平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
茨城県小美玉市百里170・・・百里基地
お互いが戦闘機のパイロット。
しかし・・・ある理由から一人は航空自衛隊の広報担当に配属された。
同期の二人が久しぶりに顔を合わせたのが、ここ百里基地。
帰島し、戦闘機から降りる。
お互いがゆっくりと歩み寄り近づいていく。
しっかりとお互いが肩を抱き寄せ抱きしめ合う姿。
ドラマでの1シーン。
ここには、この二人しかわからない
楽しかった事、
辛く、苦しかった事、
色々な思い出が詰まっているんだと。
決して、他の人にはわからない宝があるんだと思う。
この姿を見て、一緒にバレー部で汗を流し競いあった他校の
Y-ki君と重なりあった。
高校は別々に進んだが、いつも連絡を取り合っていた。
自宅出棺の前夜だったかな?お母さんに連れられて来た。
大偉を見るなり・・・泣いて泣いて言葉にならなかった。
一周忌・・・墓前では、ひと目もはばからず泣いていたという事を
管理人の方から聞かされた。
この子を思い出すと・・・
間違いなく一生付き合っていく友達の一人だったんだなぁ~と思う。
今年もお墓に来てくれていた。
あれから二年・・・
負けず劣らずのいい男になっているんだろうね。
0 件のコメント:
コメントを投稿