平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
5:00am・・・目が覚めた。
起きるにはちょっと早いので布団の中でぐだぐだしながら6:00am過ぎに起き上がった。
大偉とみるちゃんにいつも通りご挨拶をして、昨晩準備した持ち物を
もう一度再確認しながら鞄につめた。
7:20am 梅郷駅から新浦安に向かいながら、i-Padminiから有段DVDを流し、細かく書いた技を再確認。
新浦安に着いたのが8:50amくらいだったかな?
昨日検索して確認したのに、なぜだが自分が思っていたより遅かった・・・?
この時間はもう中央武道館に入っているイメージだったのに。
お散歩バスに乗るか?
歩くか?
H-shiの事を思い出した。
あいつは絶対に歩く。
俺も歩こう!
コンビニで買ったシーチキンのおにぎりとお茶を近くの広場で食べた。
大きな陸橋を上がると、綺麗な富士山が遠くに見えた。
今まで曇っていた心がすっきり晴れた。
左手には大偉の剣とN-nhaの短刀、右手には技名を持っていた。
前を見て、後ろを振り返り・・・・
人がいない事を一応確認してから
「がんばるぞ~!」っと
両手を上げ、大きな声を張り上げた。
中央武道館につき、早速着替え、帯を締めないままトイレの個室に向かった。
まず、大偉の茶帯を腰に巻いた。
大偉の道衣を着て、自分の帯を巻いた。
これで、大丈夫と言い聞かせ道場に入り、安藤先生に挨拶を終え、最後の調整を行った。
審査順を見れば、有段1組目だった。
10:30am・・・・審査をする人達の名前が呼ばれ所定の位置で正座についた。
10:50am・・・・H25年養神館合気道龍 冬の総合審査2日目が内弟子の号令によりはじまった。
少年初段からスタート。
私は、少年初段を見た後に席を離れた。
懐に入れておいた、技名を見ながらイメージをはかったり、
一緒に席を離れていた方に、確認したり・・・・。
今までこんな審査ははじめてだった。
本当は相当不安だったんだろうと思う。(H-shiはまったく余裕の顔)
会う方、会う方・・・今日は受けですか?と聞く方が殆どで
審査なんですと言うと「えっ、そうなんですか?」・・・
受けのイメージが強いみたい。
ロビーでは、軽く雑談しながら技の確認の受けをしてくれたりと、みんながサポートしてくれた。
道場に戻り、昇級の指定技を目を瞑りながら聞き、技のイメージをしていた。
いよいよ、昇段1組目の名前が読み上げられた。
先生への挨拶を終え所定の位置から、規定技二本。
指定技
①後技両肩持ち一ケ条抑え(一)
②座技片手持ち四ケ条抑え(二)
③正面突き肘当て呼吸投げ(一)
④両手持ち呼吸投げ
指定自由技
①正面横面打ち自由技
②後技両肩持ち自由技
③二人取り自由技
途中、技を間違えやり直しもあった。
とにかくいっぱいいっぱいだった。全く余裕はなかった。
二人取り自由技では、最後はスタミナ切れ。上手くさばく事もできなかったし
とにかく、I-ue先生を倒す事ができなかった。
でも、ここまで頑張って良かったと思える審査だった。
毎週、日曜日も含め稽古に付き合ってくれた、H-shi。
二人取りのイメージつくりをしてくれた、M-sdaさん。
プレ審査では、二人取りをしてくれた、K-kariさん。
春風館で技名を読上げ、二人取りをしてくれた、M-ekoさん。
審査では、本当に刺す勢いで受けをしていただいたI-ueさん。
遠くから、見守ってくれたK-noさん。
心配でメールをくれたR-seyさん。
当日支えてくれた、K-oruさん、T-kdaさん、T-chiyaさん、K-okaさん、W-kyamaさん。
笑顔をくれた、N-omiさん、O-kushiさん
最後まで、熱心に指導してくれたJ-im先生。
まだまだ、他にも大勢の方に支えられて審査を無事終了する事ができた。
審査終了後には、O-tsukaさん、M-rtaさんからも良かったと、お言葉をかけていただいた。
12/14にプレ審査を終え落ち込んでいた。
受けるかどうか迷っていた、私を・・・
「田中さん!大丈夫だよ」
と笑顔で背中を押しをしてくれた、M-ekoさんには本当に感謝している。
もしあの時に、声をかけてくれなかったら、きっとこの場所には
いなかったと思う。
本当に、みなさんありがとうございました。
大偉、がんばったね!
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