2015年6月2日火曜日

2日(火)晴れ・・・4回目の

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳



今日は4回目の6月2日の朝を迎えた。


会社も休み・・・いつもより30分遅くに布団からでた。


目はとっくに覚めていて、布団に中で色々と思い出していた。


前の日に、バイトから帰ってきたこと。


最近は、同じ学校の友達の原付と一緒に行って、燃費が良い!なんて言ってたこと。


朝、疲れ切っていた大偉の寝てる姿を見てから会社に行ったこと。


その日は雨が降っていた・・・。


学校が終わる頃に電話をして、「雨だから気をつけて帰ってきな」と伝えたかったこと。




タイミングが悪く・・・伝えられなかったこと。


なぜ、思った時にメールでも電話でもしなかったのか?・・・・できなかったのか?


できたはずなのに、悔やんでも悔やみきれない。


結局・・・16:10を迎えてしまった。


そして、最悪の結果を慈恵医大病院の集中治療室で担当された先生から

17:40・・・・聞かされる事になる。



何も知らされないまま、帰宅したN-nha。

いつもと変わらない生活だったのに。

あーちゃんに肩を抱えられて病院の面会者入口から入ってくる。


なんの言葉もかけてやれなかった。



自分で、大偉の訃報をお世話になった方々にメールをしなければならなかった事。


千葉大への搬送される大偉の姿・・・

家内、N-nhaの姿。。。

本当に辛かった。



当時の事は、今でも家族では決して話題にはならない・・・

したところで、何も変わらないし進みもしない。


それでも事あるごとに、大偉は・・・大偉はと話しの中に入る。

大偉とみるちゃんは・・・など。


それでも、それぞれの心の奥底には大偉への思い・・・・

その日の出来事はしまっているのだろう。


今年もかわらないR16・・・







大偉は、家までの道を繋げられなかった。

その思いを込めて、私が必ず来年、繋げて大偉を戻そうと誓った。




ずっと・・・ずっとこの思い・・・・。君の一言で救われた。

止めどなく流れる涙は・・・


あ~だ、こ~だ・・・嘆いても 君の一言で救われた。


泣いて泣いても君は戻らない・・・

だけどずっと誰よりも一番近くにいる。

笑って・・・笑ってと励ましてくれる

頑張れ!・・・ファイト!って背中を押してくれる。


ナオトインティライミ 「手紙」

*女性が歌う手紙 ピアノアレンジ COVER by Uru







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