2011年11月30日水曜日

30日(水)晴れ ・・・側で寝てるよ


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


ようやく、締め処理が終わった。


外出先に行く前に、東芝ビル内の郵便局に立ち寄り喪中葉書を出した。


まさか、息子が亡くなった。


16歳で。


なんて思わないだろうに・・・。


朝、電車の中で急に涙がこぼれ落ちそうになるのをグッと堪えた。


百カ日忌も過ぎているのに・・・
百カ日は、亡くなった命日から数えて100日目の法要です。
「卒哭忌(そつこくき)」ともいわれ、泣くことをやめ悲しみに区切りをつける日で、家族や親族などの身内で法要を営むことが多いです。


もうすぐ亡くなって半年になるね。

この半年、早かったかな?

あまり時間の感覚がないな。


毎日、大偉の事を思って泣いてる。

学校生活の事はわからないけどね。


一緒に出かけたこと。

遊んだこと。

一緒に合気道をしたこと。

食事したこと。

怒ったこと。

泣いたこと。

悩んだこと。

笑ったこと。

いろいろ思い出すけど・・・。


最後に・・・搬送先のベットに横になっていた大偉の顔は



一生忘れない。


救急救命士がこっちを向いている姿も・・・。



大偉っ。

お父っは、その日お話しをしていないんだよ。

帰ってからお話しする事もできなかったんだよ。

あんまりだと思わない?

こんな事が現実に起こるなんて。

せめて、駆けつけた時に少しでも意識があればと思ったよ。

大偉を抱き寄せても、耳元で大きな声を出して呼んでも、胸をたたいても・・・

起きないんだもん。

手を握り返してこないんだもん。


この想い、結構辛いよ。







みるちゃんが亡くなった4月9日。

それ以来、みんなでリビングでみるちゃんの側で寝てたよね。


・・・・それから、大偉だよ。


6月2日。

みぃさんは、ずっ~と みるちゃんと大偉の側で寝ているよ。

お父っは、大偉が最後に寝ていたところで寝てる。

ちっとも、みるちゃんも大偉もこないけど・・・


おとといの夢でね会社で仕事している夢を見てた感覚あって、しばらくしたらお父っはバイクにまたがっていたよ。


明日は、ものすごく寒くなるみたいだよ。
みるちゃんの事もよろしくね。

きっと大偉とみるちゃんのことだから、一緒にいて遊んでいるんだろうね。

じいちゃんとばぁちゃんは、土曜日雨で大変だから天気の良い時に来てもらう事にしたよ。


携帯の解約は、会社の帰りにするね。


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