妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
10月20(月)・・・9:30am 山手線の電車の中。
バイク屋から電話があったのはちょうど一か月前。
前日にあらためて、電話をして4:30pmに伺った。
ガレージの真ん中に大偉の「ZEPHYR 400」が置いてあった。
もう修理が難しい場所も部品の提供により修理ができていた。
エンジンもかかり、懐かしい音が3年5か月ぶりに蘇った。
8割くらいの修理が完了し、タコメータの部品が手に入れば、ほぼ完了する。
来年の20歳の成人式または、誕生日にはできあがるのかな?
あれ以来、バイク屋に預けて少しずつ部品を買い足し、または好意に部品を提供してもらい
3年以上の時を経て蘇る。
エンジンをかけてもらい、心地の良い音を聞かせていただいた。
最後まで、大偉と一緒だったのがこの「ZEPHYR 400」だったからね。
大偉にまた乗ってもらいたいなぁ~・・・
エンジン音を聞きながら自分が興奮していた。
大偉に聞かせてやりたいなぁ~。
喜んでいるかな?
家に戻り、バイクの状況を話しながら・・・
いろいろ話している中で、どさくさに紛れ「免許を取って、俺が乗るよ!」・・・
みんないい顔しないでしょ?
強くは言われないものの、あたりまえの事を言われたが
あのZEPHYRのエンジン音を聞いて、心を動かさない訳にはいかない気持ちになった。
2011年6月2日 16:10・・・
ここで、大偉とZEPHYRが止まっている。
大偉を迎えに行って、家までの道のりを一緒に帰ってきたい。
今は、そんな気持ちです。
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