平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
今日も朝からいい天気。梅雨を感じさせない・・・。
昨夜、大偉が使っていたiPodの曲を書き換えた。
友達から色々な曲をiTunes経由で入れていたので、家のPCには情報がまったくゼロだった。
iPodの中を消していい?
daiiのiPodという設定情報は残るんだけど・・・
消さないと使えないし・・・
でも、大偉が聞いていた曲としてこれはそのままとって置くか・・・家内も迷った。
もしかしたら、iPodから単純にダウンロードできたのかな?
iTunesで管理しているから、たぶん無理だとは思うんだけど・・・
結局、iTunesへ繋げて消した。
CDをいくつか持ってきてiPodへ登録した。
もちろん、あゆのLove songも・・・
自分で買ったあゆのCDからコピーしてあげて、自分でケースに書いていた・・・大偉らしい字で。
梅郷から野田線に乗り込んだ。
iPodを取り出し・・・あゆのLove Songを聞いた。
2011年6月2日の次の日・・・3日から旅立つまでの間、ずっと流していたアルバム。
やはりこの歌を聴くといつもの思い出すとはまるで違った思いだす感覚となる。
出だしのLove Songの曲・・・
「あゆ=だいい=旅立ちの曲」
いっつも車の中で聴いては、同じだからかえようよと言っていたアルバムが一生忘れる事のない曲になってしまうなんてね。
旅先でも、いっぱい聴いているのだろうか?
今、またその曲を聴きながら電車に乗っていると、運河あたりでもう耐えきれなくなってきた。
でも、大偉の曲として・・・この曲を聴きながら思い出し、自分を戒めようと思う。
6月4日は、家族揃っていれた最後の日。
和室に行き大偉の顔を見るたび、ほんとなの?という感覚。
リビングと和室の境界線があるかのように違った。
4:00PM・・・外出先へ着く。
この時間は、葬儀屋さんと最終打合せをしていたと思う。
明日の段取りなどなど・・・。
お風呂からあがり、洗面所で歯を磨いているとリビングからN-nhaの笑い声。
「・・・これで、いいんだ。」
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