平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
享年十六歳
六月二日
俗名 田中大偉
2011年6月2日・・・16:12
戸籍謄本・・・
平成七年壱月弐拾八日千葉県野田市で出生~と記載されたあと・・・
平成弐拾参年六月弐日午後五時四拾分千葉県柏市で死亡~・・・と記載されて
大偉が旅立ってから、少ししてブログを立ち上げた。
まさかこんな形で掲載するなんて思ってもみなかった。
今朝も、5:30amにくらいに目が覚めて、布団の中で思い出していた。
12年前も小雨が降ったり止んだり。
その週は、ほとんどが曇りや雨空だった。
朝会社に出る時に大偉の寝顔を見て・・・
会社から気をつけて帰るんだよ!と電話を入れようと思っていたのに
次に時計をみたら時間が過ぎてしまっていた。
その前に見た時は、たぶんまだ授業だったんだと思うけど
それでもすればよかったと今でも思う。
それが・・・
朝見た顔とは違っていた。
ほんと信じられなかった・・・なんで? どうしたの?何があったの?
今日は、会社をお休みいただいた。
16:23・・・あぁ~少し前に家内から連絡があった頃だな。
18:00 少し前にお医者さんから説明されてベットに横たわっている。
実家に電話したり・・・突然の電話。
泣きながら大偉が亡くなったと・・・
会社に電話したり・・・
何がなんだかわからなかった。
すぐに葬儀屋が来るし、冷たく当たったような気がしている。
刑事さんが、ぞくぞく病院に入ってきた。
こんなの縁の遠い光景だと、そんな事も考えた事なかったのに
家で待っていたN-nhaを連れてきた、家内の親父とお袋。
N-nhaのうなだれた顔は忘れない・・・
柏警察に移送された後、私の妹に乗せられた親父とお袋。
親父の泣いた顔を忘れない。
あの2011年6月2日以来・・・雨になった記憶はないんだけど
今年は台風・梅雨前線の影響で大雨・・・
まだ、この時間は柏警察にいる。
何もできなかった。
大偉を助ける事ができなかった・・・
警察署と棺が置かれた場所を行ったりきたり、
顔を見れば泣き・・・
事務所に戻りしばらくすると、落ち着くの繰り返し。
いつか死は訪れるんだけど・・・
だいたいは、予測がつくというか心構えがあるんだけど
こんな突然に起こるなんて思いもしない。
いま、大偉はみるると一緒にいて、N-nhaを見守って
いるんだと思う。
この12年は、多くの方に支えていただきながら
生かされてきた。
ついこの間、大偉、みるる、N-nhaの小さい頃の写真を
見ていて可愛いあどけない顔を見てほほ笑んだ。
これからも大偉は、関わってくれた方を見守ってくれると思う。