2024年7月1日月曜日

1日(月)・・・守っている

平成二十三年
俗名 田中大偉
妙法 清澄院日大信士位
享年十六歳
六月二日


もうだめだ。

なんのために俺は生きているんだ・・・

生涯孤独。

何十回と死のうとしたが、ことごとく失敗に終わるA氏。


あるとき・・・4人の霊が見えた。

男性。

小さな男の子。

ちょっと太目な女性。

おばあちゃん。


それ以来、ずっとつきまとっている。

文句を言っても絶対に離れないで、側にいる。


そんな時、車の事故を思い出す。

とは言え小さい頃の事故だったので、あまり覚えていない。


数日が経ったある日。

鮮明に事故の事を思いだす。。。


その霊の4人は家族だった。

お父さんはタクシードライバー。

家族で出かけた時、横から突っ込まれ車が横転し、投げだされた。


A氏以外は、全員即死。


A氏は孤児院で育ったが、出た後は何をやっても上手くはいかず。

亡くなった家族は、いつもA氏の側で安全に過ごせるように

寄り添い、見守っていた。


それをみた時は、私も大偉とみるちゃんに見守られているんだね

と強く感じた。

目の前に立っていたとしても、私には何も見えないし、

声も聞こえない。

・・・・が、

必ず守ってくれている。


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