2013年4月27日土曜日

27日(土)曇り・・・航空自衛隊の親友

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


茨城県小美玉市百里170・・・百里基地


お互いが戦闘機のパイロット。

しかし・・・ある理由から一人は航空自衛隊の広報担当に配属された。


同期の二人が久しぶりに顔を合わせたのが、ここ百里基地。

帰島し、戦闘機から降りる。

お互いがゆっくりと歩み寄り近づいていく。

しっかりとお互いが肩を抱き寄せ抱きしめ合う姿。

ドラマでの1シーン。


ここには、この二人しかわからない

楽しかった事、

辛く、苦しかった事、

色々な思い出が詰まっているんだと。

決して、他の人にはわからない宝があるんだと思う。



この姿を見て、一緒にバレー部で汗を流し競いあった他校の

Y-ki君と重なりあった。

高校は別々に進んだが、いつも連絡を取り合っていた。

自宅出棺の前夜だったかな?お母さんに連れられて来た。

大偉を見るなり・・・泣いて泣いて言葉にならなかった。


一周忌・・・墓前では、ひと目もはばからず泣いていたという事を

管理人の方から聞かされた。


この子を思い出すと・・・

間違いなく一生付き合っていく友達の一人だったんだなぁ~と思う。


今年もお墓に来てくれていた。


あれから二年・・・

負けず劣らずのいい男になっているんだろうね。


0 件のコメント: