妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
最初に天の川を見たのが・・・北アルプスの涸沢岳のキャンプ場だった。
大偉が5年生の夏・・・その年の4月には奥多摩の大岳山に一泊二日で
出かけたのをきっかけに、北アルプスに行こうをいう事になった。
新宿都庁のバスターミナルから深夜バスに乗り、朝に上高地入り。
途中、沢渡で電気バスに乗り換えるなど、環境保全は毎年厳しくなっている。
一日目は上高地の河童橋から、明神でいわな定食を食べて、徳沢園をすぎて
横尾まで歩いた。
目的地までは8時間の行程です。
途中散々歩いたあたりから、お腹が痛いと言いだし「陰に隠れてしたら?」
というと絶対に嫌だといい、結局また横尾まで戻る事になった。
すっきりした後の大偉がこちら↓
挙句の果てに、もう登りたくない!とまで言い出した。
じゃ、ここにいてもしょうがないから家に帰ろうかというと
登るといいだす。
その数時間後がこちら↓
涸沢岳のキャンプ場についたのは3:00pmくらいだったかな?
その日の夜に、大偉がトイレに行きたいという事になり、てくてくと
ヘッドライトをぶら下げていった帰り道。
暗すぎるのと、何百張りというテントで埋め尽くされているので、
自分達のテントのありかがわかない・・・
なんとなく位置関係を予想しながら近づくと、違う人のテントだったり・・・
ようやくたどり着く途中には、無くした時計までみつかった。
テントに入る途中で、顔を上に見上げたら・・・・
今まで見た事のない星の数・・・
はじめは、まったく天の川とは気がつかなかった。
それほどすごい☆だった、
しばらくしてから・・・「天の川」という事にきがついて
そこから先は、ほんとうに川のように流れていた。
数日前からも梅郷駅改札に、多くの短冊が吊りさげられている笹竹がある。
みんなの願いはなんだろうかね。
大偉と一緒に見た、あの天の川をまた見に行きたいと思った。
同じルートで・・・
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