平成二十三年
六月二日
俗名 田中大偉
妙法 清澄院日大信士位
享年十六歳
六月二日
俗名 田中大偉
妙法 清澄院日大信士位
享年十六歳
ちょうど11年前の今日・・・
今朝・・・巳塁が旅立った。
私が飲んで帰ってきて、着替えたその場所でうつ伏せに倒れていた。
稽古に行くために起きてきて、一番最初に目にした光景。
昨晩は、いっぱい食べたのかリビングで「もどした」ところがあったんだけど
私はそれを見て見ぬふりをして寝てしまった。
巳塁は、いつもなら起きてくるか?その場で目をあけて挨拶するんだけど。
その日に限って、私はとってはいけない「見て見ぬふり」をしたのだ。
もし、そんな態度をとらなければ、巳塁と会っていたはず。
だって、私の着替えた場所まで歩いてきたんだから。
今でも、なんて人間だと思っている。最低だと。
会っていたら、抱っこして少しの間でも一緒にいたのに。
私が巳塁を殺したのも当然だよ。
最低は飼い主だ私は。
午後からは、家内と巳塁に会いに行ってきた。
その日の夕飯は巳塁が好きな物を家内が作ってくれた。
夜に、N-nhaが帰ってきてみんなで巳塁の話しした。