2012年2月16日木曜日

16日(木)曇り・・・つながり

平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


もし、すべての人が、

「相手を思う気持ち」を今まで以上に持てたら。

もう少しだけでいいから、持っていたなら・・・


大偉は決して、置き去りにされなかったでしょう。




平成16年に子供達と一緒に合気道をはじめた。

「つながり」

稽古を重ねるうちに、これが「つながり」なのかな?と思った。


それは、自分一人ではできない。

相手がいてもできない。


・・・相手を思う気持ちがなければ、「つながり」は生まれてこない。


ただ、ただ無心で相手と気持ちを合わせる事ができたときに感じる。


別に、合気道をしている時だけはない。


普段の生活の中でもつながりを感じる。


親子のつながり・・・

兄妹のつながり・・・

友達とのつながり・・・

恋人とのつながり・・・

会社関係のつながり・・・


ブログを見てメールを下さる方からのつながり・・・


だいいを旅出させてしまった私達の悲しみを取り除く事はできない・・・

ただ、悲しみを共有し寄り添う事はできる。


確かに・・・その通りだなぁ。





別に、悲しい話だけではなく普段からでも相手とお話ししていると、

今、この人とつながって話してしるのか、いないのか・・・

同じ話しをしているが、気持ちは違うところにあるなぁ~・・・など、すぐにわかる。

私も気をつけないと・・・


大偉の友達や、

顔も見た事がない方・・・

うる覚えで、たぶんわからない方・・・。

だけど、こうしてメールを下さり返信しながらお互いの気持ちや、考えを

感情のないPCで返信をするんだけど・・・・


相手の気持ちは伝わってくるんだよね。


精一杯の優しい言葉で・・・

精一杯の心遣いの言葉で・・・


これが・・・「つながり」なんだと思う。


人とお話しをしている時の言葉使いや、声の高さ、速さ・・・色々と繫がると

波長があってくる。

上手く説明できないけど・・・。



大偉の旅立ちで、多くの方とつながりを持つ事ができた。

このつながりは・・・

良かったの?

悪かったの?・・・わからないが、


大偉が最後に残していってくれた。




浦安で稽古をしているS-naoさんからのメール。

一昨年の勝浦合宿で知り合ったが、たぶん顔はわからない。



だけど、大偉を通じて


つながりを持てた。


つながり・・・とても不思議な言葉。


0 件のコメント: