2011年12月22日木曜日

21日(水)晴れ ・・・鳴りっぱなし


平成二十三年
妙法 清澄院日大信士位
六月二日
俗名 田中大偉
享年十六歳


昨日、布団に入ってから本当にマスキングしないでいいのかな?と思った。


家に帰り、家内にそうするよと伝えたが、険しい顔をしていた。


記録を読む時は、私がマスキングをしてあげればいいと思うんだけど、まだ慰留品も見れない私がそれで本当にいいのか?と悩む。

遺留品は、布団の横にあり傷がついたヘルメットしか見れていない。




会社を出てふと大偉の携帯がいつもなっていた事が頭をよぎった。



出ることができない・・・。



ただ、・・・ただ、見ていることしかできなかったな。



ニュースで知った子もいれば、友達からのメールで知った子もいたでしょう。


親がニュースを見ていて聞かされた子も・・・。



信じられなくて電話をかけてきた子もいたのでは?



もしかしたら・・・・という不安と、願いとが交差しながら。


それでも、受ける事ができなかった。

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