2011年9月1日木曜日

31日(水)曇り  咲きほこれ・・・

 平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
  六月二日
俗名 田中大偉
  享年十六歳


30日の夜から、今日の朝も色々とメールをしていた。

大偉の事で・・・

返信がまったくない・・・?

きつい事を書いてしまったからかな?

私も胸が詰まる思いで・・・、午前中をなんとか過ごす事ができた。

14:23

たまらず、電話をした。

もしかしたら・・・

このまま、連絡が途絶えてしまう気がした。

色々と話した。

声が聞けて安心した。

なんか、ほっとした。

自分自身も救われた気がした・・・

会社の近くをぐるっと歩きながら話してたが、お寺のガラス越しの掲示板で足を止めた。

ただ止めただけ。

もう少し、話がしたかっただけで・・・

話しながら、その掲示板に目をむけた。


花を支えている枝
枝を支えている幹
幹を支えている根
根は見えねえ
なあ

みつを

と書いてあった。

住職が書いたのだろうか・・・

「花」は・・・子供達かな?
「枝」は・・・お父さんや、お母さんかな?
「幹」は・・・お爺ちゃんや、お婆ちゃんかな?
「根」は・・・
親戚の方かな?
私達を支えて下さっている方達かな?
祖先かな?

今では、大偉もみるちゃんも「根」となって小さな体で、私達家族を支えているんだなぁと感じた。

俺を支える歳には、まだまだ早すぎるよ。

もっと、もっと色んな花を咲かせてもらいたかった。

咲かせてやりたかったよ。

大偉も悔いが残っているでしょ?
みるちゃんも・・・

お父っは、悔いだらけだよ・・・。

大偉が、生まれた時からやり直したい。

戻りたい・・・

大偉。みるちゃん。

そっちの世界では、続きの人生を、枝いっぱい花を咲かせて、

咲きほこってね。

いつか見せてよ。

楽しみにしているから・・・

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