妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
前日の日。
会社の上司から、訃報が2件のメールがPHSに届いた。
一人は、入社以来可愛がってくれた方と、別部署の後輩だ。
お通夜に向かう前に、出荷する業務があったので、急いで仕上げるために作業場に入った。
ふと・・・頭を、大偉の事がよぎった。
被ってしまった。
事故当日、pm10:00過ぎだったと思う。
習志野から妹夫婦の車に乗り、柏警察署に駆けつけた。
pm6:00過ぎに、大偉が亡くなった事を電話で告げてから・・・
何も語らない大偉と柏警察署の奥にある倉庫みたいな場所に安置されているところで対面。
声を出して泣く、親父の顔が浮かんだ。
大偉がなくなった時、本当に自分は親不幸だと思った。
家内の両親に対しても・・・。
二度も悲しませるなんて・・・。
大偉は、今何やっているのかな?
みるちゃんは、側にいるのかな?
お通夜には、JAZZが好きだったのでしょう。
アルトサックスとソプラノサックスが祭壇の脇に飾られてあった。
大偉のバイクはまだ戻ってはきていないが、どのようにしたらいいのかまだ決まっていない。
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