妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
2012年6月2日・・・霊園の休憩室。
この日は、2011年6月2日とは違い朝から良い天気だった。
大偉を可愛がってくれた先輩・・・
高校の同級生・・・
後輩・・・
その日の午前中は、いつもの通り稽古に出かけており、
電話や、メールを確認したのがお昼くらいだった。
その前の晩にも電話があったみたいで、N-nhaから電話をするように言づけられていた。
ここまでは、突然の電話やメールで対応に追われながら
大偉の事を忘れずにいてくれていたんだと・・・
言葉にならないくらい、お礼の言葉もないくらい嬉しかった。
大偉が晴れにしてくれたんだとそう思った・・・。
現場には、R-Seyさん、H-shi、高校のクラスメイトのM-skaさん、K-nta君。
ちょうど・・・まさに16:10。
みなさんにお礼を言い、私達とM-skaさんとで大偉のところへ会いに行った。
入りきれないくらいのお線香と、お花が手向けられていた。
ちょっとした休憩室で・・・色々と話し、最後にはバイト先へ顔を出す約束をした。
中々行けず・・・約束をしてから9ヶ月も経ってから顔をだした。
瞳がキラキラ輝いていて、優しい顔をしていた。
バイト中の合間に色々と話し、目を外す事無く、真剣に私の言葉を聞いていた。
大学は、それぞれの進路によって分かれる・・・しかも
今度は他の高校からも入学してくる。
今までにないクラスの雰囲気になることでしょう。
100人集まれば100人分の性格、個性・・・考え方とさまざまであり
先ずはこの人がどんな人なのか?観察する前に自分から心の扉を開けて
話しをしてみる勇気も必要だし、これからの大学生活で、勉強では教えられない
人との接し方、繋がりを感じてもらいたいなぁ~と思う。
友達の噂話しで、判断する事は自分にとってもマイナス・・・自分自身でちゃんと
接し、確かめればよい。
今まで出合った事のない人を拒絶するのではなく、自分を成長するためにも
沢山の人と話してほしいと思う。
キャパはどんどん増えてきて気が付けば色んな事を吸収する事になるし、
自分の知らなかった事を友達は知っていたのだから、これ以上ラッキーな事は
ないと感じてほしいんだよ。
クラスの仲間は必然で出合ったのだから・・・
いつかきっとわかる時がくる。
話さないなんて、これ以上損な事はないよ。
・・・今度の約束は
オイル交換だよね!
身体だけは大事にしなきゃだめだぞ!
またな。
とにかく四年間頑張ってみろよ・・・
追伸。
飲み過ぎて・・・家に着いたのは1:30過ぎだったよ(泣)
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