平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳
録画してあった遺留捜査というドラマを見ていた。
前回は、毎回見ていたんだけど・・・今回は特に見ていなかった。
たまたま、家内が見ていたので一緒に見ていただけだった。
その内容は・・・
フラメンコを習い・・・色々と劇団トップのイザコザに巻き込まれ
歩道橋から転落させられて亡くなった。
10年続けて、芽がでなかったら辞めるつもりだった。
その最後の舞台を、初めてお母さんと見たフラメンコの場所で。
はじめてお母さんに買ってもらった、パリージョ(両手に持つカスタネット)を使い。
その最後の舞台を一番いい席で見てもらいたいお母さんにチケットを送ったが、その場所にくるはずのお母さんの姿は最後までなく、RESERVEの札だけが残った。
娘の思いは、お母さんには届かなかった。
誰から届いたのかわからないチケット・・・。
娘は、差出人を隠していたのだ。
その時、はじめて真相が明かされた。
残ったお母さんには、後悔の念だけが残った。
あの娘からだったのか・・・と。
このドラマを見てものすごく感じた事・・・
思いを伝える時、何かをしてあげる時、色々な場面があると思うが
相手がわかるだろうとか・・・・
う~ん、上手く説明できないが・・・。
誰が、この思いを伝えたいのか・・・
この「誰」を伝えなければならないと強く思った。
一緒に生活していればわかるが、わからない時、それがこれからの人生を変えてしまう出来事だったりした時は・・・後からなんて説明する?
こうなる事もある。
こうなってしまっては・・・と、ならないようにきちんと伝えなければならないと思う。
そしてそれがわかった時は、感謝の気持ちを自分の心で伝えようと思う。
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