2014年6月8日日曜日

8日(日)雨・・・お花に囲まれて

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


最近のTVドラマは本当に刑事ものが多い。

特に、科捜研を題材にしたもの・・・。

亡くなった後の人の事も。



ショッピングモールで、一人の男の子が誘拐され家に帰ってきた時は、変わり果てていた。

家族にしかできない、身元確認・・・。

母親は、ショッピングモールで子供がトイレから中々戻ってこない事を不審に思い警察に届けるが、

誘拐されてまもなく殺され、遺棄された。


警察の霊安室に両親が入り確認・・・

泣き崩れる母親。その肩を支えるお父さん。


横には、その男の子・・・「ごめんね」と言いながら立ちすくんでいた。


告別式・・・

お経が終わり・・・最後のお別れ。


待ってとばかりに、棺にしがみつく。


棺の中はたくさんの綺麗なお花に囲まれ・・・とても綺麗な顔をしている。



一生懸命に犯人を捜す刑事さん。

遺留物からの犯人を特定しようと鑑識の方々。

その証拠物をもとに分析をする科捜研。


これは、ドラマの話しだけど・・・


一部を除き、同じ体験をしてしまった私には

そのドラマを見ているのは辛かった。


大偉をそのまま見ている感じだった。



告別式の最後のお花を手向ける時間は、言葉に表す事のできない


とても、とても辛い時間だった。



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