2015年7月7日火曜日

7日(月)雨・・・願い

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今日は七夕です。

梅郷駅の改札入口にはどこかの幼稚園からいただいた七夕が飾ってある。


あなたなら・・・何を願いますか?




つい先日、今では殆ど1年に1回しか会わない同僚から久々のメールがあった。


昔は・・・

平尾ちゃんがいた頃は、その同僚と三人で月に1回は新宿で待ち合わせをして飲みに行っていた。

その平尾ちゃんも旅立ってしまっている。

転院のメールをいただき、返信したがそれっきり・・・・


平尾ちゃんには、大偉もN-nhaも可愛がってくれて、いつもUFOキャッチャーのお土産を

喧嘩しないように必ず2個持ってきていただいた。


その同僚とは、やじちゃんと私から呼ばれていて

いつも目を配り気を使う、かなりシャイな男であり、その人の内面まで感じ取りながら
話す人である。


ブログも読んでくれていて、ZEPHERの事が書いてあった。



私の願いは、大偉とみるちゃんに会うことです・・・・


いままで夢に一度だけ・・・大偉なの?と思わせる姿が現れたが顔がハッキリしなかった。



6日夜に、偶然にもある子からのメール開き読み返していた。



一か月を過ぎたある日・・・

大偉とお坊さんがお話しをしている夢を見たという。

お坊さんは、大偉とみるちゃんを見送ってくれた住職。




お坊さんが大偉に

「今なにか思うことはありますか?」って聞くと・・・


大偉は


「みんなが笑っていればいい」っていい、

私達家族のみんなが笑っている顔と、その子の笑っている顔を空に映したそうです。

犯人にたいする憎しみの気持ちだけで生きていくことを大偉は望んでいないと・・・

大偉の格好は合気道の道衣をまとい、微笑んでいたそうです。




そんな大偉の気持ちを、私はどう受け止めていいのか?

あらためて、4年が過ぎた今の気持ちにどうぶつけていいのか。


今でも、はっきり大偉とみるちゃんの寝顔は覚えている。


現場に行くと、今でも何方かがお花を手向けてくれている。

お花はなくとも、来てくれている足跡を残している。


お花を手向け振返り・・・

大偉がZEPHERに乗って走ってきた方向を見ると


なんで、こんなところで・・・。


こんなところで、本当に大偉が?

あんなに優しかった子が。

未だに信じられない気持ちでいっぱいです。


これが、大偉の最後だったのか?

こんな最後を遂げ、16年の幕を降ろしたのか?

大偉にあったら何も話さず、

ただ、ただ抱きしめるだけなんだろと思います。


あれ以降の大偉を繋ぎとめて、一緒に歩む。


やじちゃん、貴方ならわかるよね。


秦 基博 「ひまわりの約束」



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