平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
夕方・・・仕事にひと段落している自分の頭の中では、お水をかけ、お墓を洗い、みるちゃんと大偉に話しかけている私がいた。
頭の中では、上からそうしている自分を映しだしていた。
我に返った時・・・
こんな事、本当だったら大偉が私にする事じゃんと思いながら、切なくやりきれない思いになってしまった。
毎日、手を合わせお経をあげ・・・
時間があけばなるべくお墓に出向いている。
墓誌に掘られたみるちゃんと大偉の名前・・・
この蓋の奥にと思うと
なぜ?
どうして?
・・・・
色々と思う。
N-nhaは今でも、大偉の事を
お兄っ(おにい)と呼んでいる。
いつもだったら
あ”ぁっ~と
大偉から返事があるのに。
みるちゃんは、N-nhaに寄ってくるのに。
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