2011年9月5日月曜日

4日(日)曇り  ふと見ると・・・


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


台風の直撃は免れたが、蒸し暑い。
それにしても、近畿地方では台風の影響で、被害が出ている。
どこまで、日本を痛めつけるのか・・・?


搬送先の病院。

柏警察署。

自宅。

野田市斎場。


両親、兄妹が次々とかけつける。

棺に入った大偉を見ると、涙があふれ出るというもんじゃない。

声にならない。

それぞれが、今までの思い出を思い出し、グッとこらえたり、大声を出して泣いたり・・・。

大偉の棺から離れると、亡くなった事すら感じない。

普通とは言わないがなんでここにいるんだろう?

しばらくして・・・・

大偉に会いにいくと・・・、泣きの繰り返しだ。


ふと・・・仏壇横の写真を見ると・・・

いないのか。

また、目をそらすと大偉は、遅いなぁ~・・・なんて思ったりもする。


2階に上がった手前が大偉の部屋。

最近は、自分と大偉の二役で一言会話をしながら上り下りをしたりする事もある。


お父っ!

おっ、大偉。どうした?

何やってんだ。

という具合に。

そうやっていると本当に出て来てくれる感じがする。


今週の日曜日に、大偉の後輩がお線香をあげに来る予定。
N葉も知っている子で、メールが入った。

大偉が亡くなっって、自宅出棺当日の朝に来てくれた子だ。
よく覚えている。

大偉の化粧された顔を見て泣いていた。

帰りは、家内の親父が車で近くまで送っていった際、大偉への手紙を渡され受け取った。

大偉の耳の横に浜崎あゆみのCDが置いてあった。
その横に、その子から預かった手紙を置いた。

寝ているように綺麗な顔をしていた。

大偉。
また、来てくれるって連絡があったよ。
前のお礼はしたの?

みるちゃんと遊びにおいで!





0 件のコメント: