平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
帰りの野田線。
向かいの窓ガラスに映っている私。
よく大偉は、お父さんのヒゲはチャンピオンみたい・・・なんて言ってたのを
思い出していた。
なんで、チャンピオン?
かたちが、チャンピオン・・・
その、ヒゲでよく言う事の聞かない大偉をつかまえて、ヒゲを顔にくっつけ、
じょりじょりさせながら、わき腹をくすぐるお仕置きをよくやっていた。
じょりじょりマンがきたぞっ~
きゃっきゃ、言いながらやられるのを楽しんでいる。
たまに、N-nhaもやられる。
ときには、抱っこしながらぐるぐる回し、まるで宇宙遊泳・・・(したことないけど)
会社から帰ってくると、宇宙やって!と大偉とN-nhaを順番にやってあげて
楽しんでいたよね。
懐かしいよ。
そんな子供達も、よくここまで大きくなったと思う。
特に、大きな病気もせず・・・
最後は、家族にとっておおきな事が起きてしまったけど。
毎日、毎日と朝起きて「おはよう」と挨拶。
帰ってくれば、「ただいま」と挨拶。
だいいとみるちゃんの写真をみながら、ほんとかよといつも思ってるよ。
これから先も、「ほんとかよ」・・・
「ほんと?」
・・・・
そんな気持ちをずっと思いながら、残された人生を一緒に歩んでいくんだね。
2 件のコメント:
この人、小さい頃は声優をやっていた人だと思います
そうです。
何で知ってるの?
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