平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
今日も暑かった・・・
夕方にみるちゃんと大偉に会いに行ってきた。
まだ、暑い。
今日は、天の川の続きをかこうかな?と思っていたが、
海老蔵さんのブログ(早実:清宮幸太郎選手の東京都大会の選手宣誓)
について書こうかな?とも思っていたが・・・
あめトークを見ていたら、高校野球特集をしていた。
見ていると・・・
上田西高校の3年生の引退試合のシーン
先生から、この3年生の引退試合で背番号が渡されると同時に夏の大会の
ベンチ入りはないという事になる。
夏の大会前に佐久長聖高校との引退試合
先生から、レギュラー陣のプレッシャーを感じてこい
ここで打たなければ・・・必至にやってこいと激が飛ぶ
観客には、ブラスバンド、今まで支えてきた両親
そして、レギュラーの3年生。
引退試合に出ている球児は、レギュラー球児のプレッシャーを
感じながら打席に立つ。
打球を追う。
レギュラー陣は、スタンドから精一杯の声をだし、応援する。
互いに支え合ってここまでこれた事に敬意を表し
自分のやるべき事を必死に行っている。
大会へ向けてレギュラー陣への背番号が渡される。
背番号は先生からではなく・・・
引退試合に出た球児から、その引退試合で使っていた
背番号が渡される。
悔しい気持ちもあるでしょう?
情けないと思う気持ちもあるでしょう?
レギュラーにしかわからない気持ち
ベンチ入りができない仲間の気持ち
この引退試合は、そんな仲間を信じさせる事ができた。
この夏の決勝戦は上田西×佐久長聖。
引退試合に戦った相手。
1対1。
延長戦へ。
ノーアウト 1・2塁
この場面で上田西のバッターは・・・
ベンチからの仲間の声援とベンチにいる仲間
支えてくれた方々を思い、打席にたったと思う。
快音が鳴り響き・・・
レフトオーバー・・・
さよなら勝利
上田西のすべての人達の願いをこの小さな背中で受け止め
跳ね返す・・・この精神力。
決して自分だけのものではない。
支える人。
支えられる人。
これがわかった時、一番の力をだすのだと思う。
大偉もバレーボールでは、先輩に可愛がられ楽しかったと思う。
一年生の新人戦からはレギュラーでやってきたが、
あるとき、自分がレギュラーで練習ができるのも
1年から3年の仲間のお陰だという事を言った事がある。
最後の最後の大会は応援にいかなかったが、
私はとても後悔している。
どんな事があっても行けばよかったと今でも思う。
後悔、先に立たずとはこの事だと思う。
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