2012年12月13日木曜日

13日(木)晴れ・・・ダメと言ったらダメ

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


色々な経験をする事は間違ってはいない。

小学校の低学年だったかな?

テーブルで、カッターを使いながら鉛筆を削っていた私を見ながら

大偉もやりたいと言ってきた。

もう一つカッターがあったので、カッターの持ち方、

親指の使い方をやりながら教えた事があった。

もしかしたら指を切ってしまうかも知れないが、

指を落とす事はない・・・もしかすると大事な筋を切るかもしれないが

外向きに削っているし、親指の使い方さえ間違えなければ

怪我をする事はない・・・これが「私の経験だ」

だから、教えて・・・一緒に削って

親指の力加減と刃の向きを実践で教えた。


親でも経験していない事は、もちろんたくさんある。

親が経験する前に子供が経験する事もよくある。

子供にしてみれば、経験した事のない親に、色々と言われ

嫌な思いをする事もあるし、「それは、やめたほうがいい」、

しまいには「とにかく、やめろ!」

「ダメと言ったら、ダメ」という言葉に反発をする。


でもね・・・「ダメと言ったら、ダメ」なんだよ。

経験はしていないけど、たくさんの知識と大小のリスクを考えられる事が

子供とは違うんだよ。

ちょっとした怪我で済むんだったら、ちょっとくらい痛い目にあったほうが

大きな経験になる。


しかし・・・


ちょっとでは済まないことが起きてしまってからでは遅い。


だから、


そこに止めさせる理由はないかもしれないが・・・

納得がいかないかもしれないが、


親がいったら、ダメなんだよ。


なんで、止めさせるのか?

理由はもちろん伝えるが、

親の言っている事も少しは考えて・・・


とにかく

親が「ダメと言ったら、ダメ」


そこに納得の理由がなくてもだよ。

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