平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
大偉とみるるの仏壇前に座り、挨拶後に大偉の力を借りたいと伝えた。
朝起きると曇っていて、たまに降る雨だった。
今日は一年の中でも大事な日となる。
明龍館合同審査会。
私は、受けを担当するが今まで十分な稽古はしていない。
むしろ、受けとして何もやっていない。
当日を迎え不安だった。
仕手のH-shiの参段審査をぶち壊す訳にはいかない。
今まで、一生懸命に稽古を積んで来たのだから。
春日部武道場に向かう途中から、晴れ間が出てきた。
少ない時間の中、簡単な調整・・・
ここまできたら、自分の今までの稽古とシミュレーションと気持ち。
後は大偉の力を借りて最高の審査にするしかない。
もし大偉がいたら、仕手受けで大偉は弐段を受けるのだろう。
最後の見せ場は・・・
どれだけ最後まで、自由技の仕手受けをこなせるか。
息切れをせず、止めの号令がかかるまで全力でできるか。
私は、この全力でできるかに重みをおいている。
自分自身の頑張りと
仕手への敬意
そして、これから次のステージ向かう後輩へのメッセージ。
この頑張っている姿がどこまで伝わるかわからないが
これからもその思いは変わらない。
大偉の審査という気持ちで臨んだ審査。
審査に臨んだ方々を見ていると、もう一度がんばろうと励まされる。
大偉のお陰で、無事に審査を終える事ができた。
大偉・・・ありがとうね。
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