平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
遠い九州から励ましのメールをいただいて背中を押してくれたり、
近くでは、無言のプレッシャーをかけながら審査稽古に付き合ってくれたりと、
冬審査にむけて着々と進んでいる?・・・
誰もいないトイレの大きな鏡の前で後ろ技の肘の上げ方をやってみたりと。。。
7日の一般の稽古終了後、子供達の審査を取り纏めJ-im先生と話していた・・・
田中さんは、受ける?
「14日のプレ審査に合格したら受けます」
・・・「でも、15日まで待ってくれますか?」と伝えたが不安の方が大きかった。
今回の審査は、はじめから受けると決めてはいたんだけど、間に合えば受けるし、間に合わなければ受けない・・・心が定まっていなかった。
A-ndo先生は、まず決める事。
それから、一度決めた目標に向かって進む事が大事だと言っていた。
自分の気持ちが強く持てない・・・
次の日の8日は9:00~13:00、17:00~21:00まで春風館を予約した。
9:00に道場入りをしてはりつめた冷たい空気の中、30分くらいしたあたりだったかな?
H-shiが来てくれた。
続いて・・・M-sdaさん、M-ekoさん。
H-shiと有段DVDの2巻目目・・・正面打ち側面入身投げ(一)からのスタート。
残り2週間しかないのに、まだこんなところをやっているの?と思いながら
呼吸法まで一通り終えたが・・・・
有段技しかやっていないし、座り技は殆どと言っていいくらい稽古していないし。
とにかく立ち技の動きを覚えるのが精一杯。
自由技も・・・二本連続はしたが三本目はさばきだけ。
短刀取りも、長剣取りも・・・・あぁ~って感じ。
やばい!・・・
こんなんで本当に審査に間に合うの?ちょ~不安。
13:00まで稽古を終え、H-shiの後ろ姿をみながら、
ここで、やっぱり審査は延期しようって言うのは、無しだよね・・・?っと声に出して言ってはみたが
こんなに付き合ってくれて、それはないよなと思いながら、春風館の門で別れ際
じゃ、また来週ね! 今日はありがとうねと言ってみんなと別れた。
夕方・・・・17:00。
再び、春風館に来て鏡に向かって自主稽古を始めた。
しばらくすると。
なんと・・・
来るとも何にも言っていなかったH-shiが道場に入ってきた。
まさか!
「涙がでるくらい嬉しかった」
結局、20:00まで全ての技を稽古し午前中の不安は少し解消された。
午前中には、M-sdaさんに多人数取りの稽古をつけていただき、
イメージはできあがった。
あとは、やるしかないんだが・・・
間に合うか!
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