2012年6月1日金曜日

1日(金)晴れのち雨・曇り・・・前日

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


結局、今日も最終退館者となって、日付が変わってしまった。

昨年は、やっぱり仕事が忙しく遅く帰ってきてはいたが、

その日は、私が先に帰ってきていて、リビングで横になって休んでいるところに、バイトから「ただいまぁ~」と帰ってきて、横になりながら「お帰り~」と言った。

4月9日にみるちゃんが旅立ってからは、みんなでリビングに寝ていたから、ちょうど玄関を開けた大偉を横になりながら見ていた。


結局これが、最後に交わした言葉だった。

はじめて交わした言葉は、なんだろうな・・・?

思い出せないけど、今度、家内に聞いてみよう。


つい最近、みのもんたの奥様が亡くなり、記者の前でのコメントに「最後の息を吐くところまで聞けた」的なコメントをされていた。


私達には、それすらなかった。


病院で寝ている大偉に取り付けられた器具は、もはや用がない状態。

よくTVでみる心拍数の器具。

詳しくは、わからないが、かすかに動いていたので「先生、お願いだから・・・」

「まだ、生きてるじゃん・・・」、「手だって温かいし」と言っても、ただただ動いているだけで、何もできない状況。

何回も書いているが、当日は布団にくるまっている大偉の姿しかない。

悔やんでも悔やみきれない。

だから、家を出るときくらいは、ちゃんと顔を合わせ出かけなきゃならないんだよね。

事ある時って、大体そういう時だよ。

ついさっきまで一緒にいた子が、突然旅立つ事になるなんて考えられないよ。



今日は多くの方から、メールや電話、家にまで来てくれた。

みんな、お墓の事だった。

大偉の事を覚えてくださったのですね。

ものすごく忙しくて、なかなか対応できなくてごめんなさいね。


人それぞれ、大偉との思いでがあると思います。

良く思っている人も、そうでないひとも・・・

それでも、直接私にメールや電話をくださってありがとうございました。


では、また明日。


大偉っ!
明日も稽古だからね。

お父っは、ちょっと用事があるので遅れて行くから待っててね。


H-rkaさん。
アドレスは変わっていませんよね?PCからのメールは大丈夫ですか?



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