2011年11月2日水曜日

1日(火)晴れ ・・・今年も残り


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳

電車の中で、大偉やN葉の事を考えていた。

朝晩の冷え込みもきつくなり、自転車に乗って家と駅の間の5分~6分が寒くなってきた。


今年も残り2ヶ月となった。


大偉がバイクの免許取得に通い、色々と友達との交流が増え・・・。

バイクを親ローンで購入して、益々交流が増え・・・。

バイトも、友達のお母さんの計らいではじめ、夜までがんばっていた・・・。


N葉は、来年高校入学。

大偉は高校三年生となる。


・・・予定だった。


2011年6月2日 16:09に戻りたい。

転倒する1分前。

2011年4月9日 未明に戻りたい。


これが、みるちゃんの運命だったのでしょうか?

これが、大偉の運命だったのでしょうか?

これが、私達家族の運命だったのでしょうか?

これが、私達両親・兄妹の運命だったのでしょうか?


なぜ、あの日布団を被って寝ている大偉を起こして声をかけなかったのか?

なぜあの時・・・?

なぜあの時とばかり、悔やむ。

悔やんでも、悔やんでも。

いくら泣いたって、みるちゃんと大偉の肉体は戻ってこないのはわかるんだけど・・・。


辛くて、辛くてしかたがない。



毎日、毎日仏壇のみるちゃんと大偉にお水をあげ、お線香をたく。


亡くなった二人の子供に手を合わせる。


一番辛い。


慰留品が戻り、半月が経ったが未だにあける事ができない。



今日も、大偉の携帯へメールが届いた。

実感がわかないんだよ・・・って。

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