2017年6月24日土曜日

24日(土)晴れ・・・この世にいてくれて

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


小林麻央さんの訃報を知ったのが・・・LINEニュース。

この朝のニュースで市川海老蔵さんの記者会見の様子が流れていて見ていた。


辛い・・・


海老蔵さんのコメントに中に・・・


「この世にいてくれて・・・」

という言葉が出てきた時は、涙がこぼれた。


この御夫婦は、いつも正直に真正面から向き合ってきて

お互いの持っている愛を、子供達に、回りの方にも

分け与えていたんだろうなと感じました。


最後の最後まで側で看取って逝くも・・・計り知れないくらい辛かったと思う。



「一番泣いた日・・・」というコメントも・・・


2017年6月23日金曜日

23日(金)晴れ・・・ボート

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


・・・久しぶりに家内と大笑いした。

野際陽子の追悼ドラマの中で、娘婿がボートを漕ぐシーンを観て

家族で山中湖に出かけた話になった。


二泊三日の旅行。

大偉が年少だったかな?

帰る前日に山中湖で、手漕ぎのボートに乗った。

はじめて手漕ぎボートに乗る。

ボートと湖水の高さもそれほどなく、少し怖いイメージ。

当然私が漕いで、大偉とN-nhaが乗った。

家内とみるるは、岸で待っていた。


だんだんとコツをつかみどんどん岸から離れていく。

大体30分くらいで、いくらという金額設定だったと思うので

おおよその時間と戻る時間を把握しながら・・・岸にいる家内とみるるの

位置も見ながら子供達と楽しんでいた。


大偉・・・もう帰らないと時間がないよ!

などと話していたと・・・思う。


そんなこんなんで、「わぁ~・・・」


モーターボートが横切った!

波が立ち・・・ボートが大揺れ。

大偉は大はしゃぎ・・・

大偉もN-nhaも泳げる訳がない。

しかも・・・私も。


怖くなって立とうとしたら・・・

「ダメ、立ったら・・・」と声をかけてきてくれた。

だんだんと波がおさまり、さぁ、戻ろうとして岸を見るが・・・


岸にいる人が、みんな米粒くらいでどこに家内とみるるがいるのか?

わからない・・・・


最終日は、私と大偉とみるる。

家内とN-nhaは富士急ハイランドの中にある、催し会場へと別行動となった。





朝から小雨・・・

大偉と車がたくさん展示してあるところを見たり色々とみた。

やっぱり最後は、ボート・・・

今度は河口湖です。

小雨が降っているので、やめようといったとは思うんだけど・・・覚えていない。

スワンです・・・足で漕げば漕ぐほど進むスワンに大偉も大満足!


しか~し・・・

前から大きな遊覧船が・・・


相手も真っ直ぐくるし、こっちも進むし。

いい加減、「ブーン、ブーーン」と。

ようやくターンをして回避・・・

わぁ~、大偉・・・早く、早く

なんて言いながらスワンを漕いでいたと思う。

そんな思い出話しをした。


家内のあんな大笑いは久しぶりだったように思えた。


2017年6月22日木曜日

22日(木)晴れ・・・抱きしめる

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


いつかは旅立つその日まで、大偉と一緒にいたかった。

もっともっと、抱きしめてあげれば良かった。


・・・抱きしめる最後が、あの日とは。

なんとも言えないくらいの、むなしさ、辛さ、悲しさ、切なさ。


大偉は何を感じているのかな?

何を思っているのかな?

そちらでは、何をしているのかな?


どうすれば・・・

会える?









いつかは旅つその日まで、大偉と一緒にいたかった。
もっともっと、抱きしめてあげれば良かった。

抱きしめる最後が、あの日なるとは・・・。

2017年6月21日水曜日

21日(水)くもりのち雨・・・10代、20代・・・

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


大偉・・・22歳

16歳で旅立ってから6年。

10代の大偉を半分しか知らない・・・

20代・・・

30代・・・

40代・・・

知らない。


どんな男になっているのだろう。

どんな6年間を歩んできたのかな?


時がくれば大偉とみるちゃんと、ぽっかりと空いた穴を埋める事ができるだろう。

その先のほうがずっといられるのだから。


それにしても、一緒に時を過ごしていたかった。


少しでも大偉と、みるちゃんを感じながら・・・




事務所の先輩が聞いてきた・・

2017年6月20日火曜日

20日(火)晴れ・・・富士山

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今年は、富士山に行くの?

事務所の先輩が聞いてきた・・・

そういえば、去年は富士山に行けなかった。


大偉と一緒に行った富士山を思い出すなぁ~。

富士山・・・なんか大偉に会いに行く感じみたい。


大偉が使ったザック・・・

ストックをザックの脇にさして。


今年は行きたいなぁ・・・


大偉を思い出しながら。

ここで、こんな事があったな・・・あんな事もあったなと

一つ一つの思い出をかみしめながら。





N-nhaが書いた大偉。





2017年6月18日日曜日

18日(日)曇り・・・いっぱい。

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳



大偉の事・・・いっぱい書いてみたい。

大偉のお友達から、いっぱいいろんな事を聞いてみたい。





エレファントカシマシ
今宵の月のように



https://youtu.be/X--i6_53VXU


悲しみの果て



https://youtu.be/0WZu7L7Hjds



俺たちの明日



https://youtu.be/XKnwDRfMYsE

2017年6月17日土曜日

17日(土)晴れ・・・いつも

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳



大偉は、みるちゃんと今頃何をしているのかな?

二人でじゃれあって遊んでいるのかな?

二人はとても仲良しだから、いつも一緒にいるんだね。


みるるは、大偉の側から離れないで、ちょっと怖くなったり

不安になると、たってぴょんぴょんして「抱っこ! はやく抱っこして!」って

いうもんね。


大偉も、かならずみるちゃんの事を気にしていて、優しくしているんだろうね。

毎日、仏壇にある写真を眺めながら、いつも感じているよ。


2017年6月16日金曜日

15日(金)晴れ・・・小涌園

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳



今日は、家族揃って箱根ホテル小涌園に向かった。

はじめての箱根・・・

もちろん、大偉も、みるちゃんも一緒です。


N-nhaがお休みだったので、この日に合わせてでかけたが

高速も全くの渋滞はないし、天気も暑いくらいの快晴。


小涌園では、ランチビュッフェ・・・

沢山、ローストビーフを食べました。


家内と、N-nhaが食べ物をとりにいき、一人待っている中・・・

大偉がここにいたらなぁ~・・・と思いながら外の景色を眺めていた。

でも大偉は、仕事でこれなかったかな?












卵の椅子

黒卵は意外と美味しかったです!


箱根神社・・・ものすごく厳かな雰囲気




最後は三井アウトレット 御殿場




小涌園に向かう途中では、箱根駅伝の道を通りますが、ほんと狭い。

渡邉ベーカリーに立ち寄って、パンも食べたかったんだけど、

ランチブッフェを食べすぎてしまって・・・


とにかく箱根は、山を登るのも下るのも大変な道だった。

走りながら、大偉はこんな道は楽しそうに運転するんだろうなって。。。


2017年6月15日木曜日

15日(木)晴れ・・・東北新社

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳



中学の時の友達からLINEが入っていた。

今は神奈川で働いているようで、実家に戻ってきたのか?

わざわざ来てくれたのかはわからないが、大偉に会いに来てくれて嬉しかった。


・・・・午後からは八重洲に外出してセミナーの事務局。

隣のブースでは、東北新社の面接会場。


東北新社?・・・

どこかで聞いたような社名・・・でもすぐにわかった。

大偉が声優をつとめた、「サウスパーク」の日本語版をプロデュースした会社。

当時4歳の大偉。

デモテープを送って採用された。


LiLiCo、ブラーザー・コーン、松尾貴史などと肩を並べていた?





面接の受付にいる子達は、サウスパークを知っているのかな?

チャンスがあれば聞いてみたかった。

時々、面接官の偉い人たちが出入りしているのだけど、さすがにこの人達は

知っていると思うけどね。

ここに、この場所にアイクの声優をしていた田中大偉のお父さんがいるとは

知る由もないのは、当たり前の事。


聞いてみるチャンスは、何回かあったのだけれども

そこまで聞ける勇気はなかった。・・・残念です。


大偉を思う気持ちが、偶然にも隣り合わせた東北新社。

とても不思議です。


2017年6月14日水曜日

14日(水)くもり・・・友達

す平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


中学の友達からLINEが入ってた。

今は、神奈川に住んでいる友達。

一番、仲が良かったのかな・・・


仏壇の横にある、Photoフレームからは大偉とN-nhaとみるるの写真が入れ代わる。

高校の時の運動会で、笑っている写真。


この先、一生の友達でいる人も・・・

なんで、こんな事になってしまったのかな?

大偉が何をしたの?

回りを気遣い・・・優しくしていた子が。


1Fの和室。


大偉が最後の最後に寝ていた場所に、私が寝ている。

その横には・・・未だに、2011年6月2日の最後に着ていた服を見る事ができない。

警察から返していただいた、グレーの大きなビニールの手提げ。


きっと生々しい、当時に引きづりこまれるような服なんだろうな。

松戸区検に行き、調書をすべてコピーしているから、なんとなく想像はつくんだけど、

写真で見るのと、実際に広げて見るのとは大違いなんだろう。


松戸区検には、何日も何日も通い続けコピーを取りながら、

時には調書に目をやり・・・泣きながらコピーをとっていた。


目を背けたくなるような、写真・・・

腹立たしくなるような、調書内容・・・


どれもこれも、すべて受け入れなくてはならない辛さ。


これからも家族で乗り切っていかなければならないと思うが


この6月は一年の中で特別な月。

5月の合気道演武大会の開催時期から、だんだんと辛くなる自分がいる。


2017年6月13日火曜日

13日(火)雨・・・メール

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


土曜日の事もあり、大偉の事について、いただいたメールを読み返していた。

2011年・・・色々な事を思い出させる。

格好が悪いけど、久々に電車の中で泣いてしまった。






2017年6月12日月曜日

12日(月)晴れ・・・ようやく

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


N-nhaが、ようやく動き出した。

やっぱり、親がいくら言ってもダメなんだなぁ〜・・・自分もそうだったしね。

最後は、自分の意思が決める。

決めなければ、動かない。

私は、何時も嫌な、めんどくさい事から逃げてばっかりいたので、N-nhaには、諦めずに最後まで頑張って欲しいなと願う。


大偉も、みるちゃんも、応援してね。


2017年6月11日日曜日

11日(日)晴れ・・・懐かしい

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


懐かしい名前が・・・。

何時もなら、家内と買い物に出かける時間なんだけど、

行く予定がなかったので、現場とお墓に出かけた。


現場では、隣の結婚式場の駐車場を管理している方が見えて、話しかけて来た。

少しだけ、お話しをして角にお花を手向けてある事へのお礼を述べた。

ZEPHYRで、挨拶をしてお墓に向かった。


管理事務所にあるノートに目を向けると、友達の名前が4人書いてあった。


お墓に向かうと、綺麗なお花が手向けてあった。


6/5には、中学の時にバレーボールで知り合った他校の友達。
後は、そのお友達。

中学の市内大会で、いつも決勝であたった試合を思い出すよ。

一緒にツーリングにも出かけた中で、楽しかったと思うな。


6/10土曜日には、同じ自動車学校の友達が・・・

一周忌に納骨を終えた後、現場とお墓と、大偉に会いに来てくれた。


M-saka君!
元気にしてるかな?

わざわざ遠い中、大偉に会いに来てくれてありがとう。
お友達も一緒だったみたいだけど、私は知らないので、会ったらよろしく伝えてくださいね。


お墓の前で、以前、お母さんからいただいた大偉へのメールを読み返していたら、泣けて来たよ。


大偉は、旅先で私達の事を見ていてくれているのかな?

見えるのかな?

とにかく、お寺さんも言っていたけど、思ったり、話しかけたり、喋る事が

なによりの供養になり、大偉も安心するんだと。


大偉もみるちゃんも寂しがり屋だからな。


いつも思っているから心配ないからね。。。


2017年6月10日土曜日

10日(土)晴れ・・・知ってる

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


朝5:30に起きて、現場に向かった・・・


手向けていただいたお花を整理して帰ろうとした時、駐車している

車の近くに畑のおじさんが見えた。



畑のおじさんに挨拶をした・・・


「あそこの角に、お花を手向けている者なんですが・・・」



「もう1年くらいになるかね?


「いや、6年です」


「もう、6年かね・・・月日が経つのは早いね」


「自動車学校の子だろ?」


「無茶な運転はしていないんだろうけどね・・・」


「知ってるんですか?」


「あ~ぁ・・・知ってる」


2、3分かな?


最後に、これからもよろしくお願いしますといい、快く返事をいただいた。



R16・・・・結構大きな事故だったと思う


このおじさんも今でも知っているなんて。


畑の脇に置かせていただいている・・・このおじさんが快く受けてくれなかったら


と思うと、感謝しなければならない。






2017年6月9日金曜日

9日(金)晴れ・・・逮捕

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳



ちょうど今日が、トラック運転手が逮捕された日・・・・


でも、大偉が戻ってくる事はない、


時間だけが過ぎていく。



警察の方々の捜査のお陰で逮捕されたが、現場を行く度に


多くのトラックをみながら、その方はここを通っているのだろうか?


何を考えて通っているのか?

今は、どう思っているのか?

と思ってしまう。



あの事故がなければ、お互いの家族は今も普通に暮らしているのだから・・・











2017年6月8日木曜日

8日(木)曇り・・・一人っ子

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


夕食をとりながら・・・N-nhaはもう一人っ子だからさ。


大偉がいるから一人っ子じゃないんだけど・・・・


でもあんな事があったから、一人っ子なんだよ。



大偉は何をやってんのかな?


今ここにいれば、ギャースカと会話しているんだろうに。




2017年6月7日水曜日

7日(水)曇り・・・突然に

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


最後の日は、どんな感じだったのかな?

もう7日。大偉は、こんなになってしまったよ。

2011年の当時のブログを読み返していた。


6月2日 夕方に家内から電話が入る

6月3日 千葉大学へ

6月4日 自宅での最後

6月5日 お通夜〜・・・涙雨

6月6日 お別れ


親父は、ショックで寝込みお袋と一緒に、大偉と最後のお別れはできなかった。

柏警察で、大偉の姿を見て、泣いていた姿を思い出すと、どんだけ不幸な事をしたのかと自分を責める。

事故の事は、誰よりも知っているはずなのに・・・

何故、あの日に電話をする事ができなかったのか?


家内と夕飯をとりながら、録画をしていた「リバース」というドラマを見ていた。


大学4年の冬。今から10年前の事故。

4人で友達の別荘に車で出かけた。

オーナーとその妹は、後から電車で向かったが、駅まで迎えに来て欲しいと連絡を入れる。

すでに4人は、お酒を飲んでいた。

誰が行くか?

お酒を飲んでいるから、行けないというが、このくらい大丈夫だろう?と行かせてしまう。

4人中3人は就職が内定しており、後の一人はは、お酒もはじめは遠慮したのだが、「ノリ」が悪いの一言で、飲ませた。

ペーパードライバー、雪道・・・吹雪、一人。

そんな3人のうち一人はダメだと言うか・・・

全ての悪条件が重なり、スリップで谷底へ落ちる。

事件と事故の捜査が始まるが、色々な圧力がかかり、捜査打切り。

それでも、遺族は何度も何度も、警察に出向いて、捜査を依頼するも進展はしない。

最初から事故ではなく事件と睨んでいた一人の刑事が、退職をしてからもフリージャーナリストとして、4人の前に現れる。


彼女は、彼氏が、雪道で事故に合い捜索中と、はじめてニュースで知る事に。

ついこの間まで一緒にいた彼氏が、今、目の前のニュースで・・・。


大偉の時も、翌日の朝のニュースで流れていた時は、いたたまれない気持ちでいっぱいだった。

警察の方が事故現場を捜索している映像、ZEPHYRが、運び込まれる。


大偉の事故を、その日のニュースで知ったと言う人もいた。

まさか・・・

身内が。

友達が。

つい一時間前に別れた友達が・・・


こんな事が現実に起きるとは、思わないで生活をしている。

気をつけなきゃとは、思っても自分の身に降りかかるとは。

この回のドラマを見て、七回忌を迎えた私達に、何か伝えたい事があるのかな?とも感じる。

その彼女は、ショックからお通夜にも告別式にも、一周忌にも参列できなかった。

ようやく、三回忌で彼氏のもとに行くが、そこであの時の友達を遠目から見ていた。

彼氏は、どんな風に友達に映っていたのか?

その日は、どんな話をしたのか?

聞きたくなり、近づく・・・


大偉もどうだったのかなぁ〜と思ったりもする。

あの日で止まっているのだから。

2017年6月6日火曜日

6日(火)晴れ・・徹夜

平成二十三年
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六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


久しぶりの徹夜・・・・と言っても2:00amくらいまでだけど。


大偉が、まだ幼稚園に通う前だから3歳くらいだったのかな?


その当時は北柏に住んでいて、木場の事務所から家に電話をして、今日は徹夜になるよ・・・


大偉に代わると・・・


「パパ・・・もう帰ってきなよ」

大変だけど、帰ったほうがいいよ・・・と体を気遣う言葉を何度も言ってくれた。


結局、切りの良いところまで仕事をして、タクシーで帰った。


大偉は、もちろん寝ていたけど・・・



優しく言葉をいう、あの声のトーン・・・

今でもはっきり覚えている。


とても優しい子だった。



2017年6月5日月曜日

5日(月)晴れのち雨・・涙雨

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


夕方から川崎付近の空模様が怪しくなり、雨が降ったよう。

退社したのが、21:00過ぎごろ・・・

この時間には、雨は上がっていた。

梅郷駅に着くと、ポツリポツリと降り出した。

つぶが大きいので、自転車を飛ばし自宅付近では、少しだけど強めになってきた。

走りながら2011年6月5日の涙雨を思い出した。


お通夜の日。

あの日も多くの友人が大偉に会いに来てくれた。

21:00を過ぎると急に土砂降りの雨になった。

昼間は、とても良い天気だったのにね。

ほんとに、みんなの帰宅を確認したかのように・・・


堪えていた涙がいっきに溢れ出した感じの雨だった。



大偉は、ほんとうにもういないのかな?


今でも、横に座ってしゃべっている感じがあるよ。


あいたい・・・


ほんとうに大偉にあいたい。


きっとそばには、みるるもいるから。



 



2017年6月4日日曜日

4日(日)晴れ・・ありがとう!

ふ平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


とても腹立たしい事から
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4日の朝に現場に行き、前日の墓前のお花を手向けにいきました。
何人か?来てくれていたようで、花束が置いてありました。

ところが・・・隣の畑の盛り土に「たばこの吸い殻」がささってありました。

なんとも信じがたい光景を目の当たりにし、腹立たしくもあり、残念な気持ちもあり、
言葉にならないくらい・・・。


おバカさんも来たようです。


ここは、当時のお花を手向けてある場所から1mくらい下がった場所にあります。
隣には畑もあり、今では隣接している結婚式場の一角に置かせてもらっています。
というか、何かあればちゃんと移動して置いてくれています。

そのような場所なのに、おバカさんは、畑の盛り土に「たばこの吸い殻をさした」のです。

はっきり言って、そんなおバカさんは来なくて結構です。

自分の品格を、自分で落として・・・恥ずかしすぎる。

低レベルにも値しない、おバカさんは、現場に来るのは今回で最後にしてください。
私からの願いです。


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現場まで足を運んで、来てくれた方々、本当にありがとうございました。

わざわざ時間をかけて、とても暑い中・・・

一人できたのかな?

お友達と待合せてきたのかな?

現場に行くと、たくさんのお花が置いてありビックリしました。

皆さんが手向けたお花を入れるため、持ち合わせていたペットボトルで花立をつくりましたよ。

大偉もきっと喜んでいると思います。

時にこうして思い出していただいているだけで、大偉は幸せだと思うし

親としてもありがたく、息子が大偉で良かったと思う。


ほんとうにありがとうございました。






2017年6月3日土曜日

3日(土)晴れ・・・一緒の稽古

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


今日も朝から、とても良く晴れた良い天気。


I-ueさん、N-okoさんが大偉に会いにきてくれた。


私が合気道をはじてからのお付き合い・・・



事あることに、私を支えてくれてきた方の一人です。


N-okoさんからは、大偉にあてた手紙をいただいた。


ほんとうにありがとうございます。



合気道をはじめていなかったら、当然I-ueさんにも会う事はなかったと思うし、

大偉、N-nhaがいなければ、こんな素晴らしい方とお付き合いする事もなかった。



人との出会い・・・

どんな時に、どんなふうに、訪れるのか・・・関わるのかまったくわからない。


すぐに親密な関係になる場合もあれば、徐々になる場合もあったり


はたまた、なんの気持ちもないまま、急になったり・・・

再会してなったり。



それでも、時は確実に動いている。

人とのつながりは、いつ、どんなふうに訪れるのか。

自分も成長しなければと思う。



野田での稽古。


大偉の写真を置いてある場所で、一緒に稽古をした。


なんか、大偉に見られているせいか、いつもより真剣に稽古をしたような感じ?

大偉の前で、恥ずかしい稽古はできないからね!

とても緊張した。

昨年は、一緒に稽古をする事ができなかったが、今年は一緒に稽古をする事ができて

良かった。






I-ueさん、N-okoさん。

いつもお心遣いをいただきましてありがとうございます。

また夏のBBQでお会いしましょうね。




H-shiからは、大偉によろしく!とね。


2017年6月2日金曜日

2日(金)晴れ・・・七回忌

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


天気予報が外れ・・・暑すぎるとても良い天気となった。

昨日も結局、晴れになったので、もしかしたらそのまま晴れるかな?とおもってた。


これも、大偉のお陰なんだと思う。


6:40に現場につき、菊花を手向けた。




10:15分過ぎに霊園に到着。


お寺さんをお迎えし、開始時間まで、時間があったので色々な事を話した。


1周忌以来の5年振り。


6年前の辛い思いを話すと・・・・


確かに当時は辛かったでしょう・・・・でもこうして6年間を生かされています。


人は、未来にしか進む事ができないので、前を向かなければならない。


この辛い思いは一生引きずって生きていかなければならないが、

大偉に話しかけたり、思い出して話す事は、大偉が安心している事なので、

とても良い事だと言っていた。


家内もN-nhaも、口にはださないがとても辛かったと思うというと、

それはお互い様であり、そうして助け合って生かされているんだと。


自分の生き方を一つの信念とする。

それは心の中にあるものなんだけど、それをお守りをして腕念珠をつけたりして

形にし、自分を守ってくれている。


時には、大偉に自分の生き方が間違っていないのか?と問う事も大事だと・・・。


これから先、命を繋ぐ意味も含めて前を向いていこう。


お寺さんは、N-nhaの事を覚えており、懐かしそうに話していました。


「たられば」・・・はないので、生きていたらどんな言葉をかけるかな?

生きている今はどんな言葉をかけるかな?と考えなければならない。

そう思う事で、接し方や言い方も変わってくる。


この七回忌・・・いろいろなお言葉をお寺さんからいだだいた。





礼拝堂で、ふと横をみるとお袋がハンカチで涙をぬぐっていた。

その時は、とても辛かったな。

それにしても小さくなったな。




夕方、ZEPHYRで、現場に向かった。


当時の時間には間に合わなかった・・・


それにしても、2012年以降の6月2日はいつものように晴れていた・・・・

なぜ、2011年の6月2日は小雨だったの?





法要を終え、管理人さんが今日10:00頃に大偉の友人が墓前にお線香を手向けに

きましたと伝えられた。

すみませんが、お名前をだしますね。


稲垣くん

今日は、大偉のために墓前まで会いにきてくれてありがとう。

私達家族は、中学の時の友達なのか?専門学校の時の友達なのか?

存じあげないのですが、ほんとうにありがとうございます。


家内も、6月2日の命日に一人で会いにくるなんて、前からこの日の合わせ

日程を調整して来たんだろうね?

今はもう来る人がいない中で、こうして来てくれるなんてね。


10:00頃であれば、もしかしたらどこかですれ違っていたのかも知れませんね?

もう少しでお会いできていたのかも知れませんね。


この場をかりてお礼申し上げます。


これから暑くなるので、お身体ご自愛くださいませ。


もし、このブログを見ていたら、メールをいただけると嬉しいです。



2017年6月1日木曜日

1日(木)曇り一時雨時々晴れ・・・16歳かぁ~

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


16歳かぁ~・・・

大偉・・・早すぎるよ。


七回忌法要を迎え、墓前の掃除にいった。


一息つきながら、墓誌を眺めていた。


もし、あんな事がなかったら当然ここに私はいないし、今もみんなで暮らしている。


現実なのか?それとも夢の世界にいるのか?



家内と大偉とみるるの供物を買いに出かけた


いちごオレが売ってない!


大偉の好きな、いちごオレは・・・・


まっしょうがないか・・・あれから6年。


アサヒスーパードライとグレープフルーツの氷結を買った。


他にも豚骨ラーメンなどなど・・・


みるるは、ドックフード。


10歳だから・・・シニア向けです。


みるるの好きなチーズの商品は、今はもう売っていなかった。


大偉も、みるるも早すぎだよ。


これから、色んな事を楽しむ歳なのに・・・


大偉の遊びに行った場所に行ってみたい。


行きたい場所に連れていってあげたい。


大偉の声は、私には聞こえないので毎日を感じながら

これからも前を向いて歩いていこう