平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
16歳・・・合気道をはじめ
この度、内弟子を卒業し道場を開設した。
道場開きと記念パーティーの招待はがきが届き、出席させていただく事で返信をした。
私も、4年にわたり指導していただいた先生。
今までの生い立ちは詳しく知らないが、
「16歳」
この歳が大偉を思い出した。
お風呂に入りながら、自然と泣けて、泣けて、涙が止まらなかった。
私の心の中で、色々な思いがこみ上げて・・・
先生も私の想像もつかないくらいの苦労をした事でしょう。
寂しく、辛く、悲しい時もあった事でしょう。
たくさんの先生を慕う門下正がいる事を誇りに・・・
これからもがんばって養神館合気道の普及に努めていただきたいと思う。
同好会を任されて、大抵の事は自分で決着をつけてはきたが、先生が野田を離れると聞いた時・・・こればかりは自分では決めきれなかった。
勝浦合宿の懇親会の席で、A藤師範に「なぜ、私が手放したか」
この後、M先生にはこうなってもらいたい、
龍はこうなってもらいたいと、自分の胸の内を伝えた事を思い出す。
16歳かぁ~
これから何でもできる。
いろいろな事を夢見ていた時期だったなぁ~。
大偉はバイクに乗りながら何を考えていたんだろうか?
ちょうど勝浦でI-ue先生と話していた時期が、大偉は一番楽しかったんだろうなぁ~?
「あいつ、本当に良いやつだったなぁ~」
いう言葉が似合う奴だったと、
親バカだけど心の底から思っているよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿