妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
急に頭をよぎった歌が・・・
We Are the World
アフリカ飢餓救済。
はじめて聞いた時は、高校生だったと思う。
ちょうど高校野球に打ち込んでいた時だと思うな。
いろいろなニュースがある中で、思い浮かべると
この We Are the World と 植村直己がマッキンリー登頂後に
消息不明のニュースだけは、覚えている。
・・・・一大スターが集まり、世界に発信したWe Are the World
中々できる事ではないが、お互いを尊重し訴えた。
高校生の私は、どれだけ共感したか覚えていないが、
社会人になってから、毎月貯金から寄付していたが今では何もしていない。
N-nhaがベナンに行ってたから、頭を過ったのかな?
ベナンの事も、もちろんアフリカの事も、私は何一つ知らない。
貧しい・・・豊・・・
それは、個人が決める事で、何をもって貧しいのか?
何をもって豊かなのか?
外から見ている私は、勝手に今の生活と比べ、勝手な想像をする。
全てがそれにあてはまるとは言えないが、
N-nhaが見た西アフリカのベナン共和国。
決して裕福とは言えない。
世界の後ろから数えて20番以内に入っている。
でも、瞳はみんな輝いている。
今まで見たことのない輝き。
場所によっては違うかもしれないが、N-nahaがお世話になった
ベナンのサケテは、そんな風には見えなかった。
みんな可愛い顔をしている。
N-nhaも楽しかったと思う。
とても良い経験をしたと思う。私達も同じ。
JICAで外国に行くと言われて、試験をパスしていくたびに
本当にいくの? 今更 なぜ行くの? なんて聞いた。
力ずくでも行かせないような事はしなかった。
もし、行かせなかったら絶対に後悔する人生になったに違いない。
小さな力・・・
劇的に何かが変わることはない・・・
それでも、毎日コツコツと変わって行く。
自分ではわからない、感じないかもしれない、
もしかしたら、自分よがりかもしれない。
でも、必ずN-nhaが残した功績はある。
何かを成し遂げ、この先も受け継がれていけば、もちろんそれに
こした事はない。
でも、私は・・・人の心に残ればそれでよい。
もし、N-nhaがまたベナンに行きたいと言ったら。
任期まで半年となり、世界のコロナ影響で帰国することを余儀なく
された、半年期限つきなら行かせてやろうと思う。
できるかな?
N-nhaのこの経験は、決して表にはでない経験であるが、
自分ではわからない所で、気が付かないところで、きっと役に立つと思う。
大偉とみるちゃんは、1年半もの間・・・一生懸命にN-nhaを
守っていてくれていたに違いない。
私の子供達に感謝。
The world will become one. For future children.
We Are the Worldがレコーディングされた日は、 Mon Jun 28。
大偉と同じ誕生日だって。
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