2014年11月1日土曜日

1日(土)雨・・・責任

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳



稽古場の準備で、玄関前に到着したのが8:20am・・・

すでに大勢の小学生と、引率の先生が空くのを待っていた。

小学生は市内の学校・・・。


稽古前、道衣に着替え色々と準備をしていると、小学生達は吹奏楽部だった。

市内の小・中・高は吹奏楽が盛んで、体育館でよく練習をしている。


稽古終了後、着替え終わり受付前まで階段を上がると、子供のお父さんやお母さんがビデオを片手に撮影をしている。


いつもは、そのままスルーをするのですが、何となく心、魅かれ・・・上から見ていた。


小さい体で大きな楽器を抱えながら縦・横に心を合わせ動く。

しかも・・・

横目でチラ見なんなかしていない。

みんな歩く歩数が体に染みついているのだ。

歩幅もそれぞれ違うのに、それを合わせ一直線に繋ぐ。


途中から、女の子二人がトランペットのソロを始める。


お世辞にも上手とは言えないが、一生懸命に吹く姿になぜか心打たれる。

他の子達も踊ったり、動いたりと自分に与えられた役割を頑張る。


誰一人、逃げ出す事せず。

諦める事をせず。

最後までやりきる。


何度も、何度も繰り返し練習をしてきた。


そこには、「責任」がある。

子供達・・・一人一人の責任が集まり集大成となる最高の発表となる。


支えてくれた、友達、先生、親・・・

裏切る事のできない「責任」がそこにある。


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