2015年7月13日月曜日

13日(月)晴れ・・・土台

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳




小関也朱篤(こせき やすひろ)・・・日本体育大学四年の時に

短水路 50M/100M/200M 平泳ぎで日本新をたたき出し三冠となった。


高校時代は、特に目立つ戦績はなく・・・もう辞めようかな?と

思っていた頃、日本体育大学の監督から声をかけられ入学をしたという。


種目は平泳ぎ・・・

しかし監督は、自由形をやるように薦めた。


「なぜ、自由形?」

今まで平泳ぎをやってきたのに・・・なぜ?

最初は戸惑いもあり、理由がわからなかったそうです。


監督は、この選手の肩の使いかた、可動域に注目して

来る日も来る日も・・・クロール。


それでも平泳ぎに出場したい一心で、遠回しに「平泳ぎに出ないんですか?」と

監督に聞くと、「あっ、自由形!」というだけだったという。



大学四年・・・

今まで無名だった選手が一気に大輪の花を咲かせる!


私は、あまり泳ぎは得意ではないので、よくわかりませんが平泳ぎっていうのは

水をかきながら腕の起動は逆三角形を描くように胸に手を持ってくる動作をする

らしいが、小関選手は四角形・・・?

水をかいた腕は四角形を描くように胸にもってくる・・・。


この肩・・・肩甲骨の動きをいち早く見抜き一旦はクロールに転向させるも

最後には平泳ぎに戻し栄冠を勝ち取らせた。


監督は・・・・

「土台の上に・・・さらに土台を」と付け加えた。



何かを始める時、基礎が大事!というが、その基礎の上にさらに基礎を積み重ねる

事により強靭な土台が出来上がる。


土台は、一度つくれば終わりというものではなく、毎日毎日土台を作り上げて

次のステップへと進む。



こうしてこの世に生まれてきて何気なく毎日生活しているけど、「人生の土台」
を毎日コツコツと作り上げているんだなぁと感じる。

少しずつ、人生の・・・生きるすべを

土台を作り、後世の子供達へ残しているんだと。







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