平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
今日は、天気は良かったけどお昼に食事に出かけた時は、風が冷たかったなぁ~。
帰りの電車の中・・・。
私の知っている大偉は、嫌な事をされたり、思いをしても決してやり返したりしなかった。
子供達には、自分がお友達に良いこと、助けてあげた事は、忘れなさいと教えた。
その代わり、友達から優しくされたり、助けてもらった事は絶対に忘れないで、困った事があったら必ず助けてあげなさい。
いじめでも何でも、その場で見てみぬふりをしている人は、いじめている人と同じなんだよ。
だから絶対にダメなんだと・・・。
大偉は、嫌な事をされても忘れてしまう子だった。
私なら、特に嫌な事をされたり思った人へは二度と何かを一緒にしたいなんて思わない。
それが普通じゃないかな。
でも、大偉にとってはそれは普通じゃなかった。
どんな事でも受入れていたんだと。
合気道という武道は試合がないんだよね。
空手、柔道、剣道・・・いろいろな武道はあるがすべて勝ち負けがある。
合気道は、相手を思いながら稽古して一緒に成長する。
「気」を通わせながら。
人とぶつかりあいながら合気道をするとすぐにわかる。
人と人がつながりあってはじめて合気となり・・・その武道が合気道。
大偉は、生まれた時から合気道の合気を具えていたのかもしれないと時々思うことがある。
ちょっと悪い事しても・・・
N葉と口喧嘩しても・・・
なんだかんだ言っても、優しかったと思う。
本当に、人間が好きだったと思う。
駅の階段をおり正面のコンビニの看板・・・X'masではないが華やかになっていた。
ららぽーとの中は、X'mas一色。
飾りつけをしている店もたくさんあった。
今年のX'masは、大偉もみるちゃんもいないんだな。
プレゼントは、何が欲しかったのかな? なんて思いながら歩いてた。
逝ってしまえば・・・
こんな事もしてあげたかった。
させてあげればよかった。
なんであんな事を言ってしまったのだろう。
まだまだ、一緒にいて・・・
全部、お空から見ている大偉とみるちゃんにしかできないじゃん。
触って触れる事もできないじゃん。
二人とも最後に触れたのは冷たい身体だったんだよ。
戻ってきてよ。
みるちゃんの碧い目。
大人になっても、赤ちゃんのような碧い目。
亡くなってもずっ~と、いつまでも碧い目だったね。
大偉は、今にも起きてくるんじゃないかな?と思うほど静かに目を閉じていたね。
綺麗な手・・・
細くて綺麗な指。
でも・・・
冷たかった。
逝く順番が逆じゃね~か。
逝ってしまえば、その人の思いしか届かないよ。
だから、一生懸命に生きて、しっかりと思いを伝えなきゃならないんだよ。
親として、大偉が自分の子で良かった。
これからも、自慢の息子だ。
男から見ても、大偉のような心の持ち主になりたいと本当に思う。
大偉っ。
風邪ひいてない?
みるちゃんは、お腹大丈夫?
今日は、天気は良かったけどお昼に食事に出かけた時は、風が冷たかったなぁ~。
帰りの電車の中・・・。
私の知っている大偉は、嫌な事をされたり、思いをしても決してやり返したりしなかった。
子供達には、自分がお友達に良いこと、助けてあげた事は、忘れなさいと教えた。
その代わり、友達から優しくされたり、助けてもらった事は絶対に忘れないで、困った事があったら必ず助けてあげなさい。
いじめでも何でも、その場で見てみぬふりをしている人は、いじめている人と同じなんだよ。
だから絶対にダメなんだと・・・。
大偉は、嫌な事をされても忘れてしまう子だった。
私なら、特に嫌な事をされたり思った人へは二度と何かを一緒にしたいなんて思わない。
それが普通じゃないかな。
でも、大偉にとってはそれは普通じゃなかった。
どんな事でも受入れていたんだと。
合気道という武道は試合がないんだよね。
空手、柔道、剣道・・・いろいろな武道はあるがすべて勝ち負けがある。
合気道は、相手を思いながら稽古して一緒に成長する。
「気」を通わせながら。
人とぶつかりあいながら合気道をするとすぐにわかる。
人と人がつながりあってはじめて合気となり・・・その武道が合気道。
大偉は、生まれた時から合気道の合気を具えていたのかもしれないと時々思うことがある。
ちょっと悪い事しても・・・
N葉と口喧嘩しても・・・
なんだかんだ言っても、優しかったと思う。
本当に、人間が好きだったと思う。
駅の階段をおり正面のコンビニの看板・・・X'masではないが華やかになっていた。
ららぽーとの中は、X'mas一色。
飾りつけをしている店もたくさんあった。
今年のX'masは、大偉もみるちゃんもいないんだな。
プレゼントは、何が欲しかったのかな? なんて思いながら歩いてた。
逝ってしまえば・・・
こんな事もしてあげたかった。
させてあげればよかった。
なんであんな事を言ってしまったのだろう。
まだまだ、一緒にいて・・・
全部、お空から見ている大偉とみるちゃんにしかできないじゃん。
触って触れる事もできないじゃん。
二人とも最後に触れたのは冷たい身体だったんだよ。
戻ってきてよ。
みるちゃんの碧い目。
大人になっても、赤ちゃんのような碧い目。
亡くなってもずっ~と、いつまでも碧い目だったね。
大偉は、今にも起きてくるんじゃないかな?と思うほど静かに目を閉じていたね。
綺麗な手・・・
細くて綺麗な指。
でも・・・
冷たかった。
逝く順番が逆じゃね~か。
逝ってしまえば、その人の思いしか届かないよ。
だから、一生懸命に生きて、しっかりと思いを伝えなきゃならないんだよ。
親として、大偉が自分の子で良かった。
これからも、自慢の息子だ。
男から見ても、大偉のような心の持ち主になりたいと本当に思う。
大偉っ。
風邪ひいてない?
みるちゃんは、お腹大丈夫?
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