2017年7月7日金曜日

7日(金)晴れ・・・天の川

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


最初に天の川を見たのが・・・北アルプスの涸沢岳のキャンプ場だった。

大偉が5年生の夏・・・その年の4月には奥多摩の大岳山に一泊二日で

出かけたのをきっかけに、北アルプスに行こうをいう事になった。


新宿都庁のバスターミナルから深夜バスに乗り、朝に上高地入り。

途中、沢渡で電気バスに乗り換えるなど、環境保全は毎年厳しくなっている。

一日目は上高地の河童橋から、明神でいわな定食を食べて、徳沢園をすぎて

横尾まで歩いた。




翌日は、涸沢岳のキャンプ場まで延々と登りが続く・・・

目的地までは8時間の行程です。

途中散々歩いたあたりから、お腹が痛いと言いだし「陰に隠れてしたら?」

というと絶対に嫌だといい、結局また横尾まで戻る事になった。

すっきりした後の大偉がこちら↓

挙句の果てに、もう登りたくない!とまで言い出した。

じゃ、ここにいてもしょうがないから家に帰ろうかというと

登るといいだす。

その数時間後がこちら↓


涸沢岳のキャンプ場についたのは3:00pmくらいだったかな?


その日の夜に、大偉がトイレに行きたいという事になり、てくてくと
ヘッドライトをぶら下げていった帰り道。

暗すぎるのと、何百張りというテントで埋め尽くされているので、

自分達のテントのありかがわかない・・・

なんとなく位置関係を予想しながら近づくと、違う人のテントだったり・・・

ようやくたどり着く途中には、無くした時計までみつかった。

テントに入る途中で、顔を上に見上げたら・・・・


今まで見た事のない星の数・・・

はじめは、まったく天の川とは気がつかなかった。

それほどすごい☆だった、


しばらくしてから・・・「天の川」という事にきがついて

そこから先は、ほんとうに川のように流れていた。


数日前からも梅郷駅改札に、多くの短冊が吊りさげられている笹竹がある。

みんなの願いはなんだろうかね。


大偉と一緒に見た、あの天の川をまた見に行きたいと思った。

同じルートで・・・


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