駆け上がっていく。


自分の不甲斐なさ。

やりきれない気持ち。

仲間への申し訳ない気持ち。

箱根を目指し大学に入り、毎日毎日苦しい練習をして耐え抜いた。

走りたくても走れなかった4年生の思い。


それでも・・・沿道に駆けつけた人たちは、温かい声援をおくる。


それでも芦ノ湖のゴールで仲間が待っている。



一気にゴール(目標)へ駆け上がる、駆け上がれる者もいれば、ゆっくりな者、

躓きながらの者もいる。


時には、後戻りする事もある。


止まってしまうこともある。


ゴールをつかむ時間は違えども・・・その足跡は決して将来の自分を裏切らない。


くじけそうな時、グッと耐えた力が支えとなる。


絶対に・・・。


これから社会に飛び出していく新成人と私達との差は・・・経験だけである。


経験は、その仕事に従事した者だけのアドバイスが的確とは限らない。

より悩みの相談に近いかもしれないが、時にはアドバイスを受ける事で迷う事もある。

自分のおかれている仕事以外の人に話してもどうせわからないと思っていたら大間違い。


それが・・・経験です。


この経験が自分を大きくする。

失敗も成功も全部。

だから・・・会社に入っても色々と経験する。

色々な人と接する。


技術は勉強や経験をすれば何とかなる。


何とかならないのが人との係わりかた。


お金では決して買えないもの・・・自分にとって最高の宝。


先輩も同僚も、後輩も。


そして・・・家族。


だから・・・色々な事を話してほしいと思う。


でも・・・


最後は・・・自分の心が決める。




大偉を通して・・・年末届いたにM-ska様からメールを読み返していた。

お会いした事はないが、これも一期一会のようなものだ。



今日は、今年最初の月命日。

いつも大偉の好きだったお寿司を買ってくる。

食べながら・・・生きているって幸せなんだな。

好きな物を食べられるって幸せなんだなと思った。

こんな事でもなかったら、感じなかっただろう。


夕方・・・「なんか辛いね」と声をかけた。

もう7ヶ月も経ったなんて信じられないと一言だけ返ってきた。


元旦の次の日が、月命日なんだ・・・。


2012年1月1日日曜日

2012年1月1日(日)曇り ・・・はじまり


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳



2012年1月1日のはじまり。


大偉もみるちゃんも生きた事のない年だけど・・・いつも一緒だよね。


家族5人で一緒に歩んでいこうね。



ちょっと不思議?

いつもは、いただいたお香をたき、煙がすくないのでわからないんだけど

お寺さんからいただいたお香は、煙が仏壇の中に吸いこまれるように煙が揺れるんだよ。

本当に不思議。




am6:30・・・

AEONの正面玄関にいた。


初売りのSHARP ヘルシオ オーブンレンジを購入するため。


ほとんど人が、任天堂DSやゲームソフト、PC、デジカメに並んでいたので、一番だった。


整理券配布まで、今から・・・2時間待ち。



家の電子レンジは、結婚した時に購入した年代物。

ある日、突然・・・ダイヤルの時間設定のつまみがダメになった。

微妙なつまみ具合でダイヤルの秒数設定をしなければならなく、それも今では何もきかない。


「俺が、働いたら買ってあげるよ」って言ってたじゃん。


お前が買ってくれれば、こんなに寒い思いもしないのにと思いながらam8:30を待ってたよ。

本当にもう・・・。


N葉が、色んな物を作ってくれるから楽しみにしていてね。


買ってもらうにしろ、自分で並んで買うにしろ「欲しい物を手に入れるには、グッと我慢して

耐えて頑張らないと駄目なんだよなぁ~」とあらためて感じた。

干支の置物は、先着300名。

大丈夫だろうと、9:00からの配布を並ばずオーブンレンジ購入後に1Fに向かったら20名

くらい手前で品切れとなってしまった。


やっぱり・・・。

並ばなかったからだ・・・。

辰の置物を手に入れる事はできなかった。

あ~ぁ、欲しかったなぁ。



大偉っ。

I-kwaさんが永平寺に無事に着いたみたいだね。

道中を見守ってくれてありがとうね。帰りもよろしくね。


「人生は家計簿だ。マイナス分は必ずプラスになるよ。」の言葉を信じ、2012年をスタートしようと思う。