2013年1月10日木曜日

10日(木)晴れ・・・山


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


監査資料作成のため、今日はホテル泊まり・・・

翌日の事も考え、25:00には会社をでた。


シャワーを浴び、ビールを飲みながらTVを回していると


冬の谷川岳 一ノ倉沢を特集していた。

世界で死者が一番多い山のようだ・・・。

こういった方達は、一般の登山ルートではなく、岩登の登攀を中心として

海外の山に行くための練習や、未だ未登攀ルートを競いあって登る方達が

多いと言っていた。


滑落した人がザイルに繋がれたまま、引き上げる事もできない中、

自衛隊が、ザイルを銃で撃ち落として、家族の元へ返したと

いう話しは有名である。
(滑落した人は、死んだままザイルに繋がれ岸壁にぶら下がっていたのである)



冬は家内から禁止されているので、登った事はないが

アイゼンは持っている・・・。

それは結婚する前に購入した物だから・・・


数年前・・・会社の先輩3人で土合駅から

谷川岳に登った事があった。


これが・・・あの土合駅?

登山ピークだった頃は大賑わいだった様子の写真を

見た事はあるが、今ではすっかり寂れている。

これが「幽霊のでる土合駅」かぁ・・・出そうな雰囲気はある。



夏の晴れた良い天気だった。

一日目、山頂ではないが、山小屋の横でテントを張った。

その翌日の朝・・・

ゴロゴロという響きは聞こえるが、これが雷とはわからず

山小屋を覗くと・・・


主人に・・・

まだ居たのか?

早く下りろと怒鳴られた。


上空でゴロゴロと鳴り、雨も酷くなってきた。

歩きながらしゃがんだり散々だった。

しかも・・・

川幅が少しだけ広がり、ものすごい勢いで濁流のように流れ落ち

しかも濁った川の中では、石が流されゴロゴロ聞こえる。

2時間くらい身動きが取れず川の流れが緩やかになったのを

確認し、ルート偵察に私が向かい・・・

安全な事を確認し、ザックを背負って下ったという経験が

あるが、TVを見ながら「また、行きたいなぁ~」と思った。


靴の中は、川を横切った時に、中までびしょびしょとなったが

靴下はアクリル繊維なので絞ってまた履けばまったくといって

良いほど違和感はない。



土樽駅から湯沢駅に向かい、駅に隣接している蕎麦セット+入浴で

散々ビールを飲んで帰った記憶がある。

大偉はまだ、おちびちゃんだった頃だけどね。


もっといろんな所へ連れていけばよかった・・・



0 件のコメント: