平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
・・・久しぶりに家内と大笑いした。
野際陽子の追悼ドラマの中で、娘婿がボートを漕ぐシーンを観て
家族で山中湖に出かけた話になった。
二泊三日の旅行。
大偉が年少だったかな?
帰る前日に山中湖で、手漕ぎのボートに乗った。
はじめて手漕ぎボートに乗る。
ボートと湖水の高さもそれほどなく、少し怖いイメージ。
当然私が漕いで、大偉とN-nhaが乗った。
家内とみるるは、岸で待っていた。
だんだんとコツをつかみどんどん岸から離れていく。
大体30分くらいで、いくらという金額設定だったと思うので
おおよその時間と戻る時間を把握しながら・・・岸にいる家内とみるるの
位置も見ながら子供達と楽しんでいた。
大偉・・・もう帰らないと時間がないよ!
などと話していたと・・・思う。
そんなこんなんで、「わぁ~・・・」
モーターボートが横切った!
波が立ち・・・ボートが大揺れ。
大偉は大はしゃぎ・・・
大偉もN-nhaも泳げる訳がない。
しかも・・・私も。
怖くなって立とうとしたら・・・
「ダメ、立ったら・・・」と声をかけてきてくれた。
だんだんと波がおさまり、さぁ、戻ろうとして岸を見るが・・・
岸にいる人が、みんな米粒くらいでどこに家内とみるるがいるのか?
わからない・・・・
最終日は、私と大偉とみるる。
家内とN-nhaは富士急ハイランドの中にある、催し会場へと別行動となった。
朝から小雨・・・
大偉と車がたくさん展示してあるところを見たり色々とみた。
やっぱり最後は、ボート・・・
今度は河口湖です。
小雨が降っているので、やめようといったとは思うんだけど・・・覚えていない。
スワンです・・・足で漕げば漕ぐほど進むスワンに大偉も大満足!
しか~し・・・
前から大きな遊覧船が・・・
相手も真っ直ぐくるし、こっちも進むし。
いい加減、「ブーン、ブーーン」と。
ようやくターンをして回避・・・
わぁ~、大偉・・・早く、早く
なんて言いながらスワンを漕いでいたと思う。
そんな思い出話しをした。
家内のあんな大笑いは久しぶりだったように思えた。
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