平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
普段より家を出る時間が遅れた!
柏に着いたのが7:50分過ぎかな?
普段は上野東京ラインの7:47を乗るんだけど、今日は7:54分。
これでも直通なので、新橋には8:35分で十分に会社は間に合う。
だいたい常磐線では、連結にある優先席の前に立つんだけど、
乗りこんでホーム側ではなく今日は、そのまま乗りこんだ優先席の
真中の棚に荷物を置き立った。
北千住で、私から見て右に座っている女性が立った。
横の方が、私に「どうぞ!」と譲ってくれたので、荷物を棚から下げ座った瞬間、
私の後ろの方が妊婦だったのに気が付き、すぐに「どうぞ!」と言ったが、
大丈夫です!の返事に、次の押しもせず、座ってしまった。
ついこの間の肉離れ依頼、絶対に寝ないと決めていたので、
三人掛けの優先席は私だけ起きていて、回りからみれば、
なんで起きているのに、席を譲らないの?と見ているんだろうなと
思いながら座っていた。
もしかしたら、妊婦ではなくて、病気でお腹がでているのか?
もしかしたら・・・
もしかしたら・・・
と色々な事を想像しながら、ただのお腹がでている人?
「いやいや、このお腹でそんな訳がない」
失礼な事を言ってしまったかと思っていると
日暮里で空いたので、妊婦の方が座った。
横目で鞄をみても、マタニティーのバッジがついている感がまったくない。
もう一度横目で見てもない。
・・・東京駅
その妊婦が席を立つとき、私の方を見て「ありがとうございました」と言ってくれた。
私は、その言葉に救われた・・・
でもすっかり人がまばらなので、私の状況を知る人は何処にもいない。
でも、今までにこうしてお礼を言われた事がなかったので、嬉しかった。
人としてとにかく恥ずかしかった。
今度はもう一度押すようにしよう!
こんな恥ずかしかった事は久しぶりでした。
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