平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
夕方、検見川にある関連会社に仕事の打合せのため向かった。
その帰りは、野田線で船橋から柏に向かった。
新鎌ヶ谷駅・・・大偉の学校の最寄駅。
特別な感情はなかったが、バイクで通うまではここまで
来ていたんだな。
夕食を食べながら、世界のランキングの番組がついていた。
「生まれ変わっても・・・今の両親の子供になりたいか?」
小学生から大学生までの160人にアンケートをしていた。
その前には、日本人の子供は親を馬鹿にしたりしていると
外国人から指摘されており、外国ではありえない事だと・・・。
その話しを聞いてからのアンケートだったので、私は20%
くらいかな?と思っていたら・・・
なんと94%の子供達は、生まれ変わってももう一度今の
両親の子供になりたいと回答をしている。
確かに、私も生まれ変わったら違う両親の子供になりたい
とか、あまり思わない。
これだけ物が溢れている時代、しかも格差社会と
言われている中で、何もしないでお金がありあまり
遊んで暮らしている人もいるんだと思うけど、それ以上の
事は思わないし、今まで歩んできた道にそれほど嫌な事は
なかったと思う。
家内と結婚して良かったと心から思う。
親父もお母さんもよくしてくれるし、周りの親戚の方々からも
いつも良くしてもらっている。
大偉を旅出させてしまう結果になってしまったが、
もう一度生まれ変わっても同じ家族になりたいと
思うし、今度は大偉を成人させてあげたい。
そして・・・
結婚してお嫁さんを見てみたい。
孫と一緒に遊びたい。
親父が大偉やN-nhaにしてきたように、私もしたい
これから先も、家族として生き続ける。
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