平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
残業で会社を出たら、ちょ~寒いじゃん。
どうしたの?この風の冷たさ・・・。
梅郷駅に着くと自転車のサドルが・・・あっ!いたずらされた。
と思ったら、水滴が凍って変な水玉模様になっていた。
良かったぁ~・・・凍りすぎて中々とれない。
街道から南部中に曲がる角の辺りは、道路の舗装工事をしていた。
よりによってこんな寒い日に・・・大変だな。
人が寝ている時に、影になりながら働いているんだな。こういう人がいないと道路も
綺麗に安全にならないんだと思う。
どんな仕事も決して楽な事はないよね。
文句言われたり、怒られたり・・・。
上手く行く時もあれば、思うようにはかどらない事もある。
こうして、ブログ書きながら休んでいるとスクリーンセーバーが起動して大偉とN葉、
みるちゃんの写真がかわるがわる切り替わる。
N葉は大偉にべったりだし、二人仲良しだったなと懐かしく見てしまう。
100円だか、200円を入れて音楽を鳴らして乗る乗り物(パトカーや消防車など)に
いつもは大偉が運転して横にN葉が乗るんだけど、その逆になった事があって
上手に運転できないN葉を優しく舵取りをしながら笑っている写真がある。
楽しそう。
柏のトイザラスでは、足でこぐ車にいつも乗って、理由をつけない限り中々帰ろう
としない。
平気で1時間以上も乗り回して・・・今度はあれに乗る。
しばらくすると、今度はこれ!という具合。
同じように遊んでいる子の車にぶつけないように進んで、バックも後ろを見ながら
ハンドルを切って縦列駐車したり、車庫入れもする。
これが中々上手だった。
車の免許をとったら、あの車がいいなぁ~とか話していた時期があったが・・・
乗れずじまい。
あっちでは、好きな車を探して乗るんだろうね。
電車の中で目を閉じると、大偉が病院に運ばれた時の姿や、家に戻ってきた時の
姿が映り、頭の中で「キーッ」となるくらい壊れそうになる事がある。
少しずつ前に進んでいるのは・・・まだまだ月日だけかもしれない。
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