平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
AM9:30・・・郡山駅で印刷業者の方と待ち合わせをしていた。
相馬市にある会社まで向かう事になっている。
あの東日本大震災の相馬市。
今も常盤自動車道は仙台まで開通していないし、常盤線は寸断されたまま。
車でしか行くことができない・・・約二時間半かかり
PM12:00に着いた。
田舎の山道なので住宅街ではないが
家のカーテンは閉め切り、生活されている様子はなく、
田んぼは荒れたまま。
車は、道がこれしかないところなのである程度は走ってはいるが、
ところどころ除染作業の場所もある。
全然相馬市に近くない場所でもこんな感じ。
相馬市に入ったらどんな感じなんだろうと思いながら、
海岸通りの方しか食事するところがなく旅館?民宿?が
やっているところで食事をした。
ここに着くまでは、惨事の現場を通って来るんだけど
家の土台までぐちゃぐちゃになっているところもあったり、全く景色が違う。
瓦礫は無かったが、全く家がなくなってしまった場所・・・
津波の流れ方影響で無事に残った家。
ちょっとした高台にあった家などは残り、その当時は大惨事だった。
警察車両、自衛隊・・・あたりは泥だらけ、瓦礫だらけだったという。
当時とは違うが、ここであの惨事があったのかと信じられないくらい。
旅館の高さが20mくらい・・・屋上に上がってもダメかぁ~。
あれからニ年。
現場は一生懸命に復興しようと頑張っている。
少しでも前に戻そうと・・・
信号機だけが、人気も、車の通りも少ない場所できちんと動いている。
情報だけしか知らない私はこれから先、何ができるのだろうか?
いつになったら復興する事ができるだろうか・・・?
2013年5月5日(日)・・・
長島監督と松井秀喜選手が国民栄誉書を受賞した記憶は新しいが
私は、この放送を見ながら・・・野球界では次はイチローかな?と思いながら
次の国民栄誉賞は震災を受けた方々、自衛隊、地元消防団の方々、職員、病院関係者・・・
東電の原子炉復旧に努めている方々・・・数えあげたらきりはないが、
愚痴も言わず一生懸命に復旧、復興をしている方々が
次に国民栄誉賞にふさわしい人だと感じた。
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