2015年7月6日月曜日

6日(月)雨・・・なでしこ!

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳




アメリカ戦 2対5・・・・この結果どう受け止めるか。




準決勝イングランド戦・・・アディショナルタイムのオウンゴールで2-1で勝利。


全員が駆け寄り勝利を祝う”なでしこ”とは反対にイングランドの選手だった。


Laura BASSETT選手・・・


イングランド選手が崩れ落ちているBASSETT選手に寄り添う写真がとても印象的だった。

川澄のクロスボールがクリアする足にあたり、オウンゴールとなってしまった。


この前回大会の優勝は、本当にびっくりした出来事だったが、今回は危ないシーンは

あったものの、こうして勝ち上がってくるのだから強さは本物・・・


イングランド監督は、BASSETTがいなければここまで勝ち上がる事はできなかったと

労をねぎらい、これまでの活躍を褒め称えた。



この四年間・・・

勝利の裏には、個人が秘めている悔しさは必ずある


試合に出られなかった悔しさ。

怪我での挫折・・・

結果が見えない・・・

自分自身への不甲斐なさ・・・

代表落ち・・・


悔しい思いを上げればきりがない。


でも、歯を食いしばり

自分のため・・・・

最後はチームの勝利のために。


こうして召集された仲間は必然で、一緒に戦う最高のチームを作り上げた。




こうした姿を見ていると、大偉も中学から始めたバレーボールの仲間達は

きっと良い、最高の仲間だったろうなぁ~と思う。


だって、これからの人生・・・一生の友と思える、感じる友人を見つけられたんだからね。

二人で歩いている後ろ姿を見てみたかった。





悔い・・・

負ければ、その悔しさは必ず心の何処かに必ず残る。

勝てば、打ち消される・・・


しかし、勝っても負けても

個人の心の中に悔しさは残る。


その悔しさが次の4年後を育てる。

だから、負けても強くなるんだ。


その悔しさを4年後を積み重ねる1日、1日に精一杯ぶつけて欲しいと願う。


最後に・・・宮間選手が

「みんな文句も言わず、頑張ったと思う」の言葉には

仲間に対するお礼にも聞こえた・・・。



この悔しい気持ちが、人間を成長させる事は間違いない。






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