平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
熱闘甲子園を見ていた。。。
その日の試合を届けている合間にいろいろなエピソードを紹介していた。
日南学園と草太郎君(そうたろう)・・・。
とても野球が好きな少年で、生きていれば高校三年生。
日南学園に入学して、甲子園に行くぞ!と夢見た少年だったが、
夢かなわず・・・小児がん、12歳でこの世を去った。
「生きていれば、今高校三年生。絶対に甲子園に行ってください。」
草太郎がどんな仲間と野球をやっていたのかを見るために甲子園に応援に行きますとお母さんからの手紙。
その夢は日南学園の野球部が繋いだ・・・
部員一人一人の心の中に、各々の草太郎君の思いが宿っていた。
あった事も話した事もない、草太郎君の想いを乗せて、
宮崎代表 日南学園 3年ぶり 7回目の出場を決め、甲子園に乗りこんできた。
甲子園でも試合前のダッグアウト前・・・円陣になり
「草太郎に一勝を贈るぞ!」
めいっぱいの声をだし、心を一つにする。
お母さんが送った一通の手紙・・・
この手紙を読み日南学園と草太郎君を
「つなぐ」
お互いかけがえのない夏だったろうなぁ~。
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